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神田歯科医院 (豊田市/豊田市駅)

鈴木 正彦 院長、澤田 克也 先生の独自取材記事

名鉄三河線豊田市駅から徒歩約10分の場所にある「神田歯科医院」。バス通りに面しており駐車場も用意されているので車でのアクセスも便利だ。院長の鈴木正彦先生はやわらかい物腰と話好きな人柄で、1991年の開業以来30年以上も地域住民に愛されてきた。2021年から診療に加わった鈴木院長の義理の息子でもある澤田克也先生は、落ち着いたトーンで話し真面目な人柄が伝わってくる。専門の矯正歯科では見た目が目立たないマウスピース型装置を用いた矯正に注力している。同院の基本理念である「患者主体」を大切にしながら診療を行う両先生に、患者への思いや今後の展望についてじっくりと話を聞いた。

新体制で患者が通いやすい歯科医院へ

こちらの歯科医院の特徴を教えてください。

【鈴木院長】当院は幅広い疾患に対応する地元密着型の歯科医院です。早いもので開業してからもう30年以上になります。転勤の多い豊田市ですから人の入れ替わりも激しいのですが、当院を慕って引っ越してからも通い続ける方もいてありがたいです。2021年からは娘の夫でもある澤田克也先生、2023年6月からは娘の澤田彩華先生が非常勤で加わり、診療にあたっています。

澤田先生が診療に加わり、変化はありましたでしょうか。

【鈴木院長】私1人では手いっぱいで患者さんをお待たせすることも多かったのでとても助かっています。澤田先生は今は矯正がメインですが、ゆくゆくは私の患者さんを引き継いでほしいと思っています。そして私の手が空くようになったら、これまで時間が取れず実現できていなかった「一歩踏み込んだ治療」を提供していきたいです。 【澤田先生】現在は受け持ちの患者さんの矯正の予約に合わせて診療しています。もちろん矯正だけではなく一般歯科にも幅広く対応可能です。また、保険診療にも自費診療にも対応できる点が患者さんにとってもメリットになると思います。

鈴木院長に開業までの経緯をお伺いします。

【鈴木院長】もともと医師の多い家系の生まれで、歯科医師になることは自然の流れだったと思います。祖父と叔父が母校である東京歯科大学を「いいところだよ」と勧めてくれたことが入学の決め手になりました。この場所ではもともとは両親が喫茶店を営んでいたので、私にとっても豊田市は地元です。開業当時は私の幼少期を知る患者さんもたくさん来てくださったのが懐かしいですね。患者さんとともに当院も私もずいぶん年を重ねてきました。子どもだった患者さんが親になって今度はご自身のお子さんを連れて来られることも。患者さんの人生を眺めているようで、長年この地で歯科医師をやってきて本当に良かったと感じます。

澤田先生は昔から歯科医師志望だったのでしょうか。

【澤田先生】私は名古屋の出身で、小さい頃から医療に従事する仕事に憧れていました。「できるだけ現場に立って患者さんに関わりたい」との思いから歯科医師の道へ。専門を決めたのは、大学時代に矯正を始めたことがきっかけ。「歯科医師=痛いものを取り除く仕事」というイメージが薄れていきました。今でもそうですが、私にとって矯正歯科は、患者さんのために働きながら自分も楽しいと思える仕事なのです。

長年の経験を経てたどり着いた患者主体の診療

力を入れている治療について教えてください。

【澤田先生】矯正歯科では、見た目が目立たないマウスピース型装置を用いた矯正に力を入れています。ですが昔から意識しているのは、専門分野だけに特化せず患者さんに求められる治療ができること。一般歯科も矯正歯科も一つの場所で治療できたら患者さんの負担は減るはず。ですから、常に「歯並びを整えることだけが自分の仕事ではない」という考えで治療を行っています。 【鈴木院長】澤田先生がおっしゃったとおりですね。当院では開業以来さまざまな疾患を幅広く診療してきました。3人体制になった今は、それぞれが得意分野を伸ばしていけるチャンスでもあると思います。私自身は、外科的な歯周病治療をもっと勉強したいという希望があります。

