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木下俊之 院長の独自取材記事

木下耳鼻咽喉科医院

(川崎市高津区/津田山駅)

最終更新日:2021/10/12

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院 main

川崎市高津区、南武線津田山駅の改札を抜けると、右手に「木下耳鼻咽喉科医院」の看板が見える。駅前すぐに位置しているが、1階が丸ごと駐車場になっており、車での通院にも便利だ。ベビーカーを利用する患者にも配慮し、駐車場からはエレベーターで直接受付に行けるようになっている。明るい院内にはプレイルームもあり、小さな子ども連れの母親にとっても来院しやすい雰囲気だ。実際、楽しんで通院している小さな患者も多いという。「町のお医者さん」でありたいという木下院長に、その診療方針や地域への思いなどを伺った。

(取材日2014年5月13日)

完全予約システムで、待ち時間のストレスを削減

患者さんはどういった方が多いのですか。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院1

多いのは小学校低学年や未就学の児童、特に保育園に通っているお子さんですね。保育園児はいろいろな細菌感染をうつし合って、蔓延しやすいんですよ。特に多い症状は、どろどろした鼻汁が出る、いわゆるどろっ鼻が出る状態で、小児副鼻腔炎というんですが、そこから菌が耳に感染して中耳炎になってしまうんです。ですから、夕方になるともう、当院の待合室は保育園児とその親御さんでいっぱいになります。中耳炎が長引くと、ある程度定期的に治療に通っていただけなければなりません。できることなら毎日でも来ていただきたいんですが、なかなかそうもいかない。なぜなら、保育園児のお母さんたちは育児はもちろん、家事もしなければならない、仕事をしている方もいらっしゃいます。その合間にお子さんを病院に連れてくるわけですから、大変なんですね。

そういうお母さんにとって、こちらの完全予約制のシステムはありがたいですね。

そうなんです。お待たせしないためにどうするかという点で導入しました。耳鼻咽喉科は、特に花粉症のシーズンなどは大変混み合うので、予約制でないと2〜3時間待つことも少なくありません。それでは患者さんのストレスにもなりますよね。小さなお子さんは飽きてしまうでしょうし、お母さんも大変でしょう。ですから、少しでも負担を減らすために、完全予約制にしたんです。結果的に、小さなお子さんを持つお母さんだけでなく、仕事をされている大人の方にも好評をいただいています。専用回線なら24時間対応していますので、いつでも予約可能です。もちろん、診療時間中であれば受け付け窓口の者が直接対応しますから、プッシュホンでの予約が苦手だという方は、通常の電話予約も対応いたします。

駐車場から直接エレベーターで上がれるのも、小さな子ども連れには嬉しいですよね。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院2

ベビーカーを使っていても、駐車場から直接入ってこれるようにしたかったんです。お子さんが小さい場合はもちろん、通院するのは小学生でも、その下に小さな兄弟姉妹がいるケースもありますから、ベビーカーを使っている方は少なくないのです。ですから、可能な限り待ち時間を少なく、移動もラクにしたかった。なるべく患者さんの負担やストレスをなくすことは、気持ちよく通院してもらうために大切なことだと思っています。

患者の負担を、極力抑えた治療を提案

先生が耳鼻科咽喉科の医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院3

もともと、父がこの場所で歯科医院を開業していました。父の背中を見て育ったので、将来は医療関係の仕事に就こうと、漠然と考えてはいました。ただ具体的に進路を決める頃、父はまだバリバリの現役だったので、違う領域で医療に関わりたいと思ったんです。そこで日本医科大学に進学したのですが、専門領域を選ぶときには悩みましたね。内科、外科、小児科、産婦人科という領域は、医療業界の中ではメジャーと言われる科なんですが、1人の患者さんを最後まで診ることができない場合もあるんです。例えば胃の病気でも、内科で「外科的手術が必要だ」という診断になれば、外科にバトンタッチしてしまう。そうすると、せっかく内科で作り上げた医師と患者の信頼関係を、もう一度、外科で作り直さなければならない。さらに、内科でしたのと同じ検査をしなければならない場合もあって、時間も費用もよけいにかかることをもどかしく感じていました。

