渡辺歯科医院

渡邉 一史 院長の独自取材記事

渡辺歯科医院

(東海市/太田川駅)

最終更新日:2019/09/19

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太田川駅から東へ車で約7分のところにある「渡辺歯科医院」。2018年で開院40周年を迎え、長年地域の人の歯の健康を守ってきたクリニックだ。渡邉一史院長は父の後を継ぐ形で2015年より勤務を開始し、2019年に院長を継承した。一般歯科や小児歯科をはじめ、歯周病治療から口に関するさまざまな相談まで幅広く診療を行い、この地域で歯科のかかりつけ医としての役割を果たしている。「患者さんと呼吸を合わせた治療を心がけている」と語る一史院長は、患者の息遣いを見ながら痛そうな雰囲気や口をゆすぎたいタイミングを推しはかる。患者はもちろん、スタッフからの信頼も厚い一史院長に、治療に対する思いを語ってもらった。
(取材日2018年6月1日/情報更新日2019年9月19日)

患者と歯科医師が呼吸を合わせる治療

先生の診療方針をお聞かせください。

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一番大事にしているのは、「治療の時に患者さんと呼吸を合わせる」ことです。患者さんが息を吸っている時は僕も一緒に息を吸うようにしています。そうすると、今からこの人動くだろうなとか、今口をゆすぎたがっているなというのがよくわかるんです。口の中では1ミリに満たない、細かな作業が要求される治療もあり、注意を払わないと患者さんの頬を傷つけてしまう可能性があります。自分が呼吸を合わせることで治療を受けている側の気持ちになり、無理をさせない安心・安全に配慮した治療ができるんです。

「呼吸を合わせる」というのは初めて聞きましたが、非常に興味深いです。

「呼吸を合わせる」のは治療中の話だけにとどまりません。僕は、いくら技術がものすごく長けていてもコミュニケーションが取れないと、患者さんに満足いただける治療につながりづらいのではないかと思っています。患者さんの思いと僕の思いの呼吸を合わせるというのもまた重要なんです。つまり、一方通行ではなくお互いに考えていることを理解し合うことです。相手が治療に何を求めているのかをコミュニケーションを取ってきちんと把握し、うまく折り合いをつけて治療を進めることも「呼吸を合わせた治療」だと考えています。

その考え方に至るまで、どのような経験を積んでこられたのでしょうか。

愛知学院大学歯学部を卒業し、愛知学院大学歯学部附属病院と名古屋市内にあるクリニックで経験を積みました。当時は、「技術が伴わないうちは、ごめんなさいで許してもらえるような関係づくりを心がけなさい」と口酸っぱく言われていました。もちろん全力で治療に取り組むのは大前提として、仮に失敗しても許せると思ってもらえるくらいの人間関係を築きましょうということです。そこでは通院が困難な方の往診も経験させていただいたのですが、ある時、診察が終わって帰ろうとしていたら患者さんから「先生の今後の成功を祈っています」と言われたことがあったんです。ご自分の体が動かせないつらい状況の方が、僕のような若者にそんな言葉をかけてくださったことにとても心を動かされました。歯科医師としてあるべき姿や患者さんとの向き合い方、いろんなことに気づかされた瞬間で、もっと真摯に仕事に取り組みたいなと思いました。

とても貴重な経験をされたんですね。

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その後、半田市にあるクリニックに勤務させていただきました。都心部の患者さんは歯に対する意識や知識が比較的高いのですが、地方に行けばいくほどそれは下がってしまう現状があります。いずれ僕は東海市に戻ってくるつもりでしたので、同じような規模の町で経験を積む必要があると思いました。「痛い部分だけとりあえず治ればよい」という患者さんの場合、歯科医師がやりたいと思っていることとの間にギャップが生まれがちです。患者さんの要望にきちんと耳を傾けつつも、こちらの専門的なアドバイスをいかに聞いていただくか。患者さんとのコミュニケーションの重要性をたくさん学ばせてもらいました。

患者もスタッフも居心地の良いクリニックに

歯科医師になろうと思われたのはお父さまの影響が大きかったのでしょうか?

