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平松 清二 院長の独自取材記事

平松歯科医院

(川口市/蕨駅)

最終更新日:2019/11/01

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JR京浜東北線の蕨駅から商店街を歩いて約8分。マンションの1階にある「平松歯科医院」は、2020年に20周年を迎える、地域に根づいた歯科医院だ。清潔感にあふれる院内は心地良く、すがすがしい空気に満ちている。平松清二院長は、真摯で丁寧な診療姿勢や院内の衛生管理などに徹底してこだわりながら、歯科医療を通じて多くの患者の健康を支えてきた。小さな子どもから高齢者、海外に移住した患者まで、幅広い層の患者から頼りにされている平松院長に、地域密着の診療を続けることへの思いなど、さまざまな話を聞いた。
(取材日2019年8月22日)

安全の滅菌体制、安心・快適な院内環境を追求する

来年、2020年という記念すべき年に開業20周年を迎えるのですね。

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開業からこれまで安心できる医療を提供し続けることを心がけてきました。長く継続して通ってくださる患者さんも多く、うれしく思っています。秋田や群馬、栃木など遠方に引っ越してもなお、足を運んでくださる方もいらして、感謝の念に絶えません。皆さんのご期待に応えられるよう、そして今以上に安全・安心・快適に治療を受けていただけるよう、院内環境は随時アップグレードしています。例えば、院内感染対策として電解殺菌水生成システムを導入し、診療ユニットは治療やうがい用の水の水質を自動で管理する先端のモデルにリニューアルしました。個室診療室も備えています。またデジタルエックス線撮影装置を導入し、コンピューターを一新して院内LANを構築することで、カルテやエックス線画像、治療情報などを一元管理できるようにもしました。患者さんの情報を診察室や受付などで素早く確認できて、患者さんの待ち時間や負担軽減につながっています。

これまで振り返って難しいと感じたことは何ですか?

バランスを取ることです。患者さん、従業員、経営者すべてが満足できれば最良ですが、それはなかなか難しいことです。どれか一つを妥協すればとても簡単なことですが、私は患者さん、スタッフの希望に応えつつ、経営を成り立たせるために、偏りのない感覚を持って物事を進めるよう気をつけています。診療においても、絶対的な正解はありません。患者さんの状態や背景、医学的な見地、長期的な予後などを総合的に見て、患者さん一人ひとりについてどうバランスを取ればいいのかを熟考しています。継続させること、医院を長く続けるために何をすべきかも常に考えています。患者さんにとって居心地の良い空間をつくり、診療面でも常に新しい技術を取り入れ続けること。そして何より、患者さんと信頼関係を築くことを大切にして、治療に対するモチベーション維持も考えながら日々の診療に取り組んでいます。

患者さんと信頼関係を築くために、どんなことを大切にしていますか?

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そうですね。私は伝えること、聞き取ることが大事だと思っています。専門知識の少ない患者さんが、ご自身の要望を私たちに正確に伝えることは簡単ではありません。そのことを理解し、さまざまな制約の中でどこまで要望にお応えできるか。お応えできない場合は、どんな治療が可能か、そういったことを可能な限り正確にお伝えするよう心がけています。これはスタッフや取引業者の方に対して指示をするときも同じです。意思の疎通を図るのは難しいことです。だからこそ、気を配る必要があるのです。

地域で頼りにされる「かかりつけ歯科医院」をめざして

先生は地域の方を大切にしていらっしゃいますね。

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「地域のかかりつけ医」をめざしていますので、定期検診以外にも、困ったことがあればいつでも頼りにしていただけるような歯科医院でありたいです。私たちが正直に接すると患者さんも正直に話してくださいます。そうすると治療も円滑に進みやすいですから、患者さんには正直に接し信頼関係を築けるよう心がけています。ここ数年は患者さんの高齢化を感じており、入れ歯やインプラント治療にも応えていきたいと思ってます。ただ、インプラント治療はその素晴らしさを感じていますが、たいへん高額ですし適応できないケースも多く、高齢者や寝たきりの方にはメンテナンスの負担が大きいです。昔からある治療として、入れ歯の良さもきちんと見直し、それぞれのメリット・デメリットをしっかりお伝えして、その患者さんにとって最善の治療を提供することが大切だと考えています。

患者さんと接する際に気をつけていることは何ですか?

