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城戸 秀美 院長の独自取材記事

クローヴァ歯科クリニック

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2020/04/01

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会った瞬間から満面の笑みで、相手に対しても分け隔てなく心を開き、受け入れてくれるような優しさを持った「クローヴァ歯科クリニック」の城戸秀美院長。小児歯科が専門の城戸院長を中心に、一般歯科、矯正歯科の専門家が一体となり地域住民の歯の健康を後押ししている。院内は診療科ごとに治療室を分けており、小児の診察室の天井には青空の壁紙が。思わず「かわいい!」と声を上げてしまうほどで、患者を楽しませる工夫に満ちている。幼稚園や保育園の園医も務めており、言葉の端々から「本当に子どもが好き」ということが伝わってくる城戸院長に、診療スタンスや主な患者である子どもとその親への思いを聞いた。
(取材日2017年6月29日)

小児歯科を専門とする歯科医師が集うクリニック

長年、小児歯科に注力したクリニックなんですね。

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1994年の開院当初から小児歯科に力を入れて診療してきましたが、特にここ数年は、私のほかにもう一人、小児歯科を専門とする歯科医師が診療に加わりましたし、スタッフの中に小児歯科の専門的な知識を持つ歯科衛生士がいるなど、小児歯科を得意とするスタッフが充実してきました。スタッフは全員で18人ほどおりますが、そのうち10人以上が小児の専門家。ですから、これまで私一人では診きれなかったこと、例えばお子さんのお口周りや舌の筋肉の使い方のアドバイスのほか、舌小帯(ぜっしょうたい)という舌の裏側に付いているヒダの異常により発音に問題が出ることがあるのですが、そういったお子さんへの発音指導なども行っています。小児歯科のスペシャリストが増えてきて、私自身も負けていられないなと刺激を受けているところです。

かわいらしい院内ですが、こだわりを教えてください。

内装はほとんど私の趣味のようなものなんです(笑)。カラフルな壁紙にキャラクターのシールを貼っているのですが、これはスタッフ全員で定期的に貼り替えています。みんな楽しんでいますね。それから、お子さん用のユニットにはキャラクターがプリントされたカバーをかけていますが、これもスタッフの手作り。もちろん、プレイルームには絵本やおもちゃを用意していますので、待ち時間も楽しく過ごしていただけます。

先生はどんなお子さんだったんですか?

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小さい頃は、すごく変わった子って言われていました(笑)。こう思ったら、のめり込んでしまうみたいなんですよね。中学時代はバスケットに夢中になって、朝練から何からとことんやり、それしかないという感じでした。また、細かいことをするのが小さい頃から好きで、セーターを編んだり、小さい人形を作ったりしていました(笑)。小学生の頃には友達にも好評で、みんなから作ってと言われて。今でも子どもの誕生日には手作りのものを贈っています。

子どものうれしい言葉に感動する日々

小児の歯科医師になりたいと思ったきっかけは?

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高校1年生の時に、アメリカのとあるSF映画を見たんです。医師のグループが小さくなって、人間の体の中に入り、異物を除けたり、体を治したりしていくというような内容なんですね。人間の体の仕組みや、病気が治る過程が面白く、医学部や歯学部に興味が沸いてきて。歯学部に入ってみると、手先を使う作業が多かったので、「これは私に合ってる!」と思いました。もともと細かい作業が好きなので歯科医師という職業は適職だと思います。中でも子どもがすごく好きだったので、小児歯科に進みました。昔から私、道端に子どもがいるとじっと見てしまいます。電車の中でも赤ちゃんと目が合ったら、手を振ったり「ばぁ」とか言って笑わせるタイプなんです。

診療では先生の幼少時代の体験も生かされているそうですね。

小児歯科医師になった時は、ずっと夢見てたことだったのですごくうれしくて。もう、小児しか頭にありませんでしたから。私は小さい頃から甘い物が大好きで、虫歯も多く歯医者が嫌いだったし、小学4~5年生の時に前歯にボールがぶつかって折れたり(笑)、子どもの「痛い」とか「嫌だ」という思いをよく知っています。だから、絶対に嘘は言わない。ここに来るお子さんに今日は痛くない? と聞かれて、痛くないよと答えると、「先生は嘘つかないもんね」って言ってくれるんです。それを聞くと、ぐっときて感動してしまいます。また小さな頃に来てくれていた子が、成人になっても「歯医者さんはここの雰囲気じゃないと……」と、クリーニングのために時々顔を見せに来てくれるんです。小さかった子が立派な社会人になって、その成長に驚かされるのと同時に、大人になっても歯を大切にしてくれていることが本当にうれしいですね。

