くぼたクリニック松戸五香 (松戸市/五香駅)
窪田 徹矢 院長の独自取材記事
地域のかかかりつけ医として、専門とする泌尿器疾患だけでなく内科疾患やアレルギー、皮膚トラブルなどにも幅広く対応している「くぼたクリニック松戸五香」窪田徹矢院長。泌尿器科では、前立腺肥大症に対する経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)をはじめニーズの高い治療にも対応。また、超高齢社会の中で泌尿器科の果たす役割は大きく、情報発信や後進育成にも尽力する。さらに、病気を治療するだけでなく、地域の人々が明るく元気に美しくなれるようサポートしたいと美容医療にも力を入れる。地域に安心と思いやりの医療を届けたいと幅広い活動に取り組む窪田院長に、同院の特徴や泌尿器科の医師としての思いなどを聞いた。
泌尿器科、内科、皮膚科、美容皮膚科まで幅広く対応
こちらは、2023年に新築移転されたそうですね。
はい。2017年の開業以来、多くの患者さんに来ていただいて手狭になったので、より快適にリラックスして受診していただけるように、こちらに移転しました。泌尿器科、内科、皮膚科、さらに美容皮膚科での自由診療も含めて、体の内面から、そして外面からも元気に、きれいになっていただければと思っています。内科では、呼吸器内科を専門とする医師も在籍しています。睡眠、いびきの外来を開設し、睡眠時無呼吸症候群の治療も受けつけています。皮膚科専門の医師、形成外科専門の医師による診療日も設けています。また、オンライン診療にも対応していますし、泌尿器科と内科の医師による訪問診療も行っています。
泌尿器科では、新しい治療にも取り組まれていると聞きました。
過活動膀胱に対するボツリヌス製剤治療に続き、2026年1月より、前立腺肥大症に対する経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)に取り組んでいます。どちらも当院で、日帰りで完結できる治療です。WAVE治療はニーズも高く、近隣はもちろん、遠くは四国からも患者さんが来られます。遠方の方や日帰りは不安な方は、当院での治療後、提携する病院で1泊入院もできます。もともと泌尿器科は受診しにくいイメージがあるので、当院では、プライバシーに配慮して受診しやすい環境を心がけてきました。できるだけストレスを感じずに泌尿器疾患の治療や検査を受けていただけるように、痛みに配慮した軟性膀胱鏡や着衣のまま受けられる電気治療器なども導入しています。患者さんの男女比率は半々くらいですので、女性も受診しやすいのも特徴だと思います。
美容皮膚科について教えてください。
美容皮膚科では皮膚科の医師と連携しながら幅広い診療に対応しています。先進的な医療用レーザー機器も導入し、医療脱毛やしみのケアも可能です。美容医療に詳しい看護師やスタッフも在籍し、専門的な肌診断に基づいて十分にカウンセリングをした上で施術をご提案しますので、安心して受けていただければと思います。一般診療と美容皮膚科で待合室も分けるなど、プライバシーにも配慮しています。将来的には美容医療のスペースを拡充し、美容皮膚科を専門とする医師の診療も予定しています。
WAVE治療などニーズに応えて、積極的に取り組む
診療方針について聞かせてください。
診療では、患者さんと目と目を合わせてお話ししながら患者さんが抱えている悩みを受け止め、適切な解決策を一緒に考えることを心がけています。クリニックとしては、明るく楽しく健康で長生きできる社会をつくるというミッションを掲げ、予防的な医療にも力を入れています。例えば、生活習慣病でも安易に薬物療法を選ばず、まず、管理栄養士による食事指導などによる生活改善に注力しています。また、スタッフの人数も増えましたので、より連携を重視するようになりました。アンケートで寄せられた患者さんからのご意見や業務上の問題に対して、スタッフ同士で話し合い、常に改善策を講じています。スタッフ全員、仕事に対する意識も高く、思いやりのある医療という当院の理念も浸透していると思います。
クリニックで完結できる治療に注力されているのも特徴ですね。