矯正歯科について詳しくお伺いします。

【澤田先生】歯並びや噛み合わせは全身の健康に影響するので、年齢を問わず矯正のニーズは増えています。当院では「歯磨きがしやすい歯並び」をめざして、マウスピース型装置を用いた矯正を中心に矯正を行っています。従来のワイヤー矯正と合わせて、患者さんの生活スタイルにマッチした方をご提案します。マウスピース型装置はワイヤー矯正に比べて見た目が目立ちにくく、取り外しが簡単で食事や歯磨きのストレスが少ない。来院頻度も2〜3ヵ月に1回で良く、主に自宅で矯正を進めるのが特徴です。見た目を気にされる業種の方や多忙な社会人にお勧めですね。逆に、お子さんにはワイヤー矯正が向いているケースもあります。家での取り外しが必要なくマウスピース型装置よりも短期間での矯正終了が期待できるからです。

診療の時に大切にしていることは何ですか。

【鈴木院長】当院の基本理念は「患者さん主体の診療」で、できるだけ希望をかなえられる治療をめざしています。私はこんな性格ですから、方言を交えながら世間話をするうちに自然と仲良くなって、患者さんが本音や希望を教えてくれるんです。もう一つ大切なことは、治す努力をするのは患者さんだということ。自宅でのケアをしっかりしていただき、その上で歯科医師として専門的なサポートができたらと思っています。 【澤田先生】私も患者さんとの対話を大切にしています。時にはじっくり話を聞き過ぎて、スタッフに怒られてしまうこともあるくらいです(笑)。患者さんのお話をしっかり聞けるところがこの歯科医院の素晴らしいところですから、今後もできる限り受け継いでいきたいと考えています。

楽しく食べることを手助けしたい

クリニックを超えた活動や取り組みはありますか。

【鈴木院長】澤田先生と2人で小学校と高校の学校検診に伺っています。最近気になることは、予防歯科の意識が高まる中でも歯の状態が悪いお子さんが一定数いるということと、マスク着用の影響もあって口呼吸のお子さんが増えていることですね。口呼吸が常態化すると骨格の成長に悪影響が出て歯並びが悪くなってしまいます。自宅でマスクを外した時にお子さんが口を閉じて呼吸できているか、一度確認してみてください。 【澤田先生】歯科医科連携に力を入れていることも当院の特徴だと思います。トヨタ記念病院をはじめ近隣の病院と連携し、歯科業界にとどまらない横断的な医療の提供をめざしています。歯周病が全身に影響することが代表するように、これからは全身への影響を見据えた多岐にわたる口腔ケアが重要ではないでしょうか。

今後の展望についてお伺いします。

【鈴木院長】娘も歯科医師で、澤田先生の親戚には看護師や薬剤師の方もいます。できればみんなで連携して、患者さんがあちこちの歯科医院に行かなくても治療が完結できたらいいですよね。ほかには澤田先生に患者さんを引き継いだら、「ここを治療すればもうちょっと良くなるのに」と今まで思っていたところに力を入れたいと思います。ですから、澤田先生にはぜひ頑張ってほしいと思います。澤田先生とは仕事仲間であり義理の親子でもありますが、プライベートでも2人で食事に行ったりしていい関係を築けていると思います。余談ですが妻と義母は鰻が苦手なので、私たち2人でたまに食べに行くんですよ(笑)。 【澤田先生】ゆくゆくは矯正で通院する患者さんに「ほかの治療もお願いします」と言っていただけたらうれしいです。矯正歯科と一般歯科という2つの選択肢を患者さんに提示できる歯科医師が理想ですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

【鈴木院長】食べることは人生の楽しみの一つですから、それを実現する手助けをしたいと思っています。予防歯科には定期検診が大切ですが、お子さんの定期検診で来られたときに、親御さんは付き添うだけで検診を受けずに帰ってしまうことが多いです。せっかく一緒に来たのだからぜひ検診を受けてほしいですね。当院としても家族全員で通いやすい歯科医院をめざしています。名古屋には歯科医院がいくつもありますが、「その中でも神田歯科医院に来たい」と言ってもらえる存在でありたい。これからも長いお付き合いのできる歯科医院をめざしていきますので、ぜひお気軽にご相談いただき患者さんにとって一番適した方法を一緒に探していきたいと思っています。

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