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うさみクリニック (神戸市垂水区/垂水駅)

宇佐美 啓子 院長、森脇 綾 副院長の独自取材記事

神戸市垂水区つつじが丘の閑静な住宅街にある「うさみクリニック」は、眼科の医師である宇佐美啓子院長と、形成外科の医師であり、宇佐美院長の娘でもある森脇綾副院長が二本柱で診療しているクリニックだ。もともとは「宇佐美眼科医院」として1987年に開業し、30年以上にわたって地域に貢献してきたが、2019年から日本形成外科学会形成外科専門医である森脇副院長が診療に加わったのを機に院名を改名。新たな体制で再スタートした。「これまで以上に地域の役に立てたら」と声をそろえる2人の想いはただ一つ、「この垂水の街に暮らす人たちに元気になってもらうこと」。それぞれの診療の特徴や、形成外科の診療について詳しく話を聞いた。

眼科と形成外科で、地域の幅広いニーズに応えたい

まずはこれまでの経緯を聞かせてください。

【宇佐美院長】当院は1987年に私が開業しました。神戸に住まい、眼科医として勤務していましたが、「自分のできる範囲でもっと地域の方々に医療を届けたい」と思い至ったのが始まりです。垂水は自然が多く、優しい人が多い街。早いもので開業から35年がたちますが、地域の皆さんに今まで支えられてきたことに、いつも感謝しています。そして2019年には副院長として森脇綾医師が診療に加わり、形成外科・皮膚科・美容皮膚科を開設しました。今後はより多くの方のお役に立てるのでは、と思っています。

森脇副院長は形成外科での豊富な経験をお持ちだそうですね。

【森脇副院長】私はこれまで神戸大学医学部附属病院の形成外科や、阪神間の病院・クリニックで形成外科・皮膚科の診療に携わってきました。形成外科はなじみの薄い人が多いので、なかなかピンとこないかもしれませんが、傷ややけど、できもの、あざなどの処置や、傷痕、眼瞼下垂など体表面の異常を扱うのが専門です。対象は毛髪から爪の先まで全身にわたりますから、実は診療範囲はとっても広く、例えば巻き爪・しみ・わきが・多汗症なども該当します。生まれつきあるあざや変形、寝たきりの方の床ずれも形成外科で診ることができます。それこそ、赤ちゃんからご高齢の方までの幅広い世代の方が来られますし、きっと皆さんが想像するよりも幅広い診療ができるはずです。何かお困りのことがあれば形成外科を思い出して、ご相談いただければと思います。

こちらにはどのような方がいらっしゃいますか?

【宇佐美院長】眼科は地域の方が中心ですね。園医も務めていますので、小さなお子さんが来院されることもあります。コンタクトレンズの相談や白内障、緑内障の相談、花粉が多い季節にはアレルギー性の結膜炎の相談も増えます。 【森脇副院長】地域の方々はもちろん、淡路島や中央区、兵庫区など少し離れた地域から来院してくださる方も増えました。形成外科は目に見える部分を治療するので、患者さんの悩みが深いことも少なくありません。これからは患者さんのさまざまな期待に応えられるよう、さらに幅広い診療メニューでお迎えできたら。また、小さなお子さんのやけどや傷のご相談も可能です。痕になってからでも治療できますが、傷を奇麗に治せるよう努めるのも、形成外科ならではの治療と思います。ぜひ早めの受診をご検討ください。

患者の言葉に耳を傾け、患者の想いにふれる

眼科と形成外科の医師がいるメリットは何ですか?

【宇佐美院長】双方の専門知識を持った医師の診療が1ヵ所で受けられるのは、患者さんにとってメリットかと思います。また、眼科と形成外科は、治療を施す部位という点では重なる部分もあるんです。特に目の疾患を発端に、まぶたや目の回りの皮膚にトラブルがある場合には、森脇副院長から詳細なアドバイスがもらえるので助かっています。 【森脇副院長】私も同じで、すぐに相談できる点は心強いですね。例えば目の回りの手術や処置の後、「なんとなく目がぼやける」などご不安があれば、きちんと検査をすることも可能です。それに、宇佐美院長が患者さんと話している様子を見ていると、勉強になることがたくさんあります。患者さんとの信頼関係があるからか、とても穏やかな空気が流れているんです。いずれ私もそんな医師になりたいですね。

診療の中で心がけていることはありますか?

