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はらだ歯科市役所前診療室 (伊勢原市/伊勢原駅)

原田 総一郎 院長の独自取材記事

伊勢原駅北口から市役所方面に歩くこと約10分の場所にあるのが、「はらだ歯科市役所前診療室」だ。ユーモアのある親しみやすい雰囲気が印象的な同院の原田総一郎院長は、先代の院長だった父の技術を受け継ぎ虫歯や歯周病の治療と予防から、小児歯科、矯正治療、入れ歯、インプラント治療まで幅広く対応することで地域の人々の口の中の健康を守り続けている。「この場所で命尽きるまで診療するつもりでいます」と気さくな口調と明るい笑顔で話す原田院長に、同院のことについて話を聞いた。

幅広い診療に対応する歯科クリニック

クリニックの概要を紹介していただけますか?

当院は30年ほど前に父が開業して、2012年に父が引退したのに伴い、私が院長になりました。また、母は本院である「はらだ歯科つきみ野診療室」の院長として、親子2代で伊勢原市で診療をしています。当院では、保険診療が中心ですが、虫歯や歯周病の治療から予防歯科、小児歯科、矯正治療、入れ歯、インプラント治療まで幅広く対応しています。小さなお子さんから高齢の方まで地域の患者さんをたくさん診て治療するという、何でも診れる地域密着型のクリニックです。実際に来られている患者さんは、半分くらいが高齢の方で、あとは私が地域の小学校や中学校、高校の歯科検診を受け持っていることもあって、お子さんの患者さんもたくさん訪れています。また、伊勢原としてはわりと町中にあって、平日は毎日夜8時まで診療をしているので、会社帰りの方や市役所の方などが仕事終わりに来院することもあります。

設備などでこだわっているところはありますか?

チェアユニットを5年ほど前に新しくしたのですが、感染予防に役立つタイプを入れています。歯科のユニットでは水をたくさん使いますが、一般的なユニットでは、その給水ラインに入っている水は夜間や休日もそのままということもあります。しかし、当院で使っているユニットでは、診療が終わったら水を抜いて、洗浄液を入れておくのです。それで、夜や休日の間は洗浄液を循環させておいて、次に診療を始める前には洗浄液を抜いて新しい水を入れるので、きれいな給水ラインからフレッシュな水が出てくるようになっています。

特徴は、どんなところでしょうか?

何かの専門性を高くというのではなく、どんなことでも幅広く対応できるところです。入れ歯やインプラント治療もしますし、矯正治療も行います。矯正も、専門の先生が来るのではなく、私が何曜日だけということもなく、いつでも対応しています。その中でも、予防歯科には力を入れていますね。ちゃんと定期検診に来ていただいて、歯磨き指導もしっかりと行っています。特に歯磨き指導は、歯科衛生士にもやってもらいますが、私自身がすることもありますし、私が行わなくても終わった後に口の中を診て、「よくできるようになりましたね」などコメントをするようにしています。歯科治療は、半分は患者さんが自分ですることですので、ちゃんと患者さんの協力が得られるようにしっかりと説明をしていますし、そういうところが大事なのかなと考えています。

矯正治療や入れ歯、子どもの診療も得意

ほかに、力を入れていることはありますか?

矯正治療にもう少し力を入れていきたいなと考えています。当院では、子どもから成人までの一般的なオールブラケットの矯正や、顎を広げて矯正を進める子どもの床矯正などに対応しています。特に床矯正については、子ども本人が納得しないで治療をすると、なかなか進まないとか、治療自体がうまくいかないことがあるんです。だから、子ども本人とちゃんと話をして、例えば、乳歯を抜くのでも本人が嫌だと言ったら少し様子を見るなど、本人の同意がなければやってはいけないと思っています。私は、大学で矯正科にいたわけではないのですが、千葉の行徳に師匠がいまして、一般開業医のための矯正に関するセミナーをやっているんです。父や母、当院の勤務医の先生も代々それに行っていて、私もそこで丸2年勉強しました。

