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武西 俊明 院長の独自取材記事

武西歯科医院

(伊予郡松前町/北伊予駅)

最終更新日:2021/10/12

武西俊明院長 武西歯科医院 main

松前町中川原、県道「松山伊予線」沿いにある、トラのマークが描かれた看板が目印の「武西歯科医院」。緑の三角屋根が印象的な建物の中に入ると、ゆったりとした待合室があり、その先に明るく開放感のある診療室が続く。1993年の開業以来、武西俊明院長は「オーダーメイド型歯科医療」をコンセプトに、小児歯科と一般歯科の診療に取り組んでいる。患者のニーズに応える治療を行うとともに、感染症の予防につながる口腔ケアや、健康な暮らしをサポートするための歯科治療などの重要性を患者に熱心に伝えている。そんな武西院長に、オーダーメイド型歯科医療を実現するために心がけてきたことや、新型コロナウイルス感染症が蔓延するこの時代に必要な歯科医療などについて聞いた。

(取材日2020年12月5日)

患者の個性に合ったオーダーメイド型の歯科治療

開業までの先生のご経歴を教えていただけますか。

武西俊明院長 武西歯科医院1

歯科医師をめざして神奈川歯科大学へ進学し、卒業後は国立市の歯科医院に勤務しました。そこは分院も開設している歯科医院で、まず本院で治療経験を積み、その後、分院長を任されるという貴重な経験もさせていただきました。開業を視野に入れて地元愛媛に戻る予定にしていたのですが、親戚の歯科医師からの依頼で、福岡県で数ヵ月間の代診を行いました。その後愛媛へ戻り、大洲の歯科医院に2年間勤務し、その間に開業に向けた準備を進め、1993年に当院を開院しました。

どのような層の患者さんが多いのでしょうか。

年齢層的には0歳児から高齢の方まで幅広く、いわゆる「老若男女」です。この周辺地域の方が中心ですが、松山市・伊予市といった隣接エリアからも、また当院の前の県道を仕事で通られる方なども来院されています。主訴も幅広く、歯や歯茎の痛み、歯茎の腫れ、入れ歯の不具合など口腔内のさまざまなお悩みの患者さんがおられます。もともとはこの土地に特別な縁があったわけではありませんでしたが、開業してから27年、地域の皆さんに支えられながら「かかりつけの歯科」として役割を果たせているのではないか、と思っています。

先生が理想とされているのは、どのような歯科医院ですか?

武西俊明院長 武西歯科医院2

医療には、患者さん一人ひとりに寄り添う姿勢が必要です。もちろん科学的根拠に基づいていることは前提ではありますが、患者さんの個性を大切にして一人ひとりに合った治療を行うことをめざしています。理想としているのは、患者さんの個人差に配慮して、各個人に最適な医療を提供する「オーダーメイド型の歯科医療」です。当たり前のことではありますが、医療のプロとして仕事をしている以上は、患者さんの健康のために全力で臨むということも肝に銘じています。

感染症予防のためにも重要な口腔ケアに注力

得意とされている治療や注力されている治療は何ですか?

武西俊明院長 武西歯科医院3

当院では小児歯科と一般歯科の治療を行っています。何かに特化しているというわけではありません。あえて何が得意なのかと言うとすれば、口腔内の健康を守るための歯科医療の基本となる治療を、当たり前にしっかりできるということでしょうか。口腔内のトラブルや悩みがあるときに、「まずここに相談」と思ってもらえるといいと思っています。患者さんのご要望があった場合や、より専門的な治療が必要だと診断した場合は、各専門分野の治療を行っている歯科医院をご紹介しています。また特に注力しているのは、さまざまな疾患と関連があるとされる歯周病の治療です。

新型コロナウイルスなど、感染症予防のためにも歯周病治療に力を入れているそうですね。

はい。歯周病菌は血流を通して全身を巡るので、心疾患や脳血管疾患など、さまざまな疾患に関連し、悪影響を及ぼすとされています。また、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症の予防対策としても、歯周病や虫歯の治療、口腔内をきれいにしておくことが大事。口腔内をきれいにしておかないと、ウイルスが舌に残りやすい上に、細菌が多い状態はウイルスが細胞内に侵入するのを手助けするともいわれています。ですから、口腔をきれいに保つための治療やケアは、感染症予防の重要なポイントといえるでしょう。当院では「口腔内のケアは肺炎予防につながる」ということを、随分前から患者さんに強く訴えてきました。新型コロナウイルスが流行するこの時代にあって、歯周病菌を取り除くための定期的な口腔ケアにはますます力を注がねばならないでしょうね。

診療に際して心がけているのはどういったことでしょうか。

武西俊明院長 武西歯科医院4

歯科医師に求められるのは、まず適切に診断して治療する技術力。それに加えて、患者さんの心をとらえる感受性と誠意も大事だと思っています。患者さんの中には本音を話さない方もいます。患者さんの声をしっかり受け止め、真の訴えをキャッチした上で、検査・診察をもとに患者さんそれぞれに寄り添った診療計画を立てることを心がけています。真の訴えにできるだけスピーディーに対応するようにも気をつけています。また、当たり前のことですが、「インフォームドコンセント」も大事。そのために患者さんの理解しやすい形で病状や治療内容について説明するように努めています。ですから、初診時は少し時間がかかります。

歯科診療で地域の人々の健康をサポート

歯科医師になろうと考えたきっかけを教えてください。

武西俊明院長 武西歯科医院5

母の同級生に歯科医師がいて、その方と交流があったので、歯科医師という仕事を身近に感じていました。高校時代にハンドボールをしていて、前歯を折るけがをしたことがあり、すぐにその知り合いの歯科医院で受診するよう福岡まで行かせてくれました。信頼できる歯科医師に治療してほしいと思ってのことだったのでしょうね。僕は歯が折れたのがとてもショックだったものですから、歯科医院へ行ったその日に仮歯を作ってくれたのがとてもうれしかったんです。その経験を通して、歯科医師の仕事は人の役に立つ、人に喜ばれるものなのだと実感しました。それが歯科医師を将来の目標に決めたきっかけです。

休日の楽しみや、健康維持のためにしていることは何ですか?

若い頃はダイビングをしたりしていましたし、子どもたちが小さい頃は家族旅行などが休日の楽しみだったりしましたけれども、今はもっぱらゴルフです。歯科医師仲間と出かけることもあれば、異業種の方とプレーを楽しむこともあります。健康維持のためにしているのはウォーキングぐらいですね。ゴルフの打ちっぱなしに行った際はウォーキングして帰るようにしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

武西俊明院長 武西歯科医院6

歯科診療を通して地域の皆さんの健康をサポートできたらいいと思っています。今、特に気になっているのが、最大の危機とも言える新型コロナウイルス感染症の予防です。予防のために、ぜひ歯科でのケアを受けてください。僕も歯科医師としてお役に立てれば幸いです。この時代をともに生き抜きましょう。当院では、ソーシャルディスタンスのために診療予約をゆったりとした枠で入れるようにしています。じっくりお話を聞き、患者さんにじっくり向き合い、丁寧に治療していますので、口腔内のことで気になることがあれば、気軽にご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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