松井クリニック

松井秀樹 院長の独自取材記事

松井クリニック

(武蔵野市/吉祥寺駅)

最終更新日:2019/08/28

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吉祥寺駅から徒歩約12分。閑静な住宅街の中でも、一際目立つモダンな建物が「松井クリニック」だ。内科・リウマチ・アレルギー専門医、身体障害者福祉法指定医、産業医といったさまざまな専門医資格を有する松井秀樹院長が、地元・吉祥寺に昔の町医者のようにどんな病気でも診ることができ、患者が気軽に何でも相談できるクリニックを作ろうと1996年に開院。駅から少し離れた立地にも関わらず、全身を診る質の高い診断と充実した設備のクリニックには、多くの患者が来院する。「少し遠くても、待ち時間が長くてもここに来て良かったと言って頂ける診療を心がけています」。そう語る松井院長の温厚な人柄と丁寧な診察が評判を呼び、地元のみならず、遠方から定期的に来院する患者も少なくない。「大学病院クラスの町医者になることが目標」だという松井院長に、診療方針から患者への思い、今後の展望までたっぷりと語っていただいた。
(取材日2013年11月6日)

さまざまな専門医資格を有するベテランドクターが貫く“全身を診る”診療

まずは、開業までのご経歴についてお聞かせください。

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聖マリアンナ医科大学を卒業後、内視鏡室や透析室、放射線科、救命救急センターなどでさまざまな経験を積みました。研修を通して呼吸器、循環器、消化器、血液、感染症など、あらゆる疾患を診療する機会に恵まれました。特に、救命救急センターでは重篤な外傷や、高度な医療技術を要する三次救急まで携わり、とても大変でしたが多くの知識と経験を深めることができました。私も若かったので、少しでも先輩方の技術を吸収するため、家にも帰らず、ほとんどの時間を病院で過ごすなど、学ぶことに没頭していました。その後、大学院へ進み、日本のリウマチ治療の第一人者であった水島裕先生に師事しました。先生が難病治療研究センターを立ち上げることになり、私も全国からセンターを頼って来られる難病患者さんを診られたことは貴重な経験でした。専門はリウマチ、膠原病、アレルギー内科ですが、私は内科、リウマチ、アレルギー科の各科学会認定専門医、身体障害者福祉指導医(肢体不自由)、産業医といった様々な資格を取得しました。それは大学病院時代の経験から、診療において「全身を診る」ことが、いかに重要かを痛感したからです。1996年に開業してから今まで、そのことが私の診療の原点になっています。

地元吉祥寺での開業は、先生の昔からの夢だったのでしょうか?

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卒業後は大学病院に残り、海外留学を経て、できれば教授を目指したいと思っていました。大学卒業時に首席であったことから、教授も周りの友達も、大学に残ると思っていたようです。今でも「松井が開業するとは思わなかった」とよく言われます(笑)。医学界のトップ・オブ・トップの世界は、臨床のみでなく、研究実績も必要な厳しい競争の世界です。医学の進歩にはそれは必要不可欠なのですが、自分がその仕事を続けていくのは、性格上難しいと思いました。結局、小さい頃からなりたいと考えていた、地域の患者さんに寄り添い、より良い医療を提供するという自分の原点に戻るべきだと気づき、“大学病院レベルの医療が受けられる町医者”を目標に開業しました。ただ、ほんの一瞬でしたが、優秀な指導医のお陰で医学の頂点を見られたことは本当に貴重な経験でした。その場からは離れましたが、開業医となった今も、患者さんの健康のために、最新の医療知識・情報の吸収など、日々のブラッシュアップは欠かせません。多くの学会や研修会などに参加したり、トレーニング試験を受けたり、常に最新の医学知識を得るように心がけています。また、33歳で母校の内科学の非常勤講師を拝命されて以来、現在まで18年間、研究や学生の指導を担当しております。

医師を志したきっかけは?

父方、母方ともに医科系の人が多く、小学生の頃から医師か歯科医師になろうと思っていました。卒業文集には「世界一有名な歯医者さんになる」と書きました(笑)。小さい頃から自分の思いや、やりたいことはぶれない方でしたね(笑)。自分の性格を割と客観的に見ていて、大きな組織の中でやっていくのは自分には向いていない思っていました。改めて考えてみると、小さい頃に憧れた「町のお医者さんになる」という夢を実現できたのですから、ある意味非常に幸せですね。

生物学的製剤を使用したオーダーメイドのリウマチ治療

クリニックの主な患者層は?

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ご近所のお子さんからお年寄りはもちろん、アレルギー、リウマチなどの専門治療を受けるために日本全国の驚くべく遠方から、定期的に通って来られる方もいらっしゃいます。最近、特に力を入れているのが、リウマチの生物学的製剤を使った治療です。9種類の生物学的製剤を患者さんの症状や合併症、年齢、職業、生活環境、経済的負担などまで検討して、オーダーメイド的に調整していきます。この治療は副作用のリスクコントロールも含め、様々な知識が必要とされるため、クリニックで行っている医療機関はまだ多くはありません。地域の医療機関では大学病院を除き、全身管理を心掛けている当院が、多くの実績を残しているようです。大学病院では複数の診療科を受診しなくてはならなかったり、担当医が変わったりしますから、「1人の先生に継続して見て欲しい」と思われる方は、遠方からわざわざ来てくださっているようです。リウマチだけを診るのではなく、全身を管理しながら10年後・20年後を捉えた治療に取り組む。この徹底した姿勢を信頼し、「遠方からでも通う価値がある」と判断してくださっていると思うと、うれしいと同時に身が引き締まる思いです。

患者と接する上で先生が心がけていることは何ですか?

