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ナンバデンタルオフィス (港区/新橋駅)

難波 徹 院長の独自取材記事

新橋駅から徒歩3分ほど、高層ビルが立ち並ぶオフィス街の一角にある「ナンバデンタルオフィス」。窓から自然光が差し込む院内は、明るく居心地の良い雰囲気だ。院長の難波徹先生は、東京歯科大学歯内療法学講座で研鑽。マイクロスコープを使った根管治療や審美面に配慮した治療を専門とする。「当院のモットーは、機能と美しさを兼ね備えた治療を提供すること」と語るとおり、見た目の美しさだけでなく、患者の体の健康まで踏まえた治療を実践。診療においては、患者1人に最低でも1時間かけ、1本1本の歯を丁寧に治療するよう努めている。「よく噛める状態を保つことで、健康寿命を延ばすお手伝いをしたい」と優しく語る難波院長に、歯科医師をめざしたきっかけやクリニックの治療方針、治療の特徴など幅広く聞いた。

機能と美しさを兼ね備えた質の高い歯科治療をめざす

歯科医師を志したきっかけや現在までの経緯をお聞かせください。

両親ともに歯科医師で、父方も母方も代々歯科医師という家系で育ったため、歯科医師という職業をいつも身近に感じていました。その影響は大きいですね。実家は、赤坂で100年以上診療を続ける歯科医院。父が3代目院長、兄が副院長を務めています。ですから、家族が集まると、自然と歯科についての話で盛り上がるんです。ここ新橋に開業して、もう15年になります。審美面に配慮した治療や難治性の根管治療、噛み合わせ治療などでご相談いただくことが多いですね。開業当初いらした患者さんがご友人を紹介してくださり、さらにそのご友人がご来院されるといった感じで、来院の輪が広がっていく状況が続いています。他県から足を運んでくれる患者さんも多くいらっしゃいますね。

治療の流れを教えていただけますか?

まずはカウンセリングを行い、主訴をじっくりお伺いするよう努めています。また初診の患者さんの場合、お口の中のプラークを少し取り、位相差顕微鏡という特殊な顕微鏡で細菌や微生物を必ず見ていただきます。その上で、「このような菌が悪さをして、虫歯や歯周病を引き起こしているんですよ」など、お口の中で生じていることを説明します。画面上でニョロニョロと動く細菌を見れば、歯磨きを頑張ろうという意欲がいや応なしに高まるのではないでしょうか。お口の中の状態を実際にお見せすることで、患者さんの予防に対するモチベーションを高めていきたいのです。お口の現状を十分にご理解いただいてから診査・検査を行い、翌回以降本格的な治療へと進むようにしています。

クリニックの治療方針についても教えてください。

当院では審美面に配慮した治療を心がけています。審美というと一般的には見た目の美しさを追求することと思われがち。しかし、ただ白ければいいわけではありません。当院のモットーは、機能と美しさを兼ね備えた治療を提供すること。ですから、「歯を白くしたい」というご希望でいらしても、まず噛み合わせからチェックさせていただきます。噛み合わせが悪いと体の健康にも悪影響が及ぶことがありますし、歯を治療したとしても長持ちしにくいのです。ですから、まずは噛み合わせを整えることが大事。その上で、かぶせ物や詰め物、入れ歯などの施術を進めていくという治療計画をご提案させていただいています。お口のバランスが整えば、治療した歯の永続性が高まることも期待できますし、体の健康を守ることにもつながると考えているからです。

マイクロスコープを活用し精密な歯科治療を

こちらで特徴的な治療法などはありますか?

マイクロスコープを使った治療でしょうか。当院では、私がマイクロスコープを触らない日はありません。根管治療はもちろん、充填処置や歯周外科処置、歯の移植や再植の際にも使用しています。マイクロスコープを通して見える拡大された視野を生かしながら、精密かつ正確な治療をめざしています。結果として患者さんの満足度も増すのではないかと思います。根管治療や歯周外科治療、歯周組織再生療法などの際には、マイクロスコープを活用してこそ、機能と美しさを兼ね備えた治療や精度にこだわったインプラント治療の提供をめざすことができるのだと考えています。

根管治療を専門にされていると伺いました。

審美面に配慮した治療に加えて、東京歯科大学歯内療法学講座での経験から、マイクロスコープを使った根管治療も私の専門分野なのです。日本ではまだまだ普及していませんが、根管治療の際には、必ずラバーダムというゴム製のシートを患者さんのお口に装着するようにしています。欧米諸国では、ラバーダムは必須の処置ともいわれています。唾液の中にも細菌がいるため、ラバーダムを装着せずに根管治療を行うと、治療部位の細菌感染のリスクにつながりやすくなります。せっかく治療しても、痛みが再発したり根っこの先端に膿の袋ができたりすることさえあるのです。ラバーダムを装着することで、再発率を下げることにつなげられるようにしています。

デジタル化も積極的に進めていらっしゃるようですね。

以前から、エックス線画像や口腔内写真はすべてデジタル化しています。治療過程だけでなく、検診時のチェックポイントも撮影。目の前のモニターでその場で見ていただけることはもちろん、画像をプリントアウトして即日お持ち帰りいただけます。また近年、インプラント治療のデジタル化にも取り組んできました。現在、お一人お一人の患者さんのお口の状況に合わせて、インプラントの適切な埋入位置を決めるために、手術用ガイドシステムを活用しています。CT画像と模型データをコンピューター上で重ね合わせて、手術用のガイドを作成。それを3Dプリンターで出力するのです。インプラントを適切な位置に埋入することを図れる上に、治療時間の短縮にも役立つなど、患者さんにとってもメリットが多いのではないでしょうか。

1本1本の歯に時間をかけて丁寧に治療することが大切

最近注目していることはおありですか?

食いしばりに注目しています。歯を強く食いしばる癖がある人は、ずっと筋力トレーニングをしているようなもの。顎のつけ根にある咬筋という筋肉が発達し、エラが張ってくる可能性もあります。また、歯が割れたり歯根が折れたりして、ゆくゆくは歯を失うことにもつながりかねません。当院では、就寝中にマウスピースをつけていただき、食いしばりの改善を図っています。

先生が考える良い歯科医院とは?

ある程度時間をかけて治療をしてくれることは重要なポイントだと思います。当院では1人の患者さんに最低でも1時間かけて診療しています。1本1本の歯を丁寧に治療するには、そのくらいの時間が最低限必要。適合の良い精密なかぶせ物を作ったり、治療内容についてきちんと説明したりするには、かなりの時間を要するからです。また、歯科医師1人ではなく、必ずスタッフと2人で治療にあたることも欠かせません。歯を削る機器とミラーだけで両手を使いますので、1人で治療しているとどうしても無理が生じます。マイクロスコープなどの機器を使って治療するには、アシストしてくれるスタッフが必要。当院では、必ずスタッフにサポートに入ってもらい、フォーハンドで治療を行うようにしていますね。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

よく噛める状態を保つことで、健康寿命を延ばすお手伝いをしたいと思っています。当たり前のことですが、人にしても動物にしても食べられなくなったら生きていくことはできません。実際、入れ歯になってから、「こうなる前にきちんと歯の手入れをしておけば良かった」と後悔する患者さんも多くいらっしゃいます。患者さんの歯科医院に対する意識を、「痛くなって行くところ」から 「予防するために行くところ」へと変えていければいいですね。当院での治療経験が、患者さんの意識改革のきっかけになれば幸いです。皆さんに美しく健康なお口を手に入れていただくため、丁寧かつ精密な治療を施していくとともに、良い状態を保つための予防意識を高めるお手伝いもさせていただきたいと思っています。

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