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元町歯科 (豊田市/土橋駅)

加藤 正樹 先生、加藤 義樹 院長の独自取材記事

名鉄三河線の土橋駅から車で10分ほどの所にある「元町歯科」は、1991年に前院長である加藤正樹先生が開業。2025年7月に息子である義樹先生が院長を継承、親子で診療を行っている。2015年にリニューアルした院内は、ソファーやカーテン、壁紙などを黄緑色にそろえ、爽やかで明るい雰囲気に。丁寧な説明がモットーの正樹先生は、虫歯や歯周病だけでなく親知らずの抜歯や口腔内のがんなどにも目を配る。優しい笑顔が印象的な義樹院長は、治療計画をしっかり立て、わかりやすい説明を心がけていると話す。歯科医師だけでなくスタッフも含め、明るい対応と言葉がけを心がける同院。義樹院長、正樹先生それぞれに、得意な治療や親子で一緒に診療を行うメリットや互いへの思いを語ってもらった。

満足いく治療のために各種検査・治療機器を導入

お二人が歯科医師を志されたきっかけは何ですか?

【正樹先生】私の父は病院の薬剤師で、親族にも医療関係の人が何人かいたこともあり、医師という仕事が身近でしたね。ですから、小学校の作文にも「医療関係の仕事に就きたい」と書いていたみたいです。大学卒業後も口腔外科に残り、開業するまでは病院歯科で勤務をしていました。
【義樹院長】子どもの頃から、ここへ遊びにというか訪れる機会が多かったので、父の働く姿を見て歯科医師になりたいなと思っていました。今は毎日患者さんと接し、治療にも慣れてそれが普通になっていますが、子どもの頃は、患者さんと接する父の姿を見て、「すごいな」と憧れというか尊敬の気持ちで見ていましたね。

明るい院内ですね。

【正樹先生】2015年に院内をリニューアルしました。ベージュ主体の色合いから、せっかくリニューアルをするので雰囲気を変えようと、緑色で爽やかな感じにしました。同時に、完全個室の診療室を作り、インプラントなどの手術を中心に利用しています。また、歯科用CTを導入したことで、治療にも非常に役立っていますし、被ばく量が少ないことで患者さんにとってもメリットになっていると思います。それから、衛生面にも細かな配慮をしています。クラスB対応の滅菌機を使用し、患者さんのお口に入るものは一つ一つ滅菌しています。滅菌機に入れられない物はできるだけ使い捨てにするなど、院内感染の予防を徹底しています。

歯科用CTでは3次元の画像が見られるんですね。

【義樹院長】インプラントなどの治療にはたいへん役立っています。平面的な画像となるエックス線と異なり、歯科用CTで撮影した場合は、3次元で立体的に骨の中の神経や血管の位置などをはっきりと確認することが可能になります。他にも、親知らずが神経に近い場所に生えている人がいらっしゃるんですが、エックス線検査ではわかりづらい部分であっても、歯科用CTで撮影すると細かく確認ができるんですよ。また根っこの治療で、治りが悪かったり膿がなかなか止まらなかったり、というようなときも、歯科用CTを使うことで問題の部分を細かく確認することで、治療の精度向上につなげたいと考えています。

丁寧な説明と患者の希望に沿った治療

正樹先生の得意な治療を教えてください。

【正樹先生】私は口腔外科を専門にしていたので、親知らずの抜歯なども当院で行えます。それから、最近多いのは、口の中のがんですね。がんが見つかった場合は提携病院をご紹介しますが、「これは何かおかしい」という異変をなるべく早く見つけることが大事なので、注意深く診るようにしています。口腔がんというとあまりなじみがないかもしれませんが、がんの数パーセントは口の中のがんなので、特殊な病気でもないんです。口の中の異常に早く気づくためにも、定期的にメンテナンスに通っていただくのが良いと思いますね。また、舌がぴりぴりしたり、味がしないなど、口腔内のちょっとした不調で悩んでいる方も口腔外科に関係しているかもしれないのでご相談ください。

義樹院長はいかがですか?

