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いわさ歯科 (吹田市/南千里駅)

岩佐 修宏 院長の独自取材記事

咀嚼機能の回復をめざし、噛み合わせの治療に注力する「いわさ歯科」。顎位のずれや咀嚼障害の原因を突き止め、本来の正しい咀嚼運動ができるように口腔内のバランスを整えていく治療法に特化した岩佐修宏院長のもとには、「噛む感覚を思い出すことができた」といった喜びの声が届く。厚い信頼が寄せられる理由は、その温かい人柄からもうかがえる。相手の心に寄り添い、優しく励ます岩佐院長の言葉に、元気づけられる人は多いはずだ。「噛める大切さと喜びを多くの人に伝えていきたい」と話す岩佐院長に話を聞いた。

正しい噛み合わせに導き、咀嚼運動の回復をめざす

治療の柱とされている「噛み合わせ」についてお聞かせください。

当院では歯の治療にとどまらず、口腔を咀嚼器として捉え、しっかり噛めるようにすることを目標にしています。歯の治療が終われば自然と噛めるようになると、皆さん思うかもしれませんが、実はそうとは限りません。歯と歯がきちんと噛み合い、舌の押し出す力や唇の動き、上下の開閉のほかに前後左右への正しい顎の動きができてこそ、咀嚼をすることができるのです。咀嚼機能が失われたままだと、インプラントや入れ歯、クラウンブリッジを入れても、しっかり噛めないことがあります。それから、歯がある人でもしっかりと噛めない場合もあります。患者さんが理解しやすいように、あえて「噛み合わせの治療」と説明していますが、腕や足を動かすのと同じように、人間本来の理想的な咀嚼運動を取り戻すためのリハビリテーションを行い、噛めない原因を解決するための治療に注力しています。

咀嚼運動の改善に向けたリハビリテーションとはどのようなものですか?

入れ歯がなじまない、うまく噛めないからと、何度も作り直す方もおられますが、それは入れ歯が合わないからではなく、本来あるはずの歯が失われた状態で過ごしているうちに顎の位置がずれてしまい、正しい咀嚼運動ができなくなっていることも考えられます。そこで当院では、入れ歯を作って調整するだけでなく、リハビリ用の義歯を用いて、顎を正しい位置へと導くためのリハビリを行っています。早い方で半年、たいていは1年から1年半ほど、咀嚼に必要な筋力の訓練を行うことで、少しずつ咀嚼機能に変化が出てきます。歯が残っている方はマウスピースを使い、同じようにリハビリをするのですが、治療というよりも顎を本来の位置に戻していくリハビリなので、ある日突然、噛む感覚を思い出したという人もいますよ。お会いするたびに、皆さん笑顔が増えていきます。

噛めるようになることで、全身の健康にも良い影響が期待できるとも聞きました。

人間の頭は約7~10キロの重さがあり、その重たい頭を頸椎(首の骨)が、顎で重心を取りながら支えています。ところが噛み合わせがずれてくると安定性が悪くなり、本来は左右対称の人間の体に歪みが生じて、どちらかの肩が下がったり、姿勢が悪くなったりすることがあります。骨格のバランスが悪くなると運動機能の低下だけでなく、全身の筋肉や内臓の働きにも影響し、体調不良の原因にもなることが考えられます。噛めるようにすることは、健康を維持する上でも重要なんですね。また、噛むことで脳の活性化につながり、集中力や意欲の向上も期待できます。そもそも食べることは人間の本能であり、噛めないストレスというのは相当つらいものです。咀嚼機能が回復すれば、栄養が取りやすくなるだけでなく、精神的ストレスから解放されて気持ちが明るくなる人も多いのではないでしょうか。

枝葉だけでなく根や幹を診て、根本的な解決を図る

噛み合わせの治療に特化したのはなぜですか?

