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こぎそ歯科医院 (名古屋市南区/桜駅)

小木曽 太郎 院長の独自取材記事

名鉄名古屋本線の桜駅から西へ徒歩約10分。呼続公園からもほど近い名古屋市南区大磯通で約70年続くのが、「こぎそ歯科医院」だ。小木曽太郎先生は、2022年に3代目院長に就任した際に、旧歯科医院を建て直してリニューアルオープン。子どもから高齢者まで通いやすい歯科医院をコンセプトに院内をバリアフリー対応にし、おむつ替え台も設置するなど、さまざまな世代の人が訪れやすいよう環境を整えた。また保護者の治療中は、常駐する保育士が託児を担うサービスも実施している。「父と祖父が地域に密着して続けてきた当院を大切にしていきたいです」と笑顔で語る小木曽院長に、これからめざす歯科医院像や得意な治療についてなど幅広く聞いた。

地域住民の歯の健康を約70年も支えてきた歯科医院

継承時に建物をリニューアルされたそうですが、どんなところにこだわったのでしょうか?

子どもから高齢者まで幅広い世代の方が通いやすい歯科医院をめざしているので、院内をバリアフリー対応にしています。トイレは広めの造りにして赤ちゃんのおむつ替えスペースも用意しました。車いすのまま診療室まで入ってもらえますし、チェアに座るのが難しい場合は、車いすに乗ったまま治療を受けていただくことも可能です。診療室のスペースを広くしたのは、そのためでもあります。患者層は、昔から通ってくれている高齢の患者さんが多いですが、最近は患者さんの娘さんや息子さん、お孫さんまで来てくれるケースも増えてきたのでたいへんうれしく思っています。

先生がこれからめざす歯科医院像をお聞かせください。

老若男女、すべての方が気兼ねなく通える歯科医院にしていきたいですね。私は、祖父と父がずっと守り続けてきた当院を大切にしていきたいと思って継承しました。父が体調を崩してしまったこともあって、一緒に働いたことはありませんが、患者さんの声を聞いて、父が皆さんからとても信頼されていたのだと感じています。そんな父を慕っている患者さんも、新しい患者さんも、通いやすい歯科医院をめざしたいです。周辺のエリアでは若いファミリーから高齢者までさまざまな年齢層の方が生活しているので、皆さんにとって通いやすいと思っていただけるような歯科医院にしていきたいですね。

診療方針を教えてください。

診療方針は、保険診療でも自由診療でも区別なく、基本に忠実に丁寧に診療を行うことです。一番は患者さんが安心できて、喜んで帰ってもらえるようにすることですが、そのためには丁寧な治療と説明が大切だと思っています。何か特別な治療ができるわけではありませんが、1回1回の治療を丁寧に行うことで、毎回患者さんが満足してくれたらうれしいです。患者さんには「痛いのが治った」「治療が痛くなかった」「歯がきれいになった」というような思いを持って帰っていただきたいですね。

補綴治療や入れ歯の調整、難症例の抜歯が強み

先生はどんな治療を得意としていますか?

補綴治療や入れ歯の調整、抜歯、顎関節に関する治療でしょうか。私は愛知学院大学大学院でも補綴を学び、同大学病院でも補綴に関する経験を積んできました。大学では歯科技工士が行うようなことも一通り経験してきているので、入れ歯の調整を得意としています。以前からいずれは当院を継承するというのが頭にあったので、高齢の患者さんも多いですし、入れ歯治療のニーズが高いと考えて補綴を学んできました。その後、約3年間口腔外科にも勤務したので、埋伏抜歯や顎関節に関する治療に関しても研鑽を積みました。特に抜歯は数多く経験したので、得意と言えると思います。こうした経験から、院内で埋伏抜歯や入れ歯の少し難しい症例にも対応可能です。

