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てるい歯科クリニック (江東区/南砂町駅)

照井 崇之 院長の独自取材記事

東京メトロ東西線の南砂町駅から歩くこと、8分。葛西橋通り沿いに面して立つナチュラルな雰囲気の「てるい歯科クリニック」。すぐ隣には商業施設もあり、買い物がてらに立ち寄れる絶好のロケーションだ。同院は、照井崇之院長と妻の照井尚子副院長の2人で診療。「地域の役に立ちたい」との思いで開院した当初から、患者とのコミュニケーションを何より大切にしている。クリニックのイニシャルT・D・Cがモチーフのロゴマークには、「お口の健康を守ることで皆さんを笑顔にしたい」という想いが込められているそうだ。照井院長に、南砂町での開業を決めた経緯から、開業10年を迎えても変わらないこと・変えていくことなどについて話を聞いた。

患者とのふれあいも治療もコミュニケーションが大切

南砂町で開業されたきっかけから教えてください。

砂町銀座商店街へ買い物などで来た経験などから、この町なら、地域の皆さんと肩肘張らずに長いお付き合いができると感じたからです。「歯医者が好き!」という人はまれだと思いますから、せめて嫌われないよう居心地が良く温かい雰囲気に、できれば泊まりたくなるような内装にしてもらって。待合室にはキッズスペースも設けて、子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々に敷居の高さを感じることなく来ていただけることをめざしてきました。おかげさまで、2021年で10周年を迎えることができました。診療方針や毎朝の掃除といった習慣は変わりませんが、私自身が年を取ったことや患者さんが増えたことで、変わった部分もありますね。歯科治療を受けるというのは、基本的に患者さんにとって嫌なことだからこそ、帰る時に、「それでも来て良かったな」と思ってもらえるような治療・対応を心がけています。

診療において、一番大切にしていることは何ですか?

患者さんとのコミュニケーションですね。コミュニケーションをとっていないと、人と接している感じがしませんし患者さんと打ち解けることも難しくなります。仲良くならないと、患者さんも「痛い」とか、本当のことを言いにくいでしょう。コミュニケーションが良好であれば、きっと怖がりの患者さんの恐怖心は和ぎますし、治療方針をきちんと聞きたい患者さんは納得していただけます。気軽に通ってもらえる雰囲気づくりや、患者さんのいろんなニュアンスをくみ取るよう努力しています。診療中には、治療とまったく関係ない会話もしますよ。前回、治療にいらしたときに競馬に行くと言っていた患者さんには「勝ちましたか?」などと尋ねたりして(笑)。こんな普通のコミュニケーションの繰り返しですが、笑顔で帰られる患者さんが増えました。

開業時から変わらない診療方針とは、どのようなものでしょうか。

「保険診療と審美の両立」はずっと意識していることです。歯科医師として、治療に関しては自由診療であっても保険診療であっても同じように、真摯な姿勢でその精度をも高めていきたいという想いがありまして、患者さんには歯科医師に気兼ねすることなく、ご自身の納得いく治療法を選んでいただきたいと考えております。もちろん、それぞれの治療法の違いについてはきちんと説明いたしますが、特定の治療を過度に勧めることはありません。また、新しい治療も積極的に取り入れ、患者さんのニーズに応えられるようにしています。2020年にCAD/CAM冠が保険適用となり、場所により保険診療でも白い歯を入れられるようなったことで、選択肢が増えたのはとてもいいことですね。

常に、患者に適切な治療を提供する

ご夫婦で診療にあたり、クリニックを運営するメリットはどんなところにあるのでしょうか?

1つ目は、コミュニケーションが良好にいくことでしょうか。それが患者さんの安心感につながっているようです。けれど一番いいのは、一生懸命のレベルが同じということですね。お互いをサポートしつつ、モチベーションを高め合っていけるのが強みかなと思います。私たちの開業時からの習慣の一つに、朝は私たち夫婦で掃除や準備をする、終わった後は私たちを含めスタッフ全員で掃除と片づけをするというものがあります。そういうものだと思って始めたのですが、一緒に作業をすることで、コミュニケーションの機会も増えていますね。その日の診療内容や患者さんのことを自然に共有できること、みんなでチームとして動けることが、小規模クリニックの大きなメリットかなと思っています。

10年間で変わったことはありますか。

痛みがなくても、検診やメンテナンスに来てくださる方が増えたと思います。一方で私は50歳を過ぎ、これから体力も落ちる一方なので、開業当初のように「何でも来い!」というのは難しくなったと感じています。例えば、インプラント治療は私も専門的に学んでおり、これまで希望する患者さんに治療してきましたが、専門機関のように年間に数百症例を手がけることはできません。ですから、何でも自分ができるように技術を磨くのではなく、患者さんにとっての最善の治療を第一に考え、インプラント治療については他の専門機関を紹介するようにしています。現在は、私の専門である補綴・審美補綴を中心に、普通の治療をきちんとやってくれることを求めていらっしゃる患者さんに、しっかりと適切な治療を提供することを大切にしています。

歯科医師をめざした理由や、専門に補綴歯科を選んだ理由についても教えてください。

ありがちな話ですが、父も歯科医師として岩手県の田舎で開業して40年間、地域医療に貢献してきた人で。住まいと診療所はつながっていましたから、患者さんから「先生、先生……」と親しみや尊敬を込めて慕われる姿を目の当たりにし、そんな父親の背中をなんとなく追ったのが原点ですね。補綴を選んだのは、自分の中では補綴が王道で、噛み合わせについての知識を深めないと優秀な歯科医師にはなれないと感じていたからです。噛み合わせは0.0何ミリ違うだけで、体への影響は大きく変わります。患者さん自身はなかなかそのことに気がつけないので、歯科医師が見極めてあげないといけないものです。少しでも適正な噛み合わせを患者さんに感じてもらればと考えています。

保険診療も自由診療も、患者ニーズに合わせていきたい

ハーバード大学への留学経験もおありなのですね。

開業する前に一度世界の歯科医療を見てみたい、先進の治療方法を学びたい、それからアメリカがどんな国なのか体験してみたい、といった気持ちで行きました。大学ではインプラントを専門にする教授に師事しました。文化の違いから学ぶことは多かったですね。学生たちに指導をする機会も与えていただけましたし、親子3人の海外暮らしもまたとない経験で、慣れないことばかりでしたが充実していました。

お休みの日はどんなふうに過ごされるのでしょう?

家事をしたり、家族と出かけたりと、ごく普通の共働きの家族と同じような感じだと思いますが、自分のための時間としてはジョギングをしたりしています。これといった趣味がなく、体を動かす機会も少なくなりがちなので、休みの日は極力走るようにしていますね。ですので、雨が降るとテンションが下がります(笑)。

最後に、地域の方へのメッセージをお願いいたします。

患者さんの負担を減らせるよう、新しい技術で有用なものは常に取り入れ、時代に合った治療をしていくことを心がけています。保険診療でも自由診療でもニーズに合わせていきたいですね。志の部分では、真面目に、基本に忠実に、派手さにとらわれず小さなことをコツコツと積み重ねていく、という大学時代の先輩から受け継いだ初心を大切にしていきたいです。現在、お約束が取りづらかったりでご迷惑をおかけしているのですが、しっかりと患者さんの訴えの内容を聞き、希望に沿った治療を続けていきますので、困ったことがありましたらいつでもご相談ください。

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