キャリア豊富な歯科衛生士と
連携して行う「育てる」矯正
きなみ小児歯科・矯正歯科医院
(広島市佐伯区/五日市駅)
最終更新日:2026/03/30
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口腔と体の一生の健康を考えた診療を行うことをモットーに、丁寧なカウンセリングや説明で患者に寄り添う「きなみ小児歯科・矯正歯科医院」。各分野の専門家が在籍する同院では、歯科医師同士はもちろんのこと、オールラウンダーである歯科衛生士とも密に連携。時には歯科医師よりも身近な存在となる歯科衛生士は、その豊富な経験をもとに生きたアドバイスを行い、ともに力を合わせて患者が納得する口腔状態をめざしている。院長の河内佳代先生は、近年の患者の傾向として「口の中の発達が不十分な子どもが多い」と話す。段階を踏んだ口腔育成は将来的な健康に結びつくとして、顎の発達など口周りの状態を見ながら、個々に合ったタイミングで矯正を実施しているという。同院が得意とする「育てる矯正」とスタッフ間の連携について河内院長に聞いた。
(取材日2026年3月9日)
目次
小児歯科・矯正歯科の専門家と経験豊富な歯科衛生士が連携し、「口腔から始まる健康づくり」をサポート
- Q小児歯科と矯正歯科どちらも専門的な治療が受けられるのですね。
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A
▲矯正歯科は「なるべく歯を抜かない」をモットーにしている
小児歯科が専門の歯科医師が常勤で2人、矯正歯科を専門とする歯科医師が1人在籍しており、いつ来院いただいても、小児歯科、矯正歯科の専門家の診察を受けることができます。矯正を始めると口の中は複雑になりますから、歯磨き指導を日本小児歯科学会小児歯科専門医の先生にチェックしてもらったり、先に虫歯の治療を進めておいてもらったりと、お互いが連携して進めています。小児矯正は発達を見ながら行いますので、患者さんのお口の中の状態を互いに共有しておくことで、次のステップに移るタイミングなどを話し合って進めることができるのもメリットです。
- Q歯科衛生士の専門性の高さも強みだと伺いました。
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A
▲子どもが自分で歯のケアをできるように指導も行う
当院の歯科衛生士は、小児歯科や矯正歯科に専門が分かれているわけではなく、どちらもこなせるオールラウンダーであることが強みです。歯科衛生士は歯科医師よりも患者さんに近い距離で接しているので、親御さんの悩みを聞く機会が多く、私たち歯科医師はそれを共有してもらうことで、親御さんにより適切なアドバイスができるようになります。歯科衛生士は全員女性で育児経験があるスタッフが多いので、子育ての経験値という面でも助けられています。当院は特に子どもの患者さんが多いため、治療中にそろそろ泣き出しそう、というタイミングを教えてもらうこともあります。
- Qベテランの歯科衛生士も在籍しているそうですね。
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A
▲「初めての歯医者さん」として、優しい声かけを意識している
前院長の代から30年以上勤務しているベテラン歯科衛生士もいます。患者さんやそのご家族のことを把握しているのはもちろん、地域の情報にも詳しく、生活に即したアドバイスが得意です。中には一度退職し、他業種を経験した後に、やっぱりここで働きたいと復職したスタッフもいます。ほかの場所で得た知識や新しい風を運んできてくれるので、クリニック内に違った視点が生まれますし、さまざまな気づきがあります。患者さんの中には2代にわたって通ってくださっている方もいます。当時と変わらないスタッフがいて、また次の世代の患者さんとつながっていけるというのは、ありがたいことです。
- Q注力している口腔育成について教えてください。
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A
▲歯や口の健康が全身の健康状態に大きく関わると言われている
近年気になるのは、口の中がしっかり育っていないお子さんが多いということです。これは多くの歯科医師が感じていることだと思います。体格はいいのに「口の中」が小さいんです。要因はいろいろありますが、乳幼児期の食事などが関係していることが多いと考えています。段階を踏んで「噛む」「飲み込む」練習をしないと、お口は最適な状態に発育していきません。当院では子育ての初期段階にある親御さんに、長く使っていく歯やお口周りの健康が、ゆくゆくは全身の健康につながっていくことの重要性をしっかりお伝えするようにしています。
- Qスタッフとの連携で気をつけていることをお聞かせください。
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A
▲歯科医師とスタッフが一丸となって患者を明るく見守る
毎週金曜の午前中はスタッフとのミーティングの時間にあて、しっかりと情報共有を行っています。伝達事項もミーティング内で行います。昼間の時間帯は診療をしたいという思いはありますが、ミーティングを診療後に設定すると、スタッフの残業が発生してしまいます。スタッフのオンオフに寄り添うこともスムーズな連携に必要だと考え、あえてこの時間にしています。クリニックがブラッシュアップするための大事な時間ですね。また、外部の勉強会に参加したり、講師として招かれたりした際は、そこで得た知識や参加者の反応などをスタッフにフィードバックして、皆で成長できるよう心がけています。
自由診療費用の目安
自由診療とは精密検査料/5万5000円、診断料/5万5000円、マウスピース型装置を用いた矯正/50万~90万円程度(期間:2~3年・回数:24~40回)、第一期治療(混合歯列期)/50万円〜、第二期治療(大人の歯)/80万円〜