咬合治療と入れ歯治療で知られる阿部晴彦先生の本を、学生時代に読んで深く共感し、「この先生のもとで勉強したい」と思いました。そこで阿部先生の講習会を受講しました。実際にお会いすると本当に素晴らしい方で、大学の授業では教えてもらえないような噛み合わせの知識を学ばせていただきました。それ以来修行させてもらい、先生の教えのとおり噛み合わせを正しい位置に戻していくための治療技術のノウハウを身につけました。歯科治療の目的は噛めるようにすることですが、削った歯に詰め物をして、痛みがあれば神経を取り、歯がなくなったら入れ歯やインプラント、クラウンブリッジを入れる、というだけでは、咀嚼機能を回復させることができないことが多いです。枝葉だけを診るのではなく、根や幹の本質的な部分に目を配り、口腔内全体をしっかり治療したいと思っています。

子どもの噛み合わせについて、感じていることはありますか?

いろいろな原因があると思いますが、固い物をあまり食べなくなったせいか、今の子どもは顎の発育が悪く、昔の子どもと比べて顎が細い傾向にあると思います。小顔だと喜んでいるお母さんもいますが、顎が小さいということは本来そこに並ぶはずの歯が並びきれず、不正咬合の原因につながります。10人掛けの椅子に無理矢理12人が座ろうとしているような状態なんですね。はみ出している歯を抜いて矯正しても、顎の骨が未発達のままだと、咀嚼、呼吸、発音に障害が出てしまうこともあります。小さい頃から食育としっかり噛む習慣をつけ、顎の発育を促していくことが大切です。

保険診療か自由診療かではなく、その人に合った治療を見つけることが大切なんだそうですね。

日本の保険診療制度は優れた制度です。ただ保険診療は画一的な治療となるため、すべての人にとって最善の治療とは限らず、患者さんによっては違うアプローチを選択したほうが良いケースもあります。噛み合わせの治療がその典型で、保険で新しい入れ歯を作るよりも、まずは咀嚼運動のリハビリを行ったほうが、その患者さんには適しているという場合もあります。私も以前は、負担の少ない保険範囲内の治療を優先してきましたが、今はその人に合った最善の治療は何かを考えるようになりました。噛み合わせの治療は自由診療にもかかわらず、咀嚼障害を改善したいという方が遠方からも訪れ、皆さんにとても喜んでいただいています。もちろんすべての方に噛み合わせの治療が必要なわけではなく、必要な人に必要な治療を提供することで、結果的に患者さんの利益につながればと考えています。

患者に寄り添い、心のケアにまで気を配る

患者さんとはどのように接しておられますか?

患者さんの中には噛めない悩みを何十年も抱え続け、知り合いに勧められてやっと治療に来ることができたという方もおられます。ですので、ただ口の中だけを診て悪いところを治療するのではなく、その方がこれまで快適に食事ができず我慢されていたことや、今も不安を抱えながら過ごされていることを受け止め、患者さんのメンタル面もサポートしていきたいと考えています。実は私自身、昨年大病を患いまして、自分が心細い時に医療スタッフが温かく寄り添ってくれるありがたさを、身をもって知りました。「病気を診るのではなく病人を診る」というスタンスで、その方の気持ちに寄り添いながら、一人ひとりきちんと診ていくことを、自身のモットーにしています。

医師会の仕事なども熱心にされているそうですね。

医師会の仕事のほかに、地域のお祭りや夜警活動なども率先して参加していますし、子どもが小さい頃は子ども会の会長も務めました。頼まれると断れない性格ということもありますが、「誰かが喜んでくれるなら」と思うと、損得勘定抜きでついつい体が動いてしまうんですよ。また、父と祖父が歯科医師ということもあり、「地域から噛めないことで悩んでいる人をなくしたい」「歯のことで困っている人を助けたい」といった使命感は人一倍強くありますね。

今後の展望をお聞かせください。

時代によって歯科疾患も、大きく変化しています。戦後は甘いものを食べる機会が少なく、虫歯の患者さんは多くありませんでしたが、高度成長期を迎え、大量生産、大量消費の時代になると、虫歯になる人が急増しました。平成になると食品添加物や環境破壊、競争社会のストレスといった問題が起こり、アレルギーやメンタルの不調を訴える人が増加。歯科では虫歯の数は減りましたが、顎や歯並び、口腔機能に障害を抱える人が多くなりました。時代背景によって変化する病気の遷移をしっかり見極め、歯科もその時代のニーズに合わせて治療する必要があります。咀嚼の重要性や噛み合わせ治療の意味を、時間をかけてしっかり伝えていきながら、多くの方が健康で快適な生活が送られるよう、日々の診療に努めていきたいと思います。

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