こちらでは、小児・一般・矯正と、専門に分かれているんですね。

そうなんです。専門的な先生同士、3本柱でやっていこうと。大人と子どもの歯というのは、神経の距離とか歯の大きさとか、全然違います。ですから、メインがどれ、ということではなく、それぞれの先生が専門を持って診療しています。

プライベートについてもお聞かせください。最近の趣味や休日の過ごし方は?

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最近、テニスにはまっています。実はラケットを握ったこともなかったんですが、今年の3月から目覚めまして。「はじめてクラス」という初心者中の初心者のクラスで汗を流しています。仕事で細かい作業が多くて肩凝りがひどいので、運動しないとダメで。もともとベリーダンスをやっているんですが、それに加えて、仲間と一緒にできるスポーツをしたいなと思って。難しいですが、思った以上に面白くて、今すごく熱中しています。

親と一緒に、虫歯のない子どもを育てていくのが理想

城戸先生の診療方針は?

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歯1本を診るのではなく、お口の中を総合的に診ることを心がけています。歯だけに限らず、口元や口周りの筋肉の使い方が悪いと歯並びに悪影響がありますから、そうした場合は筋力トレーニングを指導するなど、お口に関わることすべてを把握した上で診るようにしています。また治療に際しては、自分の子どもだと思って最善を尽くす、それしかないですね。うちはお子さんに合わせた治療法を3つほど提示し、選んでもらっています。私も昔は、例えばすごく小さな子でも完璧に虫歯を治すのが一番だと思っていたけれど、今はある程度大きくなるまで痛まないように蓋をしてあげて、ある年齢に達したら治療を始めるなど、その子によって治療方法を変えるようになってきましたね。歯医者の怖いイメージをなくし、逆に歯医者に来ることで噛む大切さを学んでもらえたらうれしい。親御さんと一緒に、虫歯にならない歯を持つお子さんを育てていきたいと思っています。

小さなお子さんをお持ちの親御さんに対しては、どのように接しておられるのでしょう?

今は、虫歯で苦労したという親御さん自身の経験をもとに、お子さんを早くから予防で通わせる方が多いですし、ちょっとした歯の色についてご相談を受けることも多いです。「この子のために必要なことをしてあげたい」という気持ちでいる方が多いので、親御さんの精神的なケアも大事にしていますね。治療時には、半分演技で泣く子もいれば、ぐっと手を握りしめて我慢して最後にポロッと涙を落とすような子も。前者に対しては、親御さんの心の負担を減らすためにも「役者さんね」なんて言ってはだめですし、後者に対しては「お母さん、お子さんはこんなに我慢してたんだから、抱きしめてあげてくださいね」といった声掛けをします。ちなみに、診療の時、私は必ずその子の手や足先を見ます。手がこわばっていたり、足先がぴーんとなっていたりするのは、緊張して我慢しているサイン。お子さん一人ひとりの状況を見て、お子さんと親御さん、双方をケアしています。

近くにある昭和大学横浜市北部病院と連携されているそうですね。

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小児専門の歯科医師なので、大学病院並みの治療はしていると自負しています。ただ、大学病院でないと行えない治療もありますから、母校でもある昭和大学の横浜市北部病院と連携し、自分一人で抱え込まないよう心がけています。頼るべき時は病院にも頼っていて、患者さんを紹介することもよくありますよ。それから、私は以前、障害児施設で2年間診ていた経験がありますが、当院にも発達障害など障害のあるお子さんがかなり多いんですね。例えば自閉症のお子さんだったら、その子特有のこだわりに対応するなど、ケースバイケースで治療を進めています。最初は不安を抱えて来院されたお子さんと親御さんが笑顔で帰ってくれるのは本当にうれしいですし、来てくださったからには最善を尽くしたいと思っています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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