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歯科医師になれと言われた記憶はないのですが、父親も母方の祖父も歯科医師でした。そんな家庭環境もあってか、自然と僕も歯科医師をめざしていましたね。幼稚園で周りの子がパイロットやお花屋さんになりたいと言っている時、僕は既に「歯医者さんになりたい」と言っていました。移転前は自宅の1階がクリニックだったので、幼い頃は僕も受付に座って過ごす時間が多く、父やスタッフさんの仕事ぶりを眺めていた記憶があります。父は人徳があって、40年近く勤めていただいている受付の方もいるくらい当院のスタッフは辞めません。周りの人から慕われている父の姿は、歯科医師として見習いたいと思っています。

スタッフの存在も欠かせないと思いますが、接し方で大切にしていらっしゃることは何ですか?

僕はスタッフに怒らないようにしています。もちろん、医療的に危険な行為があった場合は指摘しますが、例えば僕が使いたい器具が出てなかったら、自分で取りに行って「これね」って言う程度です(笑)。怒る行為って、怒っている人の気持ちが晴れる以外に良いことって一つもないと思うんです。スタッフが嫌な気持ちで一日働くより、気持ち良く働いてもらったほうがいいです。チーム医療をめざしていますので、それぞれやれることを分担しています。後は言われていないことも少しずつやるという姿勢が、より良いチーム医療の実現につながると思っています。父がやってきたように、僕もスタッフさんと何十年と続く関係を築いていけたらと思っています。

設備に関するこだわりはありますか。

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エックス線の他、歯科用CTを導入していたり、歯を削る際に使用するタービン専用の滅菌器を導入するなど、患者さんの目の届かない所でも、常に清潔・安全な治療環境づくりを心がけています。父の代から滅菌への意識は常に高くありましたね。一方で、院内を華美に装飾をしたり、美容院のようなおしゃれな空間づくりをしようとは思っていません。あまりにおしゃれだと来てくださる方にも気を遣わせてしまうこともあると思います。あくまで歯科医院ですので、急に歯が痛くなったときに、どんな格好をしていても来ていただけるような場所でありたいと思っています。

一番大切なのは人とのつながり

先生ご自身の息抜き方法は何でしょうか?

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お酒を飲むのが好きなので、大学時代の友人や、歯科医師の先輩などとよく飲みに出かけます。学生時代、勉強を真面目にしていたほうではなかったのですが、懇親会には全部出席していたんですよ(笑)。そうしたら研修医になった時にみんなが顔と名前を覚えてくれていて、とてもコミュニケーションがとりやすかったんです。歯学部で出会った人たちは一生の友達ですね。彼らとは今でもよく会うんですが、6年間一緒に勉強してた友達なので、仲間意識はとても強いんです。同級生のクリニックとの連携することも多いですし、そうやってできた縁はとても大切だと感じます。

先生は人とのつながりを大切にしていらっしゃるんですね。

同窓会に行くと僕の前に友達の子どもの列ができて、彼らの歯を診ることがよくあります。お母さんと僕は友達なので、そういった安心感から子どもも素直に口の中を見せてくれます。だからお子さんを診療するときはまずは親御さんとの信頼関係をつくることもすごく大切だなと思いますね。学校検診にも行っているんですが、子どもたちが慕ってくれるので、子どもの好きな僕にとってはすごくうれしいですね。子どもの虫歯は生活環境に起因することが多いので、歯の磨き方一つにしても、正しい磨き方を親御さんに知ってもらいたいと思っています。

今後力を入れていきたいことは何でしょうか。

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これからは若い世代の方たちのニーズに応えていけるような、予防や審美面に配慮した治療にも力を入れていきたいと思っています。この地域は昔から工場勤務の方が多く、不規則勤務の中、短時間で治療を終えて帰るというのが通例でした。ですが、近年一般的になっているのは定期的にメンテナンスに来ていただく歯科診療です。それを丁寧に説明し、常にお口の中を清潔に保つことの重要性を理解していただきたいなと思っています。町が変わっていくのと同時に患者さんの要望も変わっていきますので、その流れに適宜対応できる、歯科のかかりつけ医でありたいです。患者さんには「歯で困ったら渡邉さんとこ行こう」って思ってもらえるような存在になれたらうれしいですね。



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