医療法人宇翔会 恒川歯科医院

恒川 祥久 院長の独自取材記事

恒川歯科医院

(各務原市/新鵜沼駅)

最終更新日:2021/10/12

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地元住民が日常的に利用し、日中は多くの車が行き交う「にんじん通り」沿いに「恒川歯科医院」はある。2019年4月に移転リニューアルした院内は温かな色調でまとめられており、思わずクリニックにいることを忘れてしまうようだ。総合病院の歯科口腔外科や一般開業の歯科医院で研鑽を積んできた恒川祥久院長。「常に礼節を重んじ、敬意をもって接することを大切にしています」と語るやわらかな表情に、恒川院長の誠実さがにじみ出ている。先代院長である父の後を継ぎ、地域に根差した歯科診療の実践に力を尽くす恒川院長に、診療に対する思いををじっくりと語ってもらった。

長年地域に根差した診療を行ってきたクリニックを継承

最近クリニックを移転されたそうですね。

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当院は私の父が開業したのですが、以前の建物は築40年以上がたっていましたから、一から新しい空間づくりをしようと考えました。私はこだわりの強い性分で(笑)、新しいクリニックの建設に関しては設計士の方に図面段階からかなり細かく要望をお伝えして設計に反映していただきました。例えば「にんじん通り」からスムーズに駐車できるように駐車場を整備してほしい、雨の日に足の悪い方が車で来院されても、雨を気にせず院内に入れるように、入り口前には屋根を造って車寄せができる仕様にしてほしいなど。建物の建設自体やり直しがききませんから、できる限りこだわりたいと思ったんです。インテリアにもこだわり、温かみや親しみを感じられるように配慮しました。白を基調とした整然とした造りだと、人によっては冷ややかな印象を受けるかもしれません。そうではなく、気軽に足を運べる雰囲気にしたいと思ったのです。

2階建てのようですが、1階と2階で用途が異なるのですか?

2階には院長室とスタッフルームがあります。特にスタッフルームはゆったりとした造りにしました。より良い診療空間にする上で、スタッフにとっても居心地が良く、働きやすい環境を整えるのも重要ですからね。診療空間は1階に集約しました。診療中は常に私の目が十分に行き届き、かつスタッフの動線が確保できるようにしたいと、診療スペースは半個室仕様をベースにしながら、メンテナンスをメインで行う完全個室の診療室を1つ設けました。あと、5台ある診察台のうち2台は、移転前から使っているものなんです。当院自体は父の代から数えるとたいへん長い歴史がありますから、ちょっと昔を思い起こさせるポイントをちりばめたいと考えました。例えば建物の壁面にれんがをあしらったのも、以前の診療所にれんがが使われていたから。また、現在のキッズスペースに使われている木製のポールは、以前の医院から移築したものです。これもこだわりの一つですね。

患者さんや働くスタッフさんを大切にされているのですね。診療での心がけについてもお聞かせください。

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何においても重きを置いているのは、向き合う相手に対して常に礼節や礼儀を重んじ、敬意をもって接することです。歯科医師に限らず「先生」と呼ばれる職業は、ともすれば威圧的な印象を覚える存在といえます。確かに私たち歯科医師は、歯やお口の専門家ですが、だからといって偉いわけではありません。むしろ患者さんと歯科医師は、お互いに敬意をもてるような関係性を築くことが重要だと思うのです。ですから、ちょっとした応対に気を配るのは当然のこと、受診された患者さんお一人お一人としっかり顔を合わせることを大事にしています。例えば治療後のメンテナンスに際して、歯科衛生士がメインとなって患者さんのケアを進めた後、最終チェックは必ず私が行います。信頼を置くスタッフとはいえ、任せきりにしてはいけませんし、少しでも顔を合わせれば患者さんの小さな変化にも気づけますからね。

父の姿と現場経験を通して実感した歯科医療を担う責任

院長が歯科医師をめざされたのは、お父さまの影響からだったのでしょうか?

