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岡田 幸明 院長、西川 泰 副院長の独自取材記事

岡田歯科医院

(豊中市/庄内駅)

最終更新日:2025/03/13

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院 main

阪急宝塚本線・庄内駅から徒歩圏内の場所にある「岡田歯科医院」は、駅ができるずっと前からこの地の健康を支えてきた歴史あるクリニック。岡田幸明院長の父が開業し、近隣住民との交流を大切にしながら、「断らない診療」を行ってきたという。岡田院長と先代の思いに共感した西川泰副院長も、患者ファーストの診療を実施。要望に応じて一般歯科だけでなく、インプラント治療や歯周外科など専門的な治療にも対応できる歯科医師だ。そんな西川副院長を岡田院長は心から信頼しているようで、取材中も互いを尊敬しているからこその発言が多く見受けられた。技術はもちろん患者との心のつながりも大切にする2人に、診療方針や院内外の連携体制、日々の心がけなどについて聞いた。

(取材日2025年2月19日)

地域とのつながりを大切に、患者ファーストで長年診療

クリニックの歴史や、この地域の特徴について伺います。

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院1

【岡田院長】当院は私の父が1958年に開業したクリニックで、この地で70年近く診療を続けています。開業したばかりの頃は庄内駅もなく畑ばかりだったのですが、土地が開けるにつれて人口密度が上がり、一日に大勢の患者さんが来院するようになりました。当時は予約制という概念もありませんでしたので待ち時間も長く、父は午前9時から午後9時まで、土曜日もひたすら診療に明け暮れていました。それからさらに時は流れ、現在は自分たちと同じように年を重ねた、昔からの付き合いの方も多いですね。また、西川先生が当院に来てくれてからは診療の幅が広がり、勉強熱心で、とても心強く思っています。

お二人が一緒に診療するようになったきっかけは何ですか?

【西川副院長】以前、私の妻が当院で歯科医師として勤務しており、そのご縁でお話をいただきました。当院に来てから13年くらいがたちますが、院長にはさまざまな面でお世話になっています。
【岡田院長】私は逆に、西川先生のお父さまにお世話になっていたんです。私の父も西川先生のお父さまも歯科医師で、気づけば家族ぐるみのお付き合いになりましたね。

診療方針や大切にしていることを教えてください。

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院2

【岡田院長】父の代から地域に根差した診療をしており、継承してからも引き続き当時の診療方針を大切にしています。私は生まれも育ちも庄内で地元の友人・知人もおり、人との交流を通してクリニックも成長してきました。これからは若い世代も新たに根づいてくれるとうれしいですね。
【西川副院長】院長たちがずっと大切にしてきた地域密着型のスタイルは変わらず、常に患者さんファーストの診療を行っています。できるだけ幅広く要望に応えていきたいという姿勢で一般歯科を中心にご提供しています。それに加え、私はインプラント治療や歯周外科など専門的な治療をご希望の方にも対応可能です。もちろん歯を失ったからインプラント、と特定の治療をお勧めすることはしません。高齢の患者さんは入れ歯を求める方も多く、地域性を考える必要もあります。重要なのはご本人の気持ちだと思っておりますので、患者さんと話し合って診療方針を決めていきます。

技術は大事、それに加えてコミュニケーションも大事

クリニックの外科治療における特徴を教えてください。

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院3

【西川副院長】クリニックでインプラント手術をする場合、たいていは歯科医師が手術を実施し、アシスタントは歯科助手などの他職種が担当すると思います。しかし当院では大学病院のインプラント治療の先生をお呼びし、アシストをお願いしています。全身管理もできる環境で、歯科医師2人体制で安全面に一層配慮した処置を行えるのは強みといえるのではないでしょうか。また、歯周外科治療ですが、診療時間を十分に確保しており、検査の際は歯科用CTを活用し、しっかりと分析した上で治療に臨んでおり、必要に応じて骨を増やす、歯茎を移植するなどの処置も可能です。