入れ歯治療も得意だと伺いました。

当院は高齢の患者さんが多いので、入れ歯やインプラントによる治療は、自然と多くなります。その中でも、入れ歯は得意としています。大学に残っていたときに入れ歯が専門だった父から、しっかりと教えてもらったんです。入れ歯には、保険診療で作る一般的なものから、金属床や留め具がないノンクラスプのタイプがありますが、当院ではそれらすべてに対応しています。ただ、当院は保険診療の入れ歯でもしっかりとしたものができるので、金属床の入れ歯が少ない傾向にありますね。でも、それぞれの入れ歯に良さがありますから、必要な患者さんにはぜひご検討いただきたいですね。またインプラント治療は、当院では基本的にまずは入れ歯を作って、それであまり良くない場合に対応するようにしています。

子どもの診療についても教えていただけますか?

生まれ持ったものもあると思うのですが、なぜか子どもには好かれるみたいでだいたいタメ口で話されます(笑)。私は子どもでも4歳児以降ぐらいなら、結構話は通じると感じているんです。ですから変に子ども扱いはせず、最初はきちんとあいさつから始め、絶対に嘘はつかないようにしています。子どもに鏡を持たせて「ここに虫歯があるから、治療しようね」と普通ならお母さんに話をするようなことでも本人に話して、それを横でお母さんに聞いてもらって、それからお母さんとも話をすることが多いですね。また、治療中は今何をしているかわからないと恐怖心を感じてしまうと思うので、常に声をかけ続けることも大切にしています。

この場所で、命が尽きるまで診療していきたい

忘れられないエピソードはありますか?

往診は、普段はしてないのですが、長く診ていた患者さんから来てくれないかと連絡があると行くことがあるんです。虫歯の治療などは、歯を削らないといけないので難しいのですが、入れ歯の調整はわりとなんとかなるんですね。それで、長いこと通ってくれていたおじいさんのご家庭から、入れ歯を調整しに来てくれないかと連絡があったんです。もう寝たきりに近くて、体調も良くなかったのですが、入れ歯を調整してさしあげたんです。そうしたら、その後1週間くらいは体調が良くなって、ご飯も食べられるようになったそうなんですね。でも、その後しばらくして亡くなってしまったんです。それで、ご家族から連絡があって、あの1週間は本人もご家族も安心して暮らせて、本当に良かったですと言っていただいたんです。このことは、心に残っています。

どのようにリフレッシュしていますか?

文化系と運動系の趣味を一つずつ持つことにしていて、歯科医師会の野球部に入っているのと、サックスをやっています。子どもの頃にはピアノを習っていて、その後はギターもしていたことがあったのですが、今はサックスです。音楽、特にロックが好きですね。野球は大学に入ってから始めて、その後も草野球チームに入っていたこともあって、ずっとやっています。ポジションは、どこでもこなすユーティリティーです。ピッチャーの先生が、肩が痛いと言えば代わりに投げますし、キャッチャーの先生が腰が痛いと言えば、代わりに入るみたいな(笑)。それに、私は打つほうが苦手なので、フォアボールでもデッドボールでも振り逃げでもとにかく塁に出て、その後、盗塁、盗塁で点を取るのが得意なんです。打たないで点が入ると、結構拍手してもらえますよ(笑)。

最後に、今後の抱負とメッセージをお願いします。

この場所で、命が尽きるまで診療していくつもりでいます。ですから、私より年上の方は最後まで、年下の方でもかなり長くお付き合いができると思っています。あと、歯科医師は誰でも自分が一番だと思っているところがあると思いますが、私も自分が一番だと思っていますし、それに伴う責任も果たして治療をしているつもりですので、安心して診させていただきたいと思います。そして、当院では本当に幅広く口の中のことに対応していますので、何かあれば当院に来れば大丈夫だと思って、ご利用いただきたいと思います。

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    当院は伊勢原市の患者様のお口を、健康な状態で維持するためのお手伝いが出来るような歯医者さんでありたいと思っています。 午前のみ、午後のみの勤務も相談できます。一緒に患者様のお口の健康を守ってくださる方、応募お待ちしております。

    職種(雇用形態) 歯科衛生士(パート・アルバイト)
    給与 時給 1400円 〜
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    最寄駅 伊勢原駅
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