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センター南GOTOクリニック (横浜市都筑区/センター南駅)

後藤 秀隆 院長の独自取材記事

横浜市営地下鉄のセンター南駅に直結するビルの4階、クリニックステーションにある「センター南GOTOクリニック」。2019年10月に開業した整形外科のクリニックである。院長の後藤秀隆先生は整形外科専門の医師として、大学病院や総合病院などで幅広い経験を積んできた経験豊富なドクター。スポーツチームの専属ドクターとして、また、ジュニアユースの育成にも携わってきた経験もあり、スポーツ整形外科と回復期のリハビリテーションに造詣が深い。「僕は傷病者の治療や機能回復だけでなく、健常者の健康にも貢献したいと思っています。ここに来ることで、少しでも皆さんが笑顔になれるような取り組みもしたいですね」という後藤院長にクリニックの特徴から将来の展望まで、さまざまな話を聞いた。

整形外科全般に加え、スポーツ整形外科、リハビリも

先生の専門領域について教えていただけますか?

基本的には整形外科全般ですが、中でもスポーツ整形外科は得意な領域です。僕は関東労災病院のスポーツ整形外科に長年在籍していましたし、川崎フロンターレクリニックの院長やスポーツチームの専属ドクターも務めてきました。現在でも年に何回かは、ベンチドクターとして試合に同行しています。試合の現場ではさまざまなことが起こりますし、スポーツによる外傷や障害は一般的な整形外科では見られない、レアなケースもあるんです。また試合中にケガをした選手の治療だけでなく、リハビリなどの復帰プランを立てる必要もあります。本当にたくさんのスポーツ選手を診療してきましたし、スポーツの現場で培った経験は医師としての貴重な財産と言えるでしょう。

どのようなクリニックにしたいとお考えなのでしょう。

運動を通し、幅広い年代の方に健康になってもらいたいというのが、僕の思いです。ですから、ご高齢の方でも運動ができるようにサポートしたいと考えています。例えば骨粗しょう症は、予防に対する意識も重要です。ご自身の骨の状態を知るための定期的な検査や、背中の筋肉や足腰を鍛えるための運動など、予防につながるアドバイスをしています。適度な運動をする習慣をつけることは、将来の骨折リスクを軽減するためにも、健康的な日常を送るためにも大事ですからね。運動は誰にとっても大切なんですよ。スポーツ選手だけでなく多くの方に、機能回復や機能向上をめざしながら、運動することの楽しさや意義を知ってほしいのです。

院内のこだわりを教えてください。

こだわったのはリハビリ室ですね。緑の芝生をイメージしたフロアで、ミニフットサルができる位の広さです。電気療法、超音波治療、けん引といった物理療法と、体を動かす運動療法を行っています。安全に運動ができるように、すべての壁にクッションを張りました。特に成長期のお子さんに対しては、運動能力を上げることも考えながら指導をしています。サッカー用のキックターゲットや投球練習用のストラックアウトを置いているのも、狙った場所に投げたり蹴ったりしたほうが技術が向上しやすいからです。中高生の患者さんも多いので、待っている間に勉強ができるように待合室には学習コーナーを造ってます。また診察室との距離にもこだわりました。一般の病院のようにリハビリ室と診察室が離れていると、診察中はなかなかリハビリを見に行けません。それではもどかしいので、自分のクリニックではリハビリ室にすぐに行けるように、できるだけ近くしたんです。

患者に寄り添う、「おもてなしの意識」を大切に診療

リハビリにも力を入れているのですね。

骨折や捻挫といった外傷や、疲労骨折など繰り返しの運動による障害、腰痛、関節痛、手術や病気後の機能回復など、急性期、慢性期の症状を改善するために、経験豊富な2人の理学療法士が常勤しています。患者さんは年齢も状態もさまざまですから、その方に合ったリハビリを行わなければなりません。理学療法士はリハビリの専門職で、僕の診察・診断に基づいて一人ひとりに適切な指導をしています。非常勤の理学療法士も2人いますので、リハビリ室には常に理学療法士がいて、患者さんのサポートをしています。また柔道整復師も2人いますし、僕もちょくちょくリハビリ室に行くので、かなり充実した体制だと思います。

