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医療法人 アリスバンビーニ小児歯科

医療法人 アリスバンビーニ小児歯科

丸山 進一郎院長
頼れるドクター掲載中

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ランナーの伴走者のように、一緒に走りながら患者親子を導く存在でありたい

―小児専門の歯科医院ですが、患者さんはどの年齢層が多いですか?

小学生以下の乳幼児の患者さんがほぼ6割近いです。あとは小学生が3割、残りが中高生という構成ですね。中高生は歯科矯正や、ずっと小さな頃から通っているので虫歯になっても当院で診てもらいたいというリピートの患者さんです。さすがにその年齢になるとおひとりで来院されますが、当院は保護者としっかり話をして治療をしていますので、小学校6年生でも親御さんと一緒に来院されるケースもあります。また最近は付き添いもお母さんばかりでなく、いわゆる育児に積極的に関与する“イクメン”のお父さんも増えてきました。ただこちらが質問してもよくわからないで、お母さんに電話して聞いている人もいますね。もちろん、家庭の育児だけでなく、お父さんがわが子の健康にきちんと関心を寄せるのは良いことですし、今後もどんどんイクメンが増えていく社会であってほしいと思っています。

―治療方針を教えてください。

患者であるお子さん、そしてお母さんとしっかりコミュニケーションを取ってから治療を始めることです。まずはお母さんに私どもの治療の方向性を理解していただき、信頼を寄せていただくこと。するとお子さんも素直に治療に向かう姿勢になるものです。例えば「今日はお母さんきれいだねー」などと言うと、お子さんもニコッとするし、お母さんも肩に入っていた力が抜けてリラックスできる。逆にお母さんが緊張し、不安を抱えたままだと、それが必ずお子さんに伝わり、泣き出してしまう。だからまずはお母さんにリラックスしてもらうことが大切なのです。院内の造りも、待合室と治療室の間のドアに上下の空間を持たせ、医師と患者さんの会話や、治療中の泣き声まで、待合室にいるお母さんに聞こえるようにしています。相談、説明が終わったのち、治療中はお母さんには待合室で待機していただく。なぜこうしているかというと、お母さんがいらっしゃると、私たち医師と肝心の患者さんとのコミュニケーションが取りづらいという理由からです。もちろん、初めてのお子さんがまだ小さくて治療を受けられる場合は、お母さんも不安でしょうから、そのまま治療室で見守っていただくケースもあります。

―一般歯科と小児専門歯科の違いは、どんなところにあるとお考えでしょうか。

時々、一般の歯科医院に行ったけれど、どうもしっくりこないということで、こちらに来院されるケースがあります。「どこが違いましたか?」と伺うと、こちらは小児専門の歯科医師なので、「子どもが泣いても慌てないでゆったりと構えている、余裕がある」との感想でした。一般歯科で標榜に小児歯科も入っているようなところだと、泣き出すと先生がおどおどしたり、眉間にしわが寄ったりで、そのあたりが違うのだと思います。私たちはお母さんの立場に立ってお話するので、できないことは言いません。保護者ができることを説明しながら、ランナーの伴走者みたいに、一緒に走りながら導いていく存在でありたいと思っています。ところが普通の歯科医師だと、それが“指導”になってしまうし、教科書的な対応になりがちなのです。今はいろいろな患者さん、お母さんもいらっしゃいますから、やはりまずはこちらが受け容れられる姿勢でいること。そして打ち解けた関係性をつくることを大切にしています。そこから治療も何もすべてが始まっていくと考えています。

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