洋光台レイ歯科・矯正歯科 (横浜市磯子区/洋光台駅)
野田 英臣 院長の独自取材記事
洋光台駅から徒歩約3分、洋光台通り沿いのビル1階に入る「洋光台レイ歯科・矯正歯科」。クリニック名の「レイ」には、虫歯をなくす「虫歯0」や感謝を表す「お礼」といった意味が込められているそうだ。地域に根差して一人ひとりの歯の健康をサポートすることが、野田英臣院長の目標。虫歯や歯周病、入れ歯治療をはじめ、小児歯科、矯正歯科、セラミックを使った治療など幅広い歯科診療に対応。「自分が受けたい治療を患者さんに提供すること」をモットーに、「目に見える形」でわかりやすく説明することに加え、痛みや不安を軽減したり、できる限り治療期間を短くしたりするなど、患者の立場に立った丁寧な診療を心がけている。気さくで優しい雰囲気の野田院長に、クリニックの診療の特徴や診療時の心がけについて詳しく聞いた。
患者の立場に立って、優しく丁寧に接することを大切に
まずはクリニックの診療の特徴について教えてください。
患者さんの立場に立ち、わかりやすく丁寧に説明することを大切にしています。特に初診の際には、お悩みやご要望をしっかりとお伺いした上で、口腔内写真などを使ってお口の現状を実際に見ていただきながら、治療計画についてわかりやすく丁寧に説明します。何の説明もなく治療を進めるようなことはありません。説明用モニターやタブレット機器などを駆使して、「目に見える形」でわかりやすくお話しさせていただきます。実際にご自身の目で見ていただくので、記憶にも残りやすいのではないでしょうか。そのために口腔内カメラはもちろん、デジタルマイクロスコープやデジタルエックス線装置といった機器も導入しています。また、私は勤務医時代、セラミックを使った治療の分野でも研鑽を積みました。保険診療と比べて、より精密な治療が可能で、美しい仕上がりも期待できます。興味がある方はぜひご相談ください。
わかりやすい説明を心がけているのはなぜですか?
私のモットーは、自分が受けたい治療を患者さんに提供すること。「自分が患者さんの立場だったら」ということは、常々考えていますね。「自分だったら、こうすればあまり痛くないのではないか」などと考えて、治療時の痛みを軽減することにも努めています。また、自分が患者さんの立場だったら、治療内容や流れについてしっかり説明してほしいと思うので、丁寧な説明を心がけています。丁寧に説明を受けて嫌な思いをする方はあまりいないのではないかとも思うのでそこは意識してますね。また、歯科医院は何をされるかわからないという不安を抱えている方もいらっしゃると思うので、スタッフにも、こまめにお声かけをすることなど意識してもらっています。治療においても一方的に進めるのではなく、何かわからないことがないかこちらからお伺いするなど、患者さんが何でも質問しやすい雰囲気づくりも心がけています。
患者さんの立場に立って診療されているのですね。それはどのようなお気持ちからですか?
根本にあるのは「困っている人を助けたい」という気持ちが強いですね。患者さんのご負担を減らすため、できる限り治療期間を短くするようにも工夫しています。1回の治療を時間をかけて行えば、麻酔の回数も通院回数も少なくて済みますし、何の説明もないまま治療が長引くと患者さんも不安を覚えると思うので。当院では治療期間などについても、患者さんの立場に立って丁寧に説明するよう心がけています。さらに、来院してくださる患者さんに、適切な治療を提供したいという思いも強いです。単に1本の歯だけを治療するというより、患者さんの口腔内全体をサポートすることが当院のモットー。スタッフ一丸となって、5年後、10年後まで見据えた治療を提供することをめざしています。
一人ひとりの背景や状況に合わせた診療を心がける
治療後のフォローも大切にされているようですね。
治療が終わった後も、定期検診のためにクリニックに継続的に通っていただくことは大切です。当院では、治療後に歯周病検査などを行った上で、それぞれのお口の状態に合わせた定期検診の頻度を設定。歯科衛生士とともに患者さんに説明させていただきます。歯磨きなどのセルフケアだけで、歯の健康を生涯にわたって維持していくのは難しいこと。定期的に歯科で検査やクリーニングを行うことはとても重要だと思うのです。もちろん、無理強いしたりすることはありません。歯並びなど、お口の状態によっても定期検診の間隔は変わってくるため、お一人お一人の状況に合わせて適切な頻度をご提案させていただきます。
こちらで受けられる矯正治療について教えていただけますか?
