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米田 智一 院長の独自取材記事

よねだ歯科医院

(大阪市住之江区/北加賀屋駅)

最終更新日:2025/08/12

米田智一院長 よねだ歯科医院 main

大阪市営地下鉄四つ橋線の北加賀屋駅から徒歩3分、北加賀屋交差点角のビル2階にある「よねだ歯科医院」。診療内容に歯科のさまざまな症状を掲げ、1999年からこの地で患者に寄り添う治療を続けてきた。院長の米田智一(よねだ・ともかず)先生のほか、7人の勤務医がそれぞれ専門の分野で治療を担う。夫婦でそれぞれ開業しながら子育てし、後輩の育成にもあたってきた米田院長。スポーツ好きで快活な性格は、後輩からはもちろん、スタッフや患者からも慕われ頼りにされている。さまざまな症状の患者を受け入れ、痛い思いをすることなく健康な歯になってほしいと願う米田院長に、その熱い思いを語ってもらった。

(取材日2017年10月12日/情報更新日2025年8月8日)

めざしているのは患者の要望にすべて応えること

こちらの特徴についてお聞かせください。

米田智一院長 よねだ歯科医院1

当院を開業したのは1999年6月ですが、当時からできるだけ多くの患者さんの要望に応えたいと思っていました。一般歯科に対応するほか、矯正治療や口腔外科、インプラント治療などはそれぞれ専門の歯科医師に来てもらっています。現在は7人の勤務医がおのおの専門を生かした治療を行っており、大学に在籍しながら夜だけ来ている歯科医師もいます。もちろん必要な場合は大学病院を紹介することもありますが、歯科医師同士で治療の方法や方針を相談しながら、できる限りここで対応したいと思っています。そのため、多様な症状を診察できるように体制を整えています。患者さんは午前中は高齢者の方が多く、昼間はお子さん、夜は会社帰りの方というように、時間帯によって患者層の特徴があります。

先生のご専門は「噛み合わせ」とお伺いしました。

大学卒業後、先輩の歯科医院に勤めていた時に、その先生が補綴の専門だったので、自分も影響を受けました。また大学でも勉強をしており、その頃から興味を持っていました。そういったことから、噛み合わせにはこだわりを持って治療に取り組んでいます。例えば噛み合わせを調べるときに使う紙についても、厚さの違う紙を使い分けるようになりました。患者さんが「大丈夫です」と言っても、全然大丈夫じゃないときもあるんです。ご自分ではその噛み合わせに慣れてしまっているから「これが普通だ」と感じても、実際には問題がある場合も多いのです。そのため、それぞれの患者さんに応じた紙を使い、きちんと診ていきます。個人差があるので一概には言えないですが、片頭痛の原因が噛み合わせの悪さということもありますから、噛み合わせというのは本当に大事なものなんです。

歯科医師としてのやりがいを感じられるのはどんなときですか?

米田智一院長 よねだ歯科医院2

歯がほとんどなくなってしまうくらい悪い状態になってしまって、その治療に通って来られていた方が、すっかり治療を終えたときが一番やりがいを感じます。その後、定期検診にもきちんと来られるようになって、ご自分の歯を適切に手入れされるようになると、こちらの思いが伝わったんだと思い、それもまたやりがいを感じます。さらに「今まであまり噛んでいなかったのが、よく噛んで食べるようになった」と言われたりすると、歯科医師としてやはりうれしいです。

「痛み」なく自分の歯でおいしく食べてもらいたい

診察にあたって、モットーとされているのはどんなことですか?