院内外における連携体制についてもお聞かせください。

【西川副院長】大学病院に行かずとも専門家による治療を受けられる体制が整っており、例えば親知らずの抜歯は大阪大学の口腔外科の先生にお願いするケースもあります。反対に、クリニックでは対応が難しい患者さんを大学病院にご紹介する際もスムーズです。院内連携においては、毎朝のミーティング時に情報の伝達を徹底しているほか、スタッフ全員がインプラント治療の準備を行えるよう、皆がわかる形で必要な知識を教えています。スタッフからは積極的に学ぼうとする姿勢が感じられ、うれしく思いますね。接遇や感染予防といったセミナーも希望があればどんどん参加してもらい、その内容を院内で共有することで全体のレベルアップにつなげています。

患者さんと接する際に心がけていることはありますか?

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院4

【岡田院長】どんな治療を行う場合でもインフォームドコンセント、つまり説明と同意を重視しています。昔はインターネットが普及しておらず、よくわからないからと歯科医師にすべてを任せる患者さんも少なくありませんでした。しかし、今は歯に対して関心がある方が増え、専門知識も簡単に手に入るようになっています。その中には間違った情報もあるからこそ、コミュニケーションが本当に大事だと思いますね。また、私たちは患者さんと対等な立場でありたいと考えています。決して圧を与えるようなことはせず、私たちの存在を身近に感じていただき、フランクに接してもらえるように心がけています。時代とともに素晴らしい技術が誕生し、それに対するニーズも高いのが事実ですが、歯科医院を選ぶ理由が技術だけなのはちょっと淋しいと思うんですよね。患者さんが気軽に相談ができるような頼れる場所でありたいと思っています。

食べる楽しみが失われないよう、全力で健康を支えたい

西川先生が患者さんとの対話で心がけていることも教えてください。

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院5

【西川副院長】治療法をご提案する際は3種類ほど治療計画をご用意し、それぞれのメリット・デメリットのご説明はもちろん、なぜこうなってしまったのか、再びトラブルが起きないようにするにはどうすれば良いかまでお伝えしています。特にインプラント治療は専門的な話になりがちですので、患者さんが理解しやすいよう、言葉だけでなく絵を描いたりツールを使ったりして工夫していますね。そして先ほどもお話ししたとおり、診療では患者さんのご要望が第一です。ご本人の意思で治療法を選んでもらう形を大切にしており、また選択した治療をご満足いただけるレベルでご提供するために日々研鑽しています。

今後の展望をお聞かせください。

【岡田院長】入れ歯やインプラント治療をはじめ、いかなる歯科治療も処置が終わったらそれで終了ではなく、引き続き状態を診ていく必要があります。なので今やっていることを維持・継続しながら、いつまでも地域に根づいたクリニックとして患者さんと関わりたいと考えています。私の父や西川先生のお父さまと同じように、体が少しでも動く間は仕事を続けるつもりです。西川先生もとても協力的で、ありがたく思っています。
【西川副院長】現在の治療の質を落とさないように、今後もセミナーや勉強会に参加していこうと考えています。インプラント治療も歯周外科もどんどん技術が進歩していきますが、常にそれらを当たり前に行える状態でありたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

岡田幸明院長、西川泰副院長 岡田歯科医院6

【岡田院長】口からものを食べられなくなると、それまでの「生きている」という感覚は大きく損なわれるでしょう。咀嚼は人体に不可欠な刺激を与えるものであり、食事は人生の楽しみでもあるため、噛める状態でいることは非常に重要です。簡単に解決できない問題もたくさんありますが、少しでも手助けができるよう西川先生もいろいろな知識・技術を駆使して取り組んでくれていますので、毎日を楽しく生き生きと過ごしたいとお考えの方はぜひ気軽にご相談ください。
【西川副院長】物を噛める人は、噛めない人よりも健康を維持しやすくなるといわれています。患者さんの「しっかり噛める健やかな人生」をサポートできるよう、ご本人の頑張る力もお借りしながら一緒に頑張りたいと思っています。

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インプラント治療/44万円~

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