【宇佐美院長】「患者さんが良くなるように」と考えることに尽きます。患者さんにはいろいろな方がいて、ライフスタイルもさまざま。考え方や求めていることも違います。ただ、治療を望む気持ちは同じですから、その気持ちにお応えして喜んでいただくのが医師の仕事だと思います。 【森脇副院長】これも同感です。医師という仕事はとってもシンプルなんです。目の前にいる患者さんに良くなってほしい、喜んでほしい、ただそれだけを想って診療をしているからです。そのためには知識や技術のアップデートのほか、患者さんの心に寄り添うことも大切。ですので、患者さんが診察室を出られるまでにできるだけお悩みを解決できるよう「他にお困りのことはありませんか?」と伺うようにしています。もちろん、スタッフも同じ気持ちです。当院のスタッフは皆「働くお母さん」ですし、和やかな雰囲気の中、お一人お一人に寄り添って親身に対応しています。

形成外科では手術もされているそうですね。

【森脇副院長】入院設備がありませんので、日帰りの手術のみですが、眼瞼下垂などまぶたの手術や、ほくろ・イボの除去、脂肪腫などのできものの切除も行っています。また、日本レーザー医学会レーザー専門医でもありますので、レーザーによる治療に対応することも多いですね。どの治療も、痛みには十分に配慮していますので、ご安心ください。また、手術は一時的とはいえ肌に傷をつくってしまいます。これは患者さんにとっては不安で怖いことですよね。そのため、術前のカウンセリングや術後の回復過程のご説明などは特に丁寧に行っています。どんな意図があり、どんな方法で、どんな手術をするのか、どんな経過をたどるのか。安心して手術を受けてもらえるよう、具体的にお話ししています。

地域の人々が、快適に暮らすためのサポートを

その他、形成外科では自費診療にも対応しているとか。

【森脇副院長】形成外科ではほとんどが保険診療で行えますが、場合によっては患者さんの希望が満たせないこともあります。そんな時は、レーザー治療などのメニューも組み合わせることがあります。もちろん、必要のないものを勧めることはありません。治療をしていて思うのですが、目に見える部分の傷痕は、時に心も傷つけてしまうことがあるんです。それはどんなに小さい傷であってもです。だからこそ私は、傷を治して心も体も元気になってほしい。その手助けができるより良い治療法があれば、積極的に取り入れていきたいとです。それは、しみやほくろなどの除去においても一緒です。さまざまな方法があるので、相談していただければ、その方に合ったより良いご提案をさせていただきます。

とても心強いですね。宇佐美院長から見た森脇副院長は、どんな先生ですか?

【宇佐美院長】非常に優しく頼りがいのある医師だと思います。患者さんと話していても大切なことがブレない。だから皆さん、彼女になら安心して任せられると思われているのではないでしょうか。 【森脇副院長】私は、外科の医師である父と、眼科の医師である母の姿を見て育ちました。「お医者さん」の姿を見て育ったといっても過言ではありません。父も母も、患者さんに対していつも一生懸命でした。だから私もそこはブレません。来てくださる皆さんが少しでも元気になるよう、頑張りたいですね。

最後に、地域の方々にメッセージをお願いします。

【宇佐美院長】これからも地域の皆さんの目の健康に関わりながら、当院が形成外科の診療を行っていることを広く知っていただき、より多くの人に必要とされるクリニックになっていければと思います。 【森脇副院長】当院では診療時間外に往診の他、ケガなどで急を要するケースや術後のトラブルにも対応していますので、遠慮せずにご相談ください。また、訪問診療にも対応していますので、床ずれのせいで退院できない、自宅でのケアが難しいとお悩みの方もぜひお声がけください。お一人でも多くの方が自分の好きな場所で快適に暮らすためのお手伝いをするのも、私たちの役目です。そして、この地域の医療がうまく循環していくための歯車を担えたら幸せですね。当院は患者さんお一人お一人に対して、親身で丁寧な診療を心がけています。近隣の方から遠方の方まで、幅広くお役に立てるよう努めていきます。

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