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口腔育成期をはじめ各世代に適応
マウスピース型装置を用いた矯正

ほんだ歯科診療室

(福岡市南区/高宮駅)

最終更新日:2024/02/07

ほんだ歯科診療室 口腔育成期をはじめ各世代に適応 マウスピース型装置を用いた矯正 ほんだ歯科診療室 口腔育成期をはじめ各世代に適応 マウスピース型装置を用いた矯正
  • 自由診療

ワイヤーやブラケットを使用せず、透明なマウスピース型装置を用いた矯正法が一般的になってきた近年、「小児の口腔育成に関する相談も増えてきました」と話すのは、「ほんだ歯科診療室」での院長、本多正幸先生だ。一般歯科から口腔外科領域まで幅広くカバーする本多院長は、マウスピース型装置を用いた矯正においても、さまざまな角度から精査し、診断につなげると話す。小児に関しては、それぞれの口腔機能を見直し改善を図ることで、本格的な矯正が必要となるリスクを減らすことも期待できるという。一方、歯並びや噛み合わせに悩む大人が矯正を始めるのも、その後の人生にプラスの影響が見込めると語る本多院長。そこで、同院ならではの小児口腔育成と各世代にニーズの高いマウスピース型装置を用いた矯正について詳しく解説してもらった。

(取材日2024年1月9日)

幅広い世代にニーズの高いマウスピース型装置を用いた矯正は、小児の口腔筋機能療法と並行して行うケースも

Q矯正と小児の口腔育成にも注力されていると伺いました。
A
ほんだ歯科診療室 患者とのコミュニケーションを大切にしている

▲患者とのコミュニケーションを大切にしている

今、歯並びや噛み合わせに不具合が生じているお子さんが急増しています。それは顎の小さなお子さんが増えたことが起因なのですが、早い段階で取り組めば、本格的な矯正をせずに済むと見込めるケースが多いことをご存じでない親御さんも多いんですね。そして、ご自身では噛み合わせの不具合に気づかずに大人になった方も多くいらっしゃいます。そのような方たちが今後の健康面において困らないようアプローチするために、当院ではマウスピース型装置を用いた矯正に力を入れて取り組んでいます。3歳から10歳くらいまでのお子さんには口腔育成といって、指しゃぶり、姿勢の悪さ、頬づえをつくなどの習癖を取り除くための指導にも注力しています。

Q対象となる症状などについても教えていただけますか?
A
ほんだ歯科診療室 マウスピース型装置を用いるため、気軽に矯正ができる

▲マウスピース型装置を用いるため、気軽に矯正ができる

小児に関しては口腔育成がメインになりますので、歯並びや噛み合わせの悪さはもちろん、口呼吸をしているお子さんや、舌が正しい位置にないお子さんが対象となります。お口がぽかんと開いていたり、耳鼻科領域にも不調があったりするお子さんは一度歯科を受診してみてください。一方、成人においても透明なマウスピース型装置を用いた矯正はさまざまな状態の方に適用可能です。中でも見た目を気にする方や金属アレルギーの方は特に向いているといえますね。それから、上下の前歯が噛み合わず食べ物を噛み切ることができないオープンバイトの方、装置の取り外しができるので自由に食事を楽しみたい方にも向いている矯正だといえるでしょう。

Qこちらで受けられるマウスピース型装置を用いた矯正の特徴とは?
A
ほんだ歯科診療室 見た目の美しさだけでなく、機能面を重視した矯正を行う

▲見た目の美しさだけでなく、機能面を重視した矯正を行う

マウスピース型装置にも種類があるので、症状に適した装置を選択できます。ですがどれも取り外しができるぶん、自己管理ができないとうまく矯正が進みません。そのために重要となるのが事前のカウンセリングです。症状には合っていても、ずっとその装置を装着できるか不安な方にはお勧めしない場合もあります。お子さんに関しては口腔筋機能訓練も取り入れますので、親御さんのサポートも必要になってきます。声かけや励ましなど、ご家族の接し方でもお子さんのモチベーションが変化しますので、その点も含めしっかりご説明させていただきますね。早期に介入することで本格的な矯正をせずに済むと見込める場合もあります。まずはご相談ください。

Q小児の矯正と口腔育成の目的やメリットについて伺います。
A
ほんだ歯科診療室 小さな子どもでも気軽に来院できるよう、キッズスペースを設置

▲小さな子どもでも気軽に来院できるよう、キッズスペースを設置

まず、親御さんの協力のもと口腔習癖の改善を図って、本来の口腔機能に戻すことをめざし、お子さんの健やかな成長や健康をサポートします。そのことに早く気づいていただくためにはわれわれの呼びかけが大事。鼻呼吸、舌の位置、姿勢、口腔習癖などが歯並びや噛み合わせに影響すると思っていない方がまだまだたくさんいらっしゃいます。気づかずにずっと口呼吸のまま成長すると、口腔内が乾燥して虫歯や歯周病のリスクが高まり、耳鼻科領域の疾患につながることも。当院ではお子さんの口腔育成への早期介入と、小児期に気づかず大人になって不具合に悩んでいる方への治療、2極化するその両方に力を入れて取り組んでいます。

Q小児口腔筋機能療法の具体的な流れを教えてください。
A
ほんだ歯科診療室 噛み合わせの治療に注力している本多院長

▲噛み合わせの治療に注力している本多院長

まずカウンセリングを実施しますが、矯正計画の要になる情報を得る大事な部分ですので時間をかけます。そして必要な検査について説明します。当院は一般歯科から口腔外科まで幅広く対応できるのが強みですので、小児口腔育成やマウスピース型装置を用いた矯正に関してもさまざまな角度から総合的に診断することを重視。その後、入念に計画を立案いたします。次に親御さんに理解を深めてもらうための説明、口腔筋機能トレーニングとして舌の体操などをお子さんに指導する他、ご家庭で実際に行ってもらうトレーニングの指導も行います。口腔筋機能療法と並行してマウスピース型装置を用いた矯正を取り入れることもあります。

ドクターからのメッセージ

本多 正幸院長

歯並びに不具合が生じている方を診る度に、小児の段階で介入していたらこのような不具合は生じなかったのではと、感じることが非常に多くありました。それが今、当院が小児の口腔機能育成と各年代へのマウスピース型装置を用いた矯正に注力するようになったきっかけです。矯正の中でも負担の少ない矯正法だと思いますし、単に見た目にアプローチするだけでなく、正しい機能に導くための矯正でもあります。食事の時にくちゃくちゃ音を立ててしまったり、舌っ足らずな話し方だったりするお子さんの場合、口腔機能に何かしらの問題があるかもしれません。お子さんだけでなく大人の方も決して遅くはありません。ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正(小児)/5万円~30万円、マウスピース型装置を用いた矯正(成人)/30万円~80万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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