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まにわクリニック (箕面市/千里中央駅)

馬庭 直樹 院長の独自取材記事

2024年3月に開業予定の箕面船場阪大前駅より徒歩3分。今後さらに発展が見込まれるエリアにある「まにわクリニック」は、国立循環器病研究センターや和歌山県立医科大学附属病院などで、16年間循環器内科を専門に研鑽を積んだ馬庭直樹院長が、幅広い診療を手がけるクリニックだ。「循環器疾患の専門的な治療はもちろん、不定愁訴、食生活への悩みまで、健康に関する相談は何でも受けつけています」と話す馬庭院長。患者の栄養状態にも注目し、治療の一環として食生活へのアドバイスにも取り組む。クリニックの特徴や注力する治療、患者への思いなどを、馬庭院長から聞いた。

子どもから高齢者まで、なんでも相談できるクリニック

まずはクリニックについて教えてください。

当院は、当院に関わるすべての人に健康で豊かな人生を送っていただくことを目標としたクリニックです。発熱、頭痛、腹痛など日常でよく見られる疾患をはじめ、アレルギー疾患や気管支喘息などの呼吸器疾患、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、甲状腺疾患などから、私の専門である狭心症や心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症、心不全、不整脈などの循環器疾患にまで幅広く対応しています。また、下肢静脈瘤のカテーテル治療にも対応可能です。医療の世界は日々進歩しており、さまざまな治療法、予防法が登場しています。当院を受診いただくことで、さまざまな医療情報にふれていただければと思います。

居心地の良い、美しいクリニックですね。

身構えずに気軽に来ていただき、心穏やかに過ごしていただける空間をつくろうと、内装の色調や照明にもこだわりました。体調に不安を抱えているなど保険診療を希望される方には不安を和らげられるようなスペースを、主に自由診療を目的に来られる方にはリラックスして過ごせるようなスペースを、別々に設けています。また、落ち着いて悩みをお話しいただいたり、治療を受けていただいたりできるよう、院内はゆとりを持った造りを選びました。設備面では、一般的な内科、循環器内科の診療に必要な検査・治療機器は一通りそろえています。24時間ホルター心電図検査も可能ですし、睡眠時無呼吸症候群の診断のためのポリソムノグラフィという検査を自宅でできる体制も整えています。検査を受けやすくすることで、病気の早期発見を促したいと考えています。

どのような患者さんが多いのですか?

患者さんの年齢層は小学生からご高齢の方まで幅広く、動悸などの症状を有する方が中心です。生活習慣病の相談も増えてきました。また、朝なかなか起きられないといった不定愁訴と呼ばれる症状の相談にも対応しています。不定愁訴は「病気ではないのだから」と受診をためらわれる方が多く、不調があっても「疲れがたまっているせい」「年齢のせい」と考える方がほとんどです。しかし、実際には高齢の方であっても疲れにくく、元気な人はたくさんいるものです。不調には原因があり、病気ではなくても体のバランスが崩れているために症状が出ているのかもしれません。私が開業した一番の目的は、病気の一歩手前にいる方に生活面のアドバイスなどを通して、より健康で豊かな生活を送っていただくことです。「こんなことで?」と思うようなことでも構わないので、気になることがあればなんでもご相談ください。

スタッフ全員で栄養面に関するサポートにも取り組む

先生が診療において大切にしていることはなんですか?

診療中、なるべく患者さんの目を見てお話しするよう心がけています。堅苦しくならないよう、話しやすい雰囲気も大切にしています。普段の食事の内容や運動習慣、趣味のお話なども伺い、治療に生かします。また、患者さんがスタッフに話されたこともクリニック全体で共有しています。また、治療薬を提案する際には一方的に押しつけるのではなく、ご要望を考慮し、納得して服用いただけるように努めています。体に触れることでわかる体調の変化もあるので、必要に応じて触診も取り入れていますね。当院では、全スタッフが患者さんを「守るべき存在」と認識し、自分の家族と同様の目線で心を配るよう心がけています。