仕事が忙しく、入院しての前立腺肥大症の手術が受けられず、長らく薬を飲み続けている方も少なくありません。そこで、日帰りのWAVE治療で症状を根本的な解決へと導いて、後は予防や管理で毎日を快適に過ごしていただきたいと願っています。過活動膀胱に対するボツリヌス製剤治療も、そのような観点から導入しました。こうした治療が増えていけば、多忙な方にも治療が受けやすく、生活の質の向上につながり、ひいては医療費の削減も見込め、患者さんにも社会的にもメリットが大きいと考えています。
美容医療に積極的に取り組まれているお考えも聞かせてください。
病気の治療はマイナスをゼロに戻すためのものですが、私は、より若々しくより元気になって帰っていただく、プラスの医療をめざしたいと考えています。その延長線上の取り組みとして、美容医療にも力を入れています。泌尿器科にも通じるのですが、悩みや困り事が解決すれば、高齢の方も、生き生きと活動的になることが望めます。明るく楽しく健康で長生きできる方が増えると、国全体が活性化されるでしょう。そのために、患者さんの悩みにしっかり応えられるような環境づくりにも努めています。また、安心や思いやりを重視する当院だからこその美容医療を提供したいと思っています。「美容医療は初めてだから不安」「安心して納得して受けたい」というような方々の受け皿となり、その期待にお応えしていきたいですね。
情報発信にも尽力し、社会貢献をめざす
情報発信にも力を入れられていますね。
ええ。少しでも泌尿器科を受診するハードルを下げたいと強く思い、動画配信サービスなども活用して情報発信に取り組んでいます。超高齢社会を支える上で泌尿器科は欠かせない診療科ですから、その存在をもっと身近に感じていただきたいのです。尿漏れや頻尿などのマイナートラブルがあっても明るく前向きに生きられると伝えていきたいと思い、注力しています。また、超高齢社会に欠かせない重要な診療科であるのに、泌尿器科の医師が少ないことを危惧しています。特に頻尿や尿漏れに悩んでいる女性はたいへん多く、女性が受診しやすいように、もっと泌尿器科の女性医師を増やしたいと思い描いています。WAVE治療などクリニックで完結する治療についても積極的に情報発信して、当院で学びたい若手の医師も増やして、社会に貢献したいと考えています。
クリニックとして、どのような展望がありますか。
泌尿器科では、勃起不全(ED)で悩んでいる方も多いので、男性の性機能に対する治療にも力を入れていきたいと考えています。勃起不全は生活習慣病や前立腺肥大症、精神的な面などさまざまな原因があり、適切な治療を行えば改善をめざせます。また男性にも更年期障害があること、更年期障害は治療できることを知ってもらえるように啓発していきたいですね。WAVE治療を希望される方は全国にいらっしゃいますので、当院で対応していることについて医療者への発信も増やしたいと考えています。また、千葉県内の医療従事者とともに立ち上げた日本予防医療推進協会で、予防医療に関するセミナーなども開催しています。これからは予防医療がより重要になると思いますから、地域の皆さんに具体的な予防に関する知識をお届けできればと考えています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
当院は、泌尿器科を中心に内科、皮膚科、美容皮膚科なども含めた総合的なクリニックとして、地域の方々がより元気に美しくいられるよう、一人ひとりに即した診療を提供していきたいと思っています。そして、病気を治療するだけでなく、病気にならないための体づくりや予防にも力を入れ、来るだけで元気になる、気持ちが前向きになれる、そんなクリニックをめざしています。地域に根差した思いやりのある医療を提供することで、当院に来られた方が笑顔になって、この地域や社会が明るくなれるよう努めたいと考えています。分院である「くぼた小児科クリニック松戸五香」、「新鎌ケ谷くぼた皮膚科」とも連携して、より地域に根差したクリニックをめざしていきたいと考えています。どの分野でも断らない医療を心がけていますので、何かあれば頼っていただければ幸いです。