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石川 正博 院長の独自取材記事

さくら歯科医院

(名古屋市緑区/徳重駅)

最終更新日:2025/12/02

石川正博院長 さくら歯科医院 main

名古屋市緑区の閑静な住宅街にたたずむ「さくら歯科医院」は、前身「ごとう歯科」の時代から地域に深く根差し、患者一人ひとりに寄り添った歯科診療を提供してきた。2007年に同院を継承した石川正博院長は、大学卒業後、複数の歯科医院で研鑽。その経験を生かし、同院では虫歯や歯周病治療はもちろんのこと、噛み合わせや顎関節症の治療にも注力している。自らもこの地域の住民であり、「患者さんとの距離の近さを大切にしながら、地域全体の歯科予防の意識を高めていきたいです」と言葉に力がこもる。今回のインタビューでは、石川院長の専門分野である顎関節症や日々の診療で心がけていること、そして歯科医療にかける思いなどを詳しく聞いた。

(取材日2025年11月10日)

地域に根差し、噛み合わせ治療や予防歯科に注力

長年、この地域に根差して診療されていると伺いました。

石川正博院長 さくら歯科医院1

はい。もともとは「ごとう歯科」という名前のクリニックでしたが、長年この地で診療を続けております。私は大学を卒業後は複数の歯科医院に勤務し、虫歯や歯周病治療だけでなく、噛み合わせや顎関節症の治療についても研鑽を積んでまいりました。一通りの治療技術を習得し、開業を考え始めた頃に、ご縁があってこの地に参りました。そして、2007年に継承と同時に私自身もこの地域に住むようになり、地域の皆さんと近い距離で診療にあたっております。この地域の方は歯科予防への意識が高く、メンテナンスで通院される方が多いと感じています。

どのような患者さんが多く来院されていますか?

年齢層は、若い方からご高齢の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。小さなお子さんを連れた親御さんの来院もあります。症状としては、歯周病の治療やメンテナンスの方が多いですね。虫歯治療のご相談も一定数あり、中には口腔状態があまり良くない方もいらっしゃいます。そのような方には、虫歯を治療するだけで終わらせず、その後のメンテナンスの重要性をお伝えし、定期的に受診することをお勧めしています。

マウスピース型装置の作製に力を入れているそうですが、具体的に伺っても良いですか?

石川正博院長 さくら歯科医院2

歯ぎしりの癖がある方については、マウスピース型装置を作製して対応することが非常に多いです。マウスピース型装置は、夜間寝ている時に装着していただくことが一般的ですね。また、顎関節症の症状がある方についてもマウスピース型装置を用います。「炎症と力のコントロール」という考え方を重視しており、歯を長持ちさせるためには、歯周病などの炎症と噛み合わせによる歯への負担のコントロールが必要になってきます。患者さん一人ひとりの歯型を採ってオーダーメイドで作製します。院内の歯科技工室で一つ一つ私自身が作製しております。

多角的な視点で顎関節症治療を提供

顎関節症の原因は、噛み合わせ以外にもあるのでしょうか?

石川正博院長 さくら歯科医院3

はい、顎関節症の原因は一つではありません。顎関節症は、単に顎だけの問題と捉えられがちですが、実際には全身のバランスや生活習慣が複雑に絡み合って発症するケースもあります。そのため、問診では睡眠の質や日中の食いしばりの有無、ストレスなど、さまざまな情報を丁寧にヒアリングすることを心がけています。患者さんご自身が気づかないような些細なサインも見逃さずに原因を探ることで、より良い治療へとつなげていきます。顎関節症の痛みが強い方には、応急的にマウスピースを作製することが多いですね。まずは痛みの軽減を優先し、その後に口腔内の治療や調整を行っていきます。

顎関節症の症状としては、顎の痛み以外にどのようなものがありますか?

顎が痛むことに加えて、口が開かない、口を開ける時にカクカク音がするといった症状もあります。少しでも顎に痛みや違和感があったら、遠慮なくご相談いただけたらと思います。ただし、顎関節症は自然に治るケースもあるため、カクカク音がするからといって、すぐに何か治療が必要というわけではありません。痛みが強くて食事ができないなど、日常生活に支障が出るような場合に治療を検討します。

顎関節症の治療において、患者さん自身でできることはありますか?

石川正博院長 さくら歯科医院4

もちろんです。マウスピース型装置の使用と並行して、日中のセルフケアも非常に重要です。特に、マッサージとストレッチは意識して行っていただきたいですね。お風呂に入っている時などに、リラックスした状態で顎周りのマッサージをしたり、食事の前後で口を大きく開けて筋肉を伸ばすストレッチをしたりすることをお勧めします。

患者一人ひとりと向き合い、痛みの少ない治療をめざす

「MI治療」について教えてください。

石川正博院長 さくら歯科医院5

MI治療とは、Minimal Intervention(ミニマルインターベンション)の略で、「最小限の介入」を意味する歯科治療の考え方です。どんなに優れた歯科素材でも、天然の歯に勝るものはないので、なるべく自身の歯を削らず残すことが非常に重要だと考えています。そのため、当院では虫歯だけを狙って削り、健康な歯へのダメージを抑えることを重視しています。ただし、虫歯の状態によっては、今しっかりと削ったほうが将来的に歯を残せる可能性が高まるということもあります。長期的な視点で良好な口腔状態を保てるよう、何をするべきかを総合的に判断し、治療計画を立てるように心がけています。

診療において大切にしていることはありますか?

患者さんの話をよく聞くことですね。当院では歯のクリーニングやメンテナンスも私が担当しております。メンテナンスの時間は比較的ゆっくりと患者さんとお話しできるため、お口の状態を診ながら、治療において不安なことがないかを聞くようにしています。患者さんの多くは、歯科治療の痛みに対する不安を持っています。痛みを伴う治療には歯科麻酔を行いますが、その歯科麻酔が怖いという方も少なくありません。そのため、当院では麻酔時の痛みを軽減させるための電動注射器を導入しています。麻酔薬が入る際の痛みを軽減するために、電動で一定速度で薬液を注入する仕組みが備わっています。治療の際の痛みが不安でなかなか歯科医院に足を運べない方がいらっしゃいましたら、まずはお話を聞かせていただけたらと思います。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

石川正博院長 さくら歯科医院6

これからもこの地域に根差し、地域の皆さんのお口の健康を見守っていきたいと願っています。長期的にお口の健康を保つためには、やはり定期的なメンテナンスが重要です。虫歯の治療だけで歯科医院への通院を終えてしまう方もいらっしゃいますが、治療後の予防こそが最も大切です。これからも患者さんとコミュニケーションを取りながら、予防の大切さを伝えていきたいと考えています。また、顎関節症などで痛みや不調を感じることがあれば、我慢せずにぜひご相談ください。お口の中だけでなく、顎周りの筋肉の状態なども含めて総合的に診断し、一人ひとりに合った治療法をご提案させていただきます。今後も地域の皆さんの健康に少しでもお役に立てるよう、現在の診療の延長線上で、できる限りのことを続けていきたいです。

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