栄養面に関するサポートにも取り組んでいるそうですね。

今の体はこれまで食べたものでできていて、今後の体はこれから食べるものでつくられます。至極当然な話ですが、毎日の食事を意識して取っている人はそれほど多くありませんし、バランス良く食べているつもりでも、本当にバランスが良い食事ができているとは限りません。「飽食の時代に?」と思うかもしれませんが、現代の人は全体的に栄養素不足といわれています。健康とは血液検査の値が基準値に収まっていれば良いわけではなく、心身に活力が満ちている状態のことだと思います。そのために大切なことの一つが「正しく食べる」こと。当院では在籍する管理栄養士がアドバイスを行うだけでなく、私自身はもちろん受付や看護師らのスタッフも栄養に関心を持ち、知識の習得に励んで、患者さんの食生活をサポートしています。

若い頃から循環器内科で経験を培われた先生が、栄養に興味を持たれた理由は?

これまで国立循環器病センターなどの中核病院を中心に16年間研鑽を積み、広く循環器疾患、内科疾患に対応できる知識・技術を備えられるよう尽力してきました。特に循環器分野を専門としてきましたので、患者さんにより良い治療を提供するのが私の一つの役目だと思っています。しかし同時に、一人ひとり違う人間が健康を維持して症状や病気に対応するためには、検査の数値を見てただ治療するだけではなく、個人差を考慮した対応をするべきなのではないかと感じることが勤務医時代に少なからずありました。患者さんにもっとできることがあるのではと考えていた時に出会ったのが栄養に関する考え方です。これなら一人ひとりに合ったアプローチが可能だと感じ、積極的に取り入れるようになりました。

かかりつけ医として健康で豊かな人生をサポートする

下肢静脈瘤のカテーテル治療についても聞かせてください。

下肢静脈瘤は脚の血管がコブのようにふくれてしまう病気です。色素沈着や皮膚の潰瘍など、見た目の変化でわかる場合もありますが、「足がよくつる」「足がむくむ」「歩くと足が重だるくなる」といった症状で発覚することもあります。40歳以上の女性に多い病気で、日本では10人に1人が下肢静脈瘤ともいわれています。放置したからといって直接命に関わることはないとされるものの、自然に改善することはありません。そこで、レーザーやカテーテルを用いて治療を行います。下肢静脈瘤は皮膚科や整形外科に相談する人が多いのですが、実は循環器内科で治療する血管の病気です。慌てて受診する必要はありませんが、心配な場合は一度医療機関へ相談してもらえたらと思います。

医師をめざしたきっかけについて教えてください。

私は、小学6年生の時に母が病気で亡くなったことをきっかけに医師をめざしました。当時、まだ医療について何も知らない子どもでしたが、母のために何もできない自分がふがいないと感じました。病気で悩む人たちの手助けをしたいと考えるようになり、その思いは医師になった今も変わりません。病気があれば治療し、病気ではない不調があれば大きな問題にならないようにアプローチしていく。クリニックを開設し、大きな手術に携わることはなくなりましたが、その代わりにできることは増えたと感じます。高齢化が進む社会ですが、だからこそ何歳になっても健康で満足度の高い暮らしを営むために、私たちを利用していただければと思います。

それでは最後に、今後の展望やメッセージをお願いします。

一般内科をはじめとする幅広いご相談に対応し、適切な医療情報を伝えていく、地域のかかりつけ医になりたいと考えています。また、大きな病院に通うほどでなくても専門的な治療を必要としている循環器疾患の方にとって、気軽に通えるクリニックでありたいです。特に下肢静脈瘤に悩まれている方は、精密な診断や日帰り手術に対応しますので、ご相談いただければと思います。不調の根本原因を探り、医師、看護師、管理栄養士が協力してサポートしています。今後さらに知識を深めて、現代社会を健康に生きるためのすべを見出し、診療に生かしたいと考えています。皆さんが今よりも健康で若々しい未来をめざすためのお手伝いをさせてください。

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    「関わりのあるすべての人が、健康で豊かな生活を送るために」を理念としてクリニックを行っています。患者様だけでなく、働いてくれるスタッフも健康で生き生きとしていることが、よりよい医療を提供できると考えています。 そのために、当クリニックではスタッフにむけた栄養アドバイス、サポートも行っています。 日本のよりよい未来に向けて、一緒に歩みませんか?

    職種(雇用形態) 受付スタッフ(パート・アルバイト)
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    最寄駅 千里中央駅 箕面駅 北千里駅
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