米田智一院長 よねだ歯科医院3

まず痛みがなくなるようにすることが一番です。あとは、できるだけ自分の歯を残し、その歯でしっかり噛んで食べてもらうこと。最近はテレビなどでも、噛む筋肉を動かすことは認知症の予防にもなるといわれていますね。子どもの患者さんには、噛み応えのある物を何回もよく噛んで食べるようにとお話しして、理解してもらうようにしています。ただ、治療については患者さんそれぞれ望まれることが違うので、治療方法の選択をしてもらえるように説明をします。そして、ご自身の事情に合わせてどの治療を選ぶか、患者さんに判断を委ねます。状況は違うけれど、患者さんに満足してもらえるようにニーズに合わせた治療をしたいと思っています。

「ニーズに合わせる」ことの具体的な内容を詳しく教えてください。

一つは夜9時までの診察です。仕事で今まで治療できなかった方も通えるようにと考えました。以前勤めていた歯科医院でも、9時前ぎりぎりに来られる患者さんが多かったので、この地域でもそういう患者さんを受け入れたいと思って続けています。また、恐怖心を持っている子どもの患者さんに対しては、以前「受診訓練」をしていました。治療に使う機械の説明をしたり、鏡を持ってもらって自分の歯を見てもらいながら説明したり、治療するための準備段階として最初の診察を充てていました。最近のお子さんはそこまでしなくても治療できるであろうお子さんが増えたので、笑顔で話をしてなじんでもらいます。あとは、今まで通って来られていたけれども、高齢になって通えなくなったという患者さんには訪問治療も行っています。それから、僕は糖尿病についての知識もあるので、歯周病になるリスクの高い糖尿病の患者さんにも安心して受診してもらえると思います。

印象に残っている患者さんのエピソードなどはありますか?

米田智一院長 よねだ歯科医院4

印象に残っているのは、僕の恩師でありずっと野球をされていた方で、ボールが当たって前歯がすべてなくなってしまったときの治療をさせてもらったことです。私はスポーツ選手の診療経験もあるのですが、スポーツをする方は奥歯を食いしばるから擦り減っている人も多いんです。恩師の先生も元から部分入れ歯を使われていたのですが、それもかなり擦り減った状態になっていました。そのため、きちんと噛み合わせを調整しつつ、その先生の状態に合う入れ歯を作らせてもらったら喜んでもらえたことをよく覚えています。

歯科医師仲間も患者も、成長を見守ることが楽しみ

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

米田智一院長 よねだ歯科医院5

最近はゴルフに行くことが多いです。フットサルも月に1回くらいは参加しています。もともと中学生になる頃からずっとサッカーをしていて、大学でもサッカー部だったので、サッカーはつい真剣になってしまうことがあるんです(笑)。ですが、歯科医師ばかりのフットサルチームなので、みんなけがをしないように、本気にならないように気をつけています。以前、大阪マラソンも走ったんです。何度も申し込んでいたのがやっと当たりまして。その時は毎日5~10キロ走っていました。体が鍛えられていくのがわかりトレーニング自体は楽しかったですが、走るのはもういいかな(笑)。体力を維持しながら、ちょうど仕事とのバランスが取れるくらいがいいですね。

開業以来26年になりますが、振り返って何を感じられますか?

開業以来たくさんの先生が勤務医で来てくれていて、辞めるときにはまた自分の後輩を代わりに連れて来てくれるんです。そうして代々つながり20人くらいになるのですが、毎年1回、歴代の先生が集まって忘年会をしています。大学を卒業したばかりで、一から教えた後輩が成長して、自分で開業して、久しぶりに会うと立派になっているのを見るのもうれしいですね。お互い刺激にもなります。女性のスタッフも、辞めて結婚した子が、子どもを連れて会いに来てくれることもあります。自分の娘も今年、僕ら夫婦と同じ大学に入学し、歯科医師をめざしています。たまにここにも手伝いに来ますが、そうして周りが成長していく姿を見られて本当に良かったと思います。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

米田智一院長 よねだ歯科医院6

「家族ぐるみのかかりつけ医」でありたいです。子どもからお年寄りまで、家族みんなが安心して来られるような歯科医院が僕の理想です。小さい時に診ていた子が、いつの間にか成人して久しぶりに来院してくれたり、もう10年以上前に引っ越してしまった患者さんが、「近くまで来たから歯の掃除だけしてほしい」と言って来てくださったり。そういう長いお付き合いが最近増えてきました。これからもそうしてより地域に根差した存在になっていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/70万円~(税込み)、インプラント治療/35万円~(税込み)

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