矯正治療に関しては院名に掲げていることもあり、希望される患者さんが多くいらっしゃいます。現在、矯正を専門とする齋藤新先生に月2回、第2水曜日と第4土曜日に来ていただいています。お子さんの親御さんから矯正を相談されるケースがよくあるのですが、まずはしっかりとお話しをしたうえで治療を進めていきます。また、成長過程であるため、患者さんの状態を鑑みて治療開始の最適な時期はいつなのかもご提案させていただいています。専門性の高い治療を提供するために、矯正専用のセファログラムという機器も導入。矯正を希望される患者さんが多いため、今後も診療回数を増やすことを検討しています。相談会も開催していますので、小児矯正や成人矯正に関心のある方はお気軽にご連絡ください。
小児歯科についてもお聞かせください。
当院には1歳くらいのお子さんも来院されています。年齢にもよりますが、小さいお子さんであれば、最初は歯科衛生士が対応するようにしていますね。注射をされるなど、病院に怖いイメージを持つお子さんも多いと思うからです。いきなり歯科医師が対応すると恐怖心を与えかねないため、まずは歯科衛生士にお口の状態をチェックしてもらい、その後私が診るようにしているんです。お子さんの年齢や状況にもよりますが、まずはフッ素塗布や歯磨き指導からスタート。小さいお子さんの場合、親御さんに歯ブラシやフロスの使い方をお教えするケースが多いですね。診療していて感じるのは、助成のある歯科健診や医療費助成制度についてご存じない親御さんもいらっしゃること。利用できる制度もありますので、お子さんの歯が生え始めたら、一度ご来院いただければ幸いです。
「来て良かった」と思ってもらえるクリニックをめざす
お子さんと接する際にはどんなことを心がけていますか?
私自身、子を持つ父親として子育て経験がありますので、自分の子どもに接するようにお子さんたちに接しています。特別何かを意識しているというより「この子が自分の子どもだったら」と考えて、自分らしく自然体で接している感じでしょうか。当院では、無理に治療を進めるのではなく、まずは時間をかけてクリニックの雰囲気に慣れてもらうことを大切にしています。また子どもたちに歯科嫌いになってほしくないので、無理やり押さえつけて治療したりしないようにも心がけていますね。スタッフたちもお子さんの扱いに慣れていて、優しく丁寧に接してくれています。
クリニック名に込めた思いについても教えていただけますか?
クリニック名の「レイ」には、虫歯をなくす「虫歯0」という意味とともに、「スタート」という意味での「0」や感謝を表す「お礼」という意味合いも込めました。患者さんが言いやすかったり覚えやすかったりする名前にしたかったというのもありますね。「レイ」なら、小さなお子さんでも言いやすいのではないでしょうか。「デンタルクリニック」ではなく「歯科」という表記にしたのは、そのほうがご高齢の患者さんにも、活用していただきたいと思ったからです。どんな世代の方でも口腔内全体を支えていけるような歯科医院でありたいと思います。
最後に読者に向けたメッセージをお願いします。
お子さんの場合、虫歯になってから受診するというより、そうなる前にクリニックの環境や雰囲気に慣れておくことが大切です。早くから通うことで、「歯科は怖くない」ということを感じてもらいたいですね。子どもの頃の口腔ケアの習慣は、大人になってからの歯の健康にも大きな影響を及ぼします。歯磨きやフロスの仕方などを指導し、正しい口腔ケアの習慣が身につくよう、親御さんと協力してお子さんたちをサポートしていきたいと考えています。当院では、診察室までベビーカーで入ることも可能。地域のかかりつけ歯科医院として「何でも話しやすい先生でありたい」と思っていますので、気になることがあったら何でもお気軽にご相談ください。