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高瀬 俊彦 院長の独自取材記事

たかせ歯科医院

(松戸市/新松戸駅)

最終更新日:2025/03/04

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院 main

長身で優しい笑顔が印象的な高瀬俊彦院長。大学を卒業後、母校の教員として勤務をした後、「たかせ歯科医院」を開業。開業後も講師として実習を担当しており、臨床と教育現場を両輪として、地域の歯科医療に貢献している。「特別なことはしていない。患者さん第一に考えているだけ」と謙遜しつつ、先進の機器や専門技術に頼りすぎることなく、患者本位の治療を追求している。自らがしっかり診ることにこだわる高瀬院長に、現在に至るまでの経緯や同院の診療方針、歯科の立場からの健康サポートについてなど、ざっくばらんに話してもらった。

(取材日2025年2月5日)

歯科の立場から健康をサポートする意識を第一に

なぜこの場所に開業したのですか?

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院1

日本大学松戸歯学部を卒業後、その大学で教員として勤務をした後、開業しました。この場所は母校からも近く、目の前に総合病院があります。歯科を併設しない総合病院の近くで歯科医院を開業したほうがいいのではないかと思い、ここにクリニックを構えました。それからは、総合病院のほうでも、顎が外れちゃったですとか、顔面を打っちゃったとか、そういうことで受診された患者さんに「当院の目の前に歯科医院があるから」と、紹介してくれていますね。また、これまで数回、口腔ケアの話や、糖尿病患者さんの講習会で歯周病の話をしてほしいと総合病院から依頼をいただき、お話ししたこともあります。

どのような患者さんが多くいらっしゃいますか?

お子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層の方が来院されますが、割合としては、この地域のご高齢の方が多いですね。ご高齢の方でも、ご自身で歩いて来院されている姿を見ると、お口のメンテナンスが健康にも関わってくるとつくづく感じます。高齢の方の診療では、できるだけ痛みを抑え、体への負担を軽減することを心がけています。抜歯や麻酔などが必要な場合は、患者さんの年齢や健康状態を考慮しながら慎重に対応しています。また、以前は「歯が痛いから歯科医院へ行く」という認識の方が多かったと思うのですが、最近は若い世代を中心に「定期的にクリーニングを受けたい」という方が増えました。予防の意識が高まっていることは非常に良い傾向だと思います。

「健康をサポートする」ということを意識されていると伺いました。

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院2

自分の歯であろうと、入れ歯であろうと、しっかり噛んで食べられるということが元気でいられる秘訣だと考えています。流動食や点滴にならないようにサポートしたいと思っています。食事って、やっぱり日常生活の楽しみの一つでもあると思うんですよ。歯が痛くない状態で、快適に食事を楽しんでもらいたいと思っているので、歯科の立場からそのサポートをしたいと考えています。

現場の歯科医師としての経験を歯科教育に還元

同院の診療方針を教えてください。

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院3

当院は保険診療を基本とし、保険内で可能な治療を提示しています。「こちらのほうがきれいだから」といったような審美的な診療を積極的に推奨することはありませんが、必要に応じて自費診も提供しています。特に最近では、いろいろな制約もありますけど、保険診療内でもCAD/CAM冠システムといった白い歯を選択できるようになり、金属アレルギーの方にも対応しやすくなりました。保険診療内でも十分に機能的で良質な治療が提供できると考えています。高度な専門性が必ずしも患者さんのためになるとも限りません。患者さんの歯科に対する考え方はさまざまあると思うので、まずは患者さんの希望をお聞きし、その上で最適な選択肢を提案したいと考えています。

ところで、先生が歯科医師をめざしたきっかけは何だったのでしょうか。

歯科医師をめざしたきっかけは、医学部を志望していたものの結果的に歯学部へ進学したことでした。しかし、学ぶうちに歯を作ったり、手先を使う細かい作業をしたりすることが楽しくなり、嫌いじゃないと気づいたんですよね。次第に歯科にやりがいを感じるようになりました。歯学部の学生の時には、自身が通っていた歯科医院に夏休みや春休みに見学を兼ねて手伝いに行くようになり、早いうちから臨床の現場を知る良い機会になりました。この経験が、その後の病院実習や実際の診療に役に立ちました。大学では歯内療法学を専攻し、虫歯が進行し神経を残せなくなったときに行う根管治療の技術を磨きました。

開業後も大学で教えているそうですね。

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院4

開業当初から母校で定期的に歯内療法学の実習を担当しています。基礎的なことや国家試験に向けて必要なことはカリキュラムの中で学ぶと思うので、私は開業した歯科医師ならではの、臨床の現場で気づいたことを中心に教えています。今はピンとこないことでも現場に出たときに「こういうことだったのか」と気づいてくれればうれしいという思いでいます。当院では常勤の歯科衛生士2人と、非常勤の歯科助手に加え、午後は、実習先の大学で声をかけたり、つながりのある先生から紹介してもらったりした、歯学部の学生や歯科衛生士学校の学生がアルバイトで勤務しています。自分自身してもらったように、当院でも学生を受け入れ、実践的な学びの場を提供しています。

先進機器や専門技術に偏らず、患者本位の治療を追求

先生が患者さんと接する時に心がけていることはどのようなことですか?

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院5

上から目線にならないようにということでしょうか。私と同世代の患者さんも多いので、友達感覚で気さくに話をしながら治療を進めることが多いですね。「こうしなければならない」と一方的に伝えるのではなく、「こういったところからやってみましょうか?」と提案するようにしています。長年通ってくださっている患者さんも多く、初めて来院された時は40代、50代だった方も、70代、80代になられています。昔から来てくださっている方は、受付で話している声で誰だかわかることもあります。そういうときは、全然姿は見えてないんですけど、「今日はどうしましたか?」と治療室から声かけることもありますね。

ところで先生は、健康のためにされていることはありますか?

よく歩くようにしています。毎日朝と晩に、飼っているボーダーコリーの散歩をしていて、1日8000歩から1万歩くらいは歩いていますね。それが健康維持の助けになっていると実感しています。患者さんにも「歩きましょうね」と積極的に歩くことを勧めています。

これからどのようなクリニックでありたいか、お聞かせください。

高瀬俊彦院長 たかせ歯科医院6

これからも患者さんの求めている治療を第一に考えて、最良の治療をご提供することに変わりはありません。今までと大きく変わらず、これからも地域のかかりつけ医として、求められることに応えていける歯科医院でありたいと思っています。

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