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そのように思います。幼稚園の卒園アルバムに「歯医者さんになる」と書いていたようですし、物心がつく頃には歯科医師を意識していました。ある種の覚悟があったのかもしれません。でもそれは、私にとって嫌なものではありませんでした。当院に限らず、継承となると少なからず先代と比較されてしまうことがあるのではないかと思っていました。実際に父から引き継いでみて、医療の進歩とともに、以前と治療の方針が異なることもあるように感じています。その際には、患者さんにしっかりとご理解をいただくことが必要ですので、自分の考えを押しつけるわけではなく、柔軟性をもって、期待を裏切らないようにお話ししたいな、と常に心がけています。

貴院での診療に携わる以前は、どのような環境で研鑽を積まれてきたのですか?

大学卒業後は公立陶生病院の歯科口腔外科に入職し、その後多治見市の一般歯科医院に勤務しました。最初に歯科口腔外科の分野に入ったのは、医療に従事する立場として全身管理などの経験を積みたかったからです。陶生病院では外傷や骨折、がんの治療など、救急医療も含め多岐にわたる診療に携わることができました。医療現場の厳しさを肌で感じながら、いかなる場面でも責任を持って医療に取り組む姿勢を学べたのは、私にとってかけがえのない経験となりましたし、現在の診療でも生きています。診療を担う立場としての責任を全うする。そんな思いの表れといえるでしょう。

改めて、歯科診療にかける思いをお聞かせください。

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患者さんが一番に求めるのは、歯やお口の悩みを抱えることなく毎日を暮らせることだと思います。歯科医師として、そのために力を尽くす限りですね。当院には1歳半健診を終えたばかりの小さなお子さんから、学校健診などで虫歯などを指摘された未就学児や小学生、若年層、ご年配の方までさまざまな年代の患者さんが、それぞれ異なる悩みを抱えて来院されます。大がかりな抜歯が必要となる場合や、口腔がんや皮膚がんなどが見つかることもあります。どんな場面においても、当院でできる限りのことは対応し、安易に他院を紹介することは極力ないように努めています。一方で、自分の力量を冷静に見極め、当院で対応できる範疇を超えると判断した場合には速やかに適切な医療機関に送り届けるのも大事な役割と考えています。

常に患者を思い、より良い生活を送れるように尽力

歯の健康を守る上で、大事にすべきことは何ですか?

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やはり予防に努めることですね。歯は骨や皮膚と違い、再生しません。つまり幼い頃に生えてきた永久歯を、生涯使い続けていくことになりますし、一度でも治療をしてしまえばその歯は100点の状態に戻ることはありません。ですから、毎日のセルフケアと定期検診を通して、治療が必要とならない状態を保つのが重要なのです。また、正しい知識をつけるのも大切で、お子さんに関しては親御さんとの対話を特に重視しています。永久歯が生えそろうまで、お子さんだけでできることは限られますので、親御さんに適切な情報を提供し、親子でお口に関心を持ってもらえるようにと気を配っています。口うるさく感じられるかもしれませんが、きちんとケアに取り組めていれば、結果として治療が必要ない状態になることも期待できますから。歯について気になることがあればまずは気軽に相談いただきたいですね。

気になることがあれば足踏みしないのも、大切なのですね。

そうですね。あと、もう一つ大事なのが患者さん自身がお口に対して関心を持つことです。治療に際して患者さんから「先生に任せるわ」と言われることもありますが、これは良くありません。治療を受けるのは他でもなく患者さんなのですから、治療のことを理解し、ご納得いく選択をするのも大切なことです。当院では1本の歯の治療であっても、お口全体の状態から患者さんの年齢、性格などを踏まえて治療内容を複数考えていきますし、その中の一つを押しつけるようなことは決して行いません。できる限りわかりやすい説明に努めていますし、疑問点は何でも質問してください。

今後の展望についてお聞かせください。

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多くの先輩方と比べれば、私はまだ学びの途中にいるといえるでしょうし、学び続けることに終わりはないと思っています。歯科医師として学び、実践し続けることで、一人でも多くの患者さんのお役に立てられるように、これからも歩んでいきたいです。そして歯科に関連することであればすぐ相談できる、そんな信頼関係を患者さんと築いていきたいですね。



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