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記事公開日:2024/01/29

最終更新日:2024/01/29

医療従事者が間違うと恥ずかしい!「確信犯」の正しい使い方

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面接や、履歴書などの書類を作るとき、日本語を間違って使ってしまうと、恥ずかしいだけでなく相手に不信感を与えてしまう可能性があります。
入職した後をイメージし、「患者さんにも間違った言葉を使ってしまいそう」と思われてしまうことは十分にあり得るためです。 この記事では、間違いやすい日本語をピックアップしました。ちょっとした言い間違い・使い間違いで印象を悪くしないために、ぜひ正しい使い方を覚えておきましょう。

 1 何げなく使う「確信犯」。正しく使っていますか?

以下の面接シーンを見てみましょう。

~面接でのワンシーン~

ドクター「もし採用に至った場合、いつ頃から入職できそうでしょうか?」

応募者「はい。現在勤めているクリニックに退職の意向は伝えているのですが、実は確信犯的に来月のシフトを入れられてしまって、まだ退職日が決定していない状況です。なるべく早くとは思っているのですが……」

ドクター「わかりました(……この人、日本語知らないかも……)」

面接シーン

こんなふうに何げなく使ってしまいがちな「確信犯」という言葉。意味を知らずに使うと、面接で評価を落としてしまうかもしれません。

「言葉を知らない人」と認識されないためにも、「確信犯」という言葉の本当の意味について学んでいきましょう。

2 7割以上が誤用している「確信犯」の本来の意味

文化庁「国語に関する世論調査(平成27年度)」によると、70%以上の人が誤用しているという結果が出た「確信犯」という言葉。

「悪いとわかっていて行われた犯罪・行為や、それを行う人」を指すと勘違いしている人が多くいます。

しかし、本来の意味は「政治的・道義的・宗教的な確信・信念に基づき、使命感によって行われる犯罪行為」のことを指す法律用語です。
例えば、宗教的な信仰心による「テロ行為」であったり、私腹を肥やした武家屋敷などに泥棒に入って盗んだ金品を貧しい庶民に分けた「ねずみ小僧」であったりが、いわゆる“確信犯”にあたります。

3 「意図的」「故意的」が適切

先ほどのシーンで言い換えるなら、「意図的に」「故意的に」と言い換えると良いでしょう

とはいえ「確信犯」は、誤用の意味も既に浸透してきており、市民権を得つつあります。
たとえ誤用していても伝わるケースがほとんどである一方で、正しい日本語を使うべきと考える人が一定数いるのも事実。面接などの場では使わないほうがベターといえそうです。

※なお、入職日が決まっていない状態で選考に進むことはよくあるケースですが、内定から1~2ヵ月以内に入職するのが一般的。なるべく早めに現職の勤務先と調整し、退職予定日を決定することをお勧めします。

4 面接対策や書類の相談にはエージェントの活用を

面接や書類での日本語間違いをしないためには、第三者目線での面接対策や書類のチェックが有用です。転職エージェント「ドクターズ・ファイル エージェント」ではキャリア・アドバイザーの面接指導を受けることができます。 ぜひご活用ください。(ドクターズ・ファイル編集部)

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