担当制でスキルアップも。女性のキャリアを応援する職場
渡辺歯科医院 (加須市/加須駅)
歯科衛生士
中山 智子さん
向上心をバックアップ
歯科衛生士が主役となって活躍できる環境です
歯科衛生士の中山智子さんは2003年に「渡辺歯科医院」に入職。結婚を機に一度退職した後、その3年後に復職しました。こちらのクリニックでは「歯科衛生士には術者として活躍してほしい」という院長の方針で、初診から歯科衛生士が担当として治療にあたっています。長く通う患者が多く、院内はアットホームな雰囲気です。勉強会への参加や専門誌の購読など、スキルアップのためのバックアップも充実している「渡辺歯科医院」の職場環境について、話を聞きました。
(取材日2020年1月21日)
こちらのクリニックの魅力を教えてください。
「歯科衛生士はアシスタントではなく術者だ」が院長の口癖で、歯科衛生士が主役となって活躍できる環境が用意されています。初診から患者さんを担当し、その後も長く歯の健康管理をお手伝いします。実務の中で学ぶことはとても多いです。参考書から得る知識も大切ですが、やはり現場での経験がスキルアップへの近道ですよね。そうやって学ぶうちに、症状を表面だけから見るのではなく、あらゆる角度から治療ができるようになりました。口の中を見て患者さんの体調を把握したり、それを生活改善のアドバイスにも生かしています。院長は「歯科衛生士が活躍して医師が暇なくらいが良い」と話すくらい、私たちを信用してくれています。
仕事のやりがいはなんですか?
担当制なので責任重大ですが、患者さんの笑顔を見るととてもうれしい気持ちになりますね。症状の経過を診られるので勉強にもなりますし、私たちが書く「サブカルテ」は非常に重要です。患者さんとの会話から体調・持病・家族構成・職業をメモしたものです。歯周病の治療は患者さんを知る事から始まり、生活習慣等の背景を踏まえたうえでその人に合った治療法を選択することが重要だからです。学校や参考書で学ぶことは基礎中の基礎。それぞれの患者さんのバックグラウンドが異なりますから、患者さんが100人いれば100通り以上の治療方法がありますので。得た知識をどのように使っていくかは、日々患者さんと接しながら身につけています。
ライフワークバランスについてはいかがでしょう?
オンとオフは切り替えています。勤務中は「歯科衛生士」として責任を持って患者さんに接していますが、家に帰ると「妻・母親」として夫や子どもとリラックスしています。働く女性には、結婚や出産でキャリアをどうするか迷う場面もあるかと思いますが、院長は「スタッフが戻りたくなったら復職OK」という方針です。私も、結婚を機に一度退職しているんです。その時に患者さんから花束を頂き、感謝の気持ちを形として頂けたように思い、これも担当制だからこそ、と感動しました。それから3年後、復職当初は治療機器も変わって浦島太郎状態でしたが、以前の患者さんをまた担当させてもらえたり、少しずつ感覚を取り戻すことができました。
渡辺歯科医院の気になるQ&A
Qどのような人材を求めていますか?
A素直さと責任感、向上心を持って業務に取り組める、他人の気持ちに寄り添い対応ができる方を求めています。当クリニックには、アシスタントではなく術者としてスキルアップを望む方が向いていると思います。歯周病の症状は皆さんさまざまで、生活習慣によっても処置に適した器具や薬剤が変わります。そのような場面で患者さん一人ひとりに担当として向き合い、責任を持って業務にあたれる方が活躍できる職場です。
Qクリニックの教育制度について教えてください。
A学会や講習会への参加や専門誌の購読など、興味があることは積極的に学べる環境が整っています。また、院長が大学の非常勤講師をしているので、歯周病やスポーツ歯学などの学生実習や講義に参加することも可能です。さらに、技工士さんや業者さん、大学の先生との交流もあり多角的に視野を広げる事ができます。術者としての責任は重大ですが積極的に知識を吸収して腕を磨きたい方には、あらゆる形でバックアップします。
Qクリニックの雰囲気を教えてください。
A長く通われている患者さんが多く、アットホームな雰囲気です。休憩室には院長や患者さんからの差し入れがあふれ、スタッフの憩いの場となっています。定期的に食事会等もあり、色々な人と交流を持つこともできます。更にスタッフ間では誕生日プレゼントの交換会も開かれてます。楽しく学んでスキルアップしたい方には、すぐになじんでもらえると思います。公共交通機関が無いので車通勤になりますが、駐車場が広いので安心です。