先生が患者さんと接するときに大切にしていることを教えてください。

「おもてなしの意識」です。患者さんのお話をしっかりお聞きし、必要な検査をして適切に診断をし、今後の治療や追加の検査などをわかりやすく説明します。適切な診断をしないと正しい治療やリハビリに続きませんし、わかりにくい説明では患者さんのモチベーションが維持できません。わかりやすい説明のために診察室でエコーを使って、患者さんに患部を見せながらお話ししています。またエックス線写真のコピーなど、検査結果や資料もすべてお渡しして、理解しやすいようにしています。さらに治療計画も患者さんにご説明して共有します。例えば、「今の治療で改善しなければ、リハビリをしましょう」とか、「飲み薬でよくならなかったら、次は注射をしましょう」というように、あらかじめお伝えするようにしているんです。患者さんが戸惑ったり、不安を感じたりしないように、心配りや気配りをすること。それが、おもてなしだと思っています。

スタッフの皆さんに心がけてもらっていることはありますか。

僕たちは、患者さんに笑顔で帰っていただきたいんです。そのために心がけているのは、やはり、おもてなしの意識ですね。例えば患者さんがリラックスできる環境づくり。丁寧に掃除をして清潔感を保って、季節を感じる花を飾る。あるいは音楽をかけたり、お声がけをしたりする。ご自身のどこが悪くなって、どうしたら治るかということを理解していただくことも、われわれの仕事だと思います。そのためにも、患者さんがストレスを感じない環境は大切だと思っています。現在のつらい状態の原因や、その治療方法を知ることで、少しは安心できますよね。痛みがあれば、それが解消されるのが一番良いですが、リハビリで少しでも楽になれば、笑顔になっていただけるのではないでしょうか。

運動機能向上や健康寿命延伸のためにも運動を

そもそも先生は、なぜ医師を志したのですか?

僕自身が、スポーツ障害で苦しんだ経験があるからです。サッカーの練習のやり過ぎで中学3年生で腰椎分離症になって、その後4年くらい、つらい時期が続きました。当時は指導者にも生徒にも障害や予防という知識や意識が少なく、休める雰囲気ではなかったので、痛くても我慢していたんです。あれは本当につらかった。その経験がきっかけで、整形外科の医師になろうと思いました。ですからストレッチや筋力トレーニングなど、ケガを予防するための指導にも力を入れていますし、中高生のスポーツ選手には親身になって相談に乗ってあげたくなってしまいます。

今後取り組んでいきたいことなど、将来の展望をお聞かせください。

地域の皆さんの健康寿命を長くするために、力を尽くしたいです。骨粗しょう症の予防や改善のためにも、転倒して寝たきりにならないためにも、高齢の方ほど運動療法が必要です。骨粗しょう症は、変形性脊椎症や変形性関節症などの変性疾患、腰や背中が曲がって丸くなる円背などの原因にもなります。ご高齢の方や傷病のある方だけでなく、若くて健康な方も、その人に合った運動をして、健全な状態をめざしてほしいので、いずれはクリニック主催のスポーツ大会を開催したいです。サッカーや野球、高齢者向けのグラウンドゴルフも良いかもしれません。いろいろなスポーツの大会を「センター南GOTOカップ」みたいに定期的に開催して、みんなで楽しく運動する機会をつくりたいですね。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

当クリニックは、小さなお子さんからご高齢の方まで、すべての年齢層の患者さんを診療しています。日常的によく起こる体の痛みや違和感など整形外科全般に対して、必要な検査や適切な治療をします。特に運動療法は傷病の治療や機能回復はもちろん、予防にもつながりますので、さらに力を入れていきたいです。また、心肺機能の維持、向上にもつながると考えられますので、ご高齢の方にも積極的に利用していただきたいですね。成長期のお子さんのスポーツ障害治療も行ってきましたので、その経験を生かして、ケガをする前より良くなって帰ってほしい。地域の皆さんの健康と笑顔のために尽力しますので、よろしくお願いいたします。

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