患者さんに、精神的にも物理的にも、費用の面でも負担がかかってしまうのですね。

そうなんです。ですから、私はマイナーといわれる科に行きたいと思いました。耳鼻科、泌尿器科、形成外科、眼科などがそうなのですが、1つの科で内科的な検査から手術まで、すべてやれるところに行きたいと思ったんですね。それから、将来は父の医院と同じビルで開業することも考えていたので相談したところ、「耳鼻咽喉科ならいいんじゃないか」とも言われたので、結果的に耳鼻科を選びました。ですから、大学にいるときは当然検査もしましたし、鼻の手術、中耳炎などの耳の手術、扁桃腺の手術などもしました。「自分で患者さんを最後まで診ぬくこと」。それが医師として自分のできることなのではないかと思ったんです。

それが先生の治療方針ということですね。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院4

はい。加えて、よけいな検査はなるべくしないようにしています。大学病院など大きな病院では、最新の設備と引き換えに、時間やお金の面で患者さんに負担がかかってしまいがちです。例えば大学病院では診断を確実にするために検査が多くなります。そうすると、患者さんの金銭的負担になるんですね。当院のような町のクリニックでは、そういった自己負担はなるべく減らして、必要な人に必要な検査をして、きちんと治してほしいと思っています。その人の生活リズムや、希望する方法で治療をしていきたいのです。例えば大人の場合、「毎日通うのは仕事の都合で難しい」とか、保育園児でも親御さんが共働きの場合は「2週間に1回しか来られない」とか「土曜日にしか来られない」というケースが、実際には多いんです。本当は週に1回程度の通院ではなかなか治らないケースも多いのですが、そんな時でも「じゃあ、長期戦になるけど、気長に治そうね」と言葉をおかけし、患者さんのペースにあわせて治療するんです。何より、治療を途中で中断してしまうことが一番良くないですからね。

「町のお医者さん」として、気軽に通える医院でありたい

診療の際、心がけていることなどをお聞かせください。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院5

人によって症状が違うように、最適な治療も人によってそれぞれです。また、病状や治療だけでなく、医療機関に対する感じ方や考え方がそれぞれ違うので、あまり固定した考え方ではなく臨機応変に対応するようにしています。例えば大学病院勤務医時代は、2週間程度様子を見て治らなければ鼓膜切開するというケースが多かったのです。けれど今こちらで診ている小さなお子さんの場合、「切開しましょうか」というとお母さんが「それはちょっと……」と思ったりすることもありますよね。そういった場合は、「じゃあ、時間はかかるけど、気長に治しましょう」というと安心される患者さんも多いです。有無をも言わせず「この治療が一番良い」というのではなく、患者さんの負担にならないように、一番通院しやすいカタチで来院していただいて、その上で一緒に良い方向に向けていきたいと思っています。

お忙しい毎日ですが、休日などはどのように過ごされていますか。

音楽活動ですね。聞くのももちろん好きなんですが、高校の頃からバンドをやっていて、今でも続けています。高校生時代は、フュージョンを演奏していたのですが、もともとジャズが好きだったんです。日本医科大学にはジャズのビッグバンドのクラブがあったので、医大生時代は音楽三昧の生活でした。さすがに病棟での臨床実習が入る5〜6学年の頃は、音楽三昧というわけにはいきませんでしたが(笑)。今でもバンドでコントラバスをやっていて、月に2〜3回、週末にライブハウスで演奏しています。自宅に音楽室もあって、そこで音楽仲間と練習したり酒を飲んだりして、今でも休日は音楽三昧ですね(笑)。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

木下俊之院長 木下耳鼻咽喉科医院6

近くの耳鼻咽喉科として、気軽に通院してほしいと思います。特に保育園児のお母さんたちは、いろいろな事情で継続的に通院するのが難しくて、ドロップアウトしてしまうケースが少なくありません。でも、それではせっかく良くなってきた症状が悪化したり、慢性化したり、関連する病気を併発したりします。ですから、無理のない範囲で定期的に通院していただけるように、それぞれの事情に添うように治療方針を立てるようにしています。ともかく最後まで、患者さんが完治するまで診たいという思いです。地域に密着した「町のお医者さん」として、何でも気軽に相談していただける医師であることをめざしていますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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