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駅から少し離れた立地にもかかわらず、1日平均100人、最多時は200人が来院されます。だからこそ100人の内の1人ではなく、常に目の前の患者さんに一人ひとりに集中するように心がけています。2〜3時間お待ちいただいて、5分の診療となっても、「ここに来て診てもらって良かった」と思っていただける診療をすることが私のモットーです。患者さんは何らかの答えを求めてクリニックに来られるのですから、短時間で精度の高い診断が下せるように、些細な訴えや兆候にも丁寧に耳を傾けます。正しい判断ができる知識や経験はもちろん、診療で大切なのは患者さんと信頼関係を築くことです。特に、慢性疾患の場合には、患者と医師との二人三脚の治療が長期間続きます。何でも話せる環境作りが重要です。患者さんが発した、ちょっとしたキーワードが、病気の早期発見につながることもあります。珍しい疾患や、非常に早期のがんを発見することもあり、紹介先の専門医から驚かれることもあります。

院内のデジタル化にも取り組んでおられるとか。

各種X線検査、CT、MRI、超音波検査、内視鏡検査などの映像は、電子カルテを通じて一元管理しています。診察室の3台の大画面モニターで各種検査の画像を診ることができるため、患者さんから「自分の病状がよりわかりやすくなった」と好評です。電子カルテの導入に伴い、診察券も刷新しました。カードを読み込むだけで患者さんのカルテや履歴がすべて呼び出せるリライトカードに変わったことで、従来の手続き作業による人為的ミスの可能性も大幅に減り、より安全性の高い医療を提供できるようになりました。また、「苦しくない」と患者さんのクチコミで評判となり広がっているのが内視鏡検査です。患者さんごとに鎮静剤の種類や量を調整して使用していますので、「どこでやっても痛くてできなかったけど、初めて楽にできたと、それ以降は毎年受ける方が少なくありません。痛みがどうしても不安だという方には、経鼻内視鏡を選択することも可能ですので、一度ご相談ください。

プロ意識の高いスタッフと共に、より良い地域医療を常に追及

院内の造りも凝っていますね。先生のこだわりを教えてください。

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当院ではさまざまな検査を行っていますが、特に女性は検査着姿を他人に見られたくはないものです。そこで、患者さんの快適性やプライバシーを考慮して、待合室を中心に患者さんとスタッフの導線を分けるなど、設計士さんと約1年がかりで話し合いながら、今の形にたどり着きました。院内は診療を受けられる患者さん目線の設計にこだわりました。例えば、処置室には少しでも楽に点滴ができるように、ゆったりとした電動イスもご用意しています。いろいろとこだわるうちに、診察室の机は患者さんと話しやすく、診察しやすいように自分でデザインしてしまいました(笑)。元々デザインすることが好きなので、電子カルテ用のモニターボックスなど、院内の備品の多くのものがオリジナルデザインとなりました(笑)。

クリニックの一番の自慢は何でしょう?

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どのスタッフも医療従事者として強い自覚を持っており、患者さんにより良い医療サービスが提供できるように一致団結していることです。私自身、足腰の不自由な患者さんが来られると、すっと立ちあがってドアを開けたり、手を添えて支えるなど、自分から動きます。「こうしなさい」とスタッフに指導しているわけではないのですが、看護師も受付スタッフもみんなが同じように患者さんに優しく、親切に接してくれるのでとても助かっています。東日本大震災の際には、誰一人として休まず、遅刻することすらなく、通常通り勤務してくれました。計画停電に備え、「もしコンピューターが使えなくなっても、暗くなって見えなくなるまでは患者さんのために診療を続けましょう」と言ってくれた時は、改めて彼女たちのプロ意識の高さに感動しました。

先生のリフレッシュ法は?

休日も半分ぐらいは仕事をしています。たまに学生時代の友人と飲みに行ったり、犬を連れて車で遠くの公園まで行って遊ぶのが、よい気分転換になります。お盆休みだけは、少し長めに取らせてもらっているので、1年に一度海外旅行に出かけています。患者さんにも「先生ゆっくり休んできて」と理解していただいているので、有りがたいと思います。

クリニックの今後の展望を教えてください。

患者さんの利便性を優先して、院内薬局にこだわっており、当院では内服薬や注射薬のストックは常に確保されています。電子カルテのサーバーは2つ連動している上、その端末の2つはノート型パソコンなので、停電しても動きます。今後は太陽電池、蓄電池、燃料電池などを組み合わせた非常時の対策にも取り組んでいきたいと思っています。発電、蓄電システムを組み入れることにより、震災などの非常時においても、クリニックが通常通り機能できるようにすることが目標です。いざという時も患者さんを守る。自分の天職である “町医者”として、地域医療にさらに貢献していくことが自分の役割であり、責任だと考えています。



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