【義樹院長】これに特化しているというのはなく、オールマイティーに診療できる歯科医師でありたいと思っていますが、当院の前に勤務していた歯科医院で、「計画を立てて治療をする」ことの大切さを学びました。もちろん患者さんにとっては痛い部分を治すことが大事だと思いますし、緊急性がある場合はその歯の治療から行います。でも、痛い歯が何本かある場合、1本の歯だけを見て治療してしまうと、次に別の痛い歯を治療する時に、治療順序を逆にしたほうが良かったということが起こり得ます。口全体を見て、最終的なゴールを見据えて治療計画を立てることが重要です。

診療時にはどんなことを心がけていますか?

【正樹先生】なるべく、患者さんの希望に沿うかたちで治療を進めるようにしています。治療期間や費用の希望も患者さんによって違うので、「こうしたい」という思いをお聞きしています。例えば、歯にかぶせる材料もいろいろあります。当院としては選択肢は提示はしますが、「これがいいですよ」と積極的に勧めるのではなく、患者さんが何を望んでいるのかをよくお聞きして決定するという診療スタイルです。
【義樹院長】説明をしっかりすることを心がけています。わかりやすく丁寧に説明することで、患者さんが納得して治療を受けてもらえることが大切だと思っています。特に、保険外診療は費用もかかるので、そういう点もきちんとお話ししています。前院長が話したように、患者さんの話をよく聞き、僕たちもしっかりお話をさせていただいて、治療を進めるようにしています。

ファミリーで通ってもらう歯科医院でありたい

病院の勤務医と開業歯科医院での診療と違いはありますか?

【正樹先生】開業前までは、愛知学院大学の付属病院やその関連病院の歯科で勤務していました。病院歯科でも開業歯科でも歯科治療をするという点ではまったく同じですが、病院歯科では入院中の患者さんや開業歯科医院から紹介でいらっしゃる患者さんが多いので、一人の人を長期間診るということはあまりありません。でも開業医では、その場の治療だけで終わるのではなく、その後もずっとその患者さんのお口の健康を管理し、長いお付き合いをさせていただきます。それが一番の違いですね。

正樹先生から義樹院長に、歯科医師の先輩としてアドバイスはありますか?

【正樹先生】自分のペースを崩さないようにやってもらえればと思います。病院勤務と違い、自分の歯科医院で診療をするということは、診療方針や診療時間などを自分で決めてコントロールできます。その反面、無理をしてしまうことがありがちなので、そうならないように自分のできる範囲で確実に一つずつしっかりと治療をしていくことを心がけてほしいですね。先ほども話したように、地域のかかりつけ歯科医院として長く患者さんを見守り続けるためにも、無理をせず目標を持って取り組んでほしいです。

義樹院長が正樹先生から引き継いでいきたいと思うのはどんなところですか?

【義樹院長】現在、インプラントの治療は前院長が行っており、その技術はそばで見ていても、「すごい」と尊敬しています。歯科用CTも導入しましたし、院長の技術をしっかり学び、引き継いでいきたいと考えています。それから、これは治療ではないのですが、当院では予約なしで来院された患者さんも、できるだけお断りせず治療させていただくようにしています。少し待っていただくとは思いますが、痛い思いをしている患者さんを少しでも良い状態にしてあげたいという院長の考えからだと思うので、そういうところは変わらずに続けていきたいと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

【正樹先生】開業した当初から通ってくださる患者さんもいて、若かった患者さんも私も、お互い高齢化しています(笑)。体だけでなく口の中も高齢化し、メンテナンスがより重要になってきます。腔内環境を整えることや、しっかり噛んで食事をすることは、認知症の予防にもつながります。皆さんが長く通い続けられる地域のかかりつけ医でありたいと思います。お口のことで不安や相談があれば、どんどん質問してください。また、働き世代の方は企業検診、節目検診、地方自治体の検診も上手に活用していただきたいです。
【義樹院長】特に不具合がないからといってメンテナンスをまったくしないと、歯周病や虫歯が気づかないうちに進行してしまうことがあります。痛いところがなくても、定期検診でチェックすることは大切です。お子さんからおじいさん、おばあさんまでファミリーで通っていただける歯科医院でありたいですね。

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