初診の対応はどのように行われているのでしょうか。

初診では説明の時間を長めに取るのと、チェアの上にあるカメラで口腔内を撮影させていただきます。具体的に、まずは口腔内の状態をチェックして、カメラで口腔内のパノラマ写真を撮影。続いてエックス線検査で目に見えない部分まで確認して、必要に応じて歯周病検査を行うほか、歯石がある場合はスケーリングを実施します。検査が終わったら、患者さんにエックス線写真をお見せしながら説明して、治療の方向性や選択肢を示し、必要に応じて自由診療の説明もします。当院では、検査を行った人が患者さんに説明までするので、歯科衛生士が歯周病検査を行った後、歯周病の進行具合などについてもご説明します。実際に検査をして、患者さんの口腔内の状態をしっかり把握している人が説明するほうが伝わりやすいと考えてのことです。

カメラを活用されているのですね。

各チェアの上にあるカメラは、写真が撮れるだけではなく、拡大鏡にもなる便利なアイテムです。カメラを持ってくる手間も時間もかからず、すぐに撮影して画像も出せるので、患者さんにスムーズに説明しやすいんです。虫歯を削る前と削った後など、見比べながら説明をするのに役立てています。皆さんも治療のビフォーアフターはよく目にすると思いますが、治療の過程は見られないことが多いかもしれません。当院では患者さんがわかりやすく、かつ安心できるよう、治療の過程もお見せすることを心がけています。

妊娠中の人や子ども連れにも優しい歯科医院へ

保育士さんによる託児も行われているそうですね。

ええ。子育てをしている妻から母親目線の意見を取り入れて、保育士の常駐やおむつ替え台の設置を決めました。当院には保育士の資格を持つ歯科助手がいるので、託児の希望がある場合は、保護者の方が治療を受けている間、キッズスペースでお子さんをお預かりします。小さいお子さんがいると、歯科医院に行きにくいと感じている方も少なくないと思いますが、当院ならば安心して治療が受けられるのではないでしょうか。また、今のところは相談があれば、保育士が個別に対応する体制を取っているのですが、ゆくゆくは食育に関する悩みを解消できるような取り組みもしていけたらなと思っています。食の偏りやどの時期にどんなものを食べさせたら良いかなど、保護者の方が子育ての中で不安に感じていることを少しでも解消するためのお手伝いができればと思っています。

マタニティー診療にも対応されているそうですね。

はい。実際に提供していることは一般的な診療とあまり変わりませんが、妊婦さんだからこそ気をつけるべきポイントをお伝えするようにしています。妊娠中はホルモンバランスが崩れやすい影響で、歯茎が腫れやすくなったり、虫歯になりやすくなったりとさまざまなトラブルが起きやすいので、妊娠中も口腔内の健康を保てるようなアドバイスをさせていただきます。お母さんの口腔内の環境は、生まれてくる赤ちゃんにも影響があるといわれています。生まれてくる赤ちゃんへの虫歯の感染リスクを下げるためにも、妊婦さんの口腔ケアはとても大切だと考えています。

最後に、今後の展望と読者へメッセージをお願いします。

現在当院では、インプラント治療と矯正治療は行っていませんが、今後どこかのタイミングで始めることも考えています。矯正治療は私自身が勉強できたらいいのですが、専門性が高い分野なので、矯正治療を専門にする先生に来てもらうのも良いかなと考えているところです。実際に矯正治療のニーズがあるのかという点も含めて、しっかり考えていかないといけないなと。あと、皆さんへお伝えしたいのは、口腔内に関するお悩みがあれば、どんなことでもご相談に乗りますので、気軽に来院してくださいということです。痛みがないと歯科医院に行かない方、しばらく歯科医院に行っていない方もいらっしゃると思いますが、痛くなる前に検診を受けることをお勧めします。また半年たつと歯石が硬くなって取るのが難しくなりますので、なるべく3ヵ月以内を目安に、定期的に検診を受けていただくのがベストです。

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