歯科医院側から治療方針を固めてから治療に入る場合もあるとは思いますが、医療は押しつけであってはなりませんから、当院では患者さんのお考えを第一に治療に取り組んでいます。また患者さん自身が明確にお考えをまとめられてから来院するわけではないので、ちょっとした雑談の内容から推測することも多いんです。明らかに痛みを取る治療だけを求めている方に、セラミックをお勧めしても荒唐無稽な話になってしまいます。また、インプラントを希望されても、まだ歯を残せると考えられる状況なら無理にインプラントにする必要もありません。患者さんに適した治療を行う上でもコミュニケーションは大切です。

衛生管理には開業時から気をつけていらっしゃると伺いました。

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万が一にも院内感染が起こらないよう、衛生管理に配慮した新しい歯科用ユニットを導入するなど力を入れてきました。ウイルス性肝炎やエイズウイルスなどは、感染していることを認識していない方もいらっしゃいます。認識されている方は問診票に記載していただきますから、事前に消毒などの準備ができますが、そうとは気づかずに治療を行う場合もあるわけです。他の患者さんやスタッフにも絶対に感染させるわけにはいきませんから、殺菌力にこだわった電解殺菌水を生成する機械を導入したり、治療後は毎回診療台を消毒薬で清掃したりしています。特に削る機械であるドリルは口の中に直接入れますから、血液などが付着していると危険です。そのため、専用のオートクレーブを使用し、しっかりと衛生管理するようにしています。

口の中を良好な状態に保つことを意識し定期的な検診を

昨今の情報化社会の在り方について懸念されているそうですね。

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皆さんにはインターネットの情報をうのみにせず、ご自身の感覚や価値観を大切にしてほしいと切に願っています。世界中の、不特定多数の方が利用するウェブの地図上にも、医院や飲食店のクチコミが表示されるものがありますが、誰もが自由に書き込み、閲覧することができますが、公正な審査や調査がなされているるとは思えません。客観的に事実を評価したり書き込みをしていればいいのですが、医師の説明一つとっても人によって捉え方、感じ方は異なりますし、そもそも来院されていない方が低評価をつけたり、過激な表現や巧妙な表現を使っていたり、フェアではないクチコミが多々見受けられます。このように責任の所在が不明な情報に左右されて不利益を被らないよう、皆さんには気をつけていただきたいですし、そうならないような法整備を期待しています。

先生は、定期検診の必要性も熱心に啓発されています。

お口の中の状態は全身の健康状態にも大きく関わってきます。糖尿病や高齢者の誤嚥など、全身の健康にも大きな影響を与えることがあるといわれます。例えば、20本以上の歯が残っている方や、入れ歯で噛み合わせを回復している方は認知症になりにくく、転倒も少ないという疫学結果もあります。口腔内を健康に保つことは、結果的に健康寿命を延ばし、要介護認定を受けにくくなることによって、介護をする方の負担を減らすこともできるでしょう。ぜひかかりつけの歯科医院で定期的な検診とメンテナンスを受けていただきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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川口市では行政や歯科医師会の活動によって、1歳6ヵ月児歯科健診や成人歯科健診に加え、口腔がん健診も受けられます。どんな疾患も早期発見・早期治療が肝心ですので、ぜひかかりつけの歯科医院で健診されることをお勧めします。早めに悪いところが発見できると、治療が短期間で済んで、費用の削減につながることもあります。歯を長持ちさせ、食事を思う存分楽しみ、健康で満足度の高い人生を送るためには、80歳以上で20本以上の歯を保つことが一つの目標です。そのためにもまずは、ご自身のお口に関心を持ってください。そうして、お口の中を良好な状態に保ち、より良い人生を楽しく過ごしましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/25万円~、矯正/60万円~、ホワイトニング/3万円、審美歯科(ジルコニアセラミッククラウン)/10万円

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