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見た目や金額だけでない魅力
セラミック治療とメンテナンス

ひろたまさき歯科

(福岡市南区/高宮駅)

最終更新日:2021/10/12

ひろたまさき歯科 見た目や金額だけでない魅力 セラミック治療とメンテナンス ひろたまさき歯科 見た目や金額だけでない魅力 セラミック治療とメンテナンス
  • 自由診療

銀歯が外れてしまった、治療をした歯が再び虫歯になってしまった。そうした経験がある人も多いだろう。原因の一つとして挙げられるのが、銀歯にする際の合着によるものだそう。合着とは削った歯に詰め物をする際に、削った歯の凸凹面に材料を流し込んで固め、外せなくする方法。この方法だと継ぎ目ができてしまうためにそこから再感染してしまうリスクがあるのだという。「ひろたまさき歯科」で取り組むのがセラミックを使った接着による治療。かぶせ物と歯を化学的に吸着させてつけることで、継ぎ目のない仕上がりにしていき、再感染リスクを減らして歯の長期的な保存をめざしていくものだとか。今回は廣田正毅院長に、接着治療の流れやこだわり、治療後のメンテナンスの重要性などについて語ってもらった。

(取材日2020年7月20日)

歯と補綴物を接着させることで、見た目だけでなく隙間をなくして虫歯を防ぐ

Q先生が取り組まれている接着治療についてお聞かせください。
A
ひろたまさき歯科 セラミック治療を多く手がけており経験が豊富な廣田院長

▲セラミック治療を多く手がけており経験が豊富な廣田院長

歯科用セメントで歯と銀歯をつなげる合着治療に対して、セラミックの補綴材と歯を化学的に接着する方法を接着治療と呼びます。合着治療は歯と銀歯の間が接着しているわけでなく継ぎ目ができてしまうため、その境目が虫歯になりやすくなってしまうのですが、接着治療は補綴材と歯の間に隙間をつくらないため再感染のリスクを減らしていくことが可能です。当院では治療前にはラバーダムというゴムシートを患部に装着して唾液による細菌の再感染を防止してから行います。その上で虫歯を除去し、虫歯になりやすい象牙質が汚染されないよう、すぐにセラミックと歯をレジンで接着していきます。

Q補綴材にセラミックを使うメリットは?
A
ひろたまさき歯科 写真や用紙、模型を使いわかりやすく伝えてくれる

▲写真や用紙、模型を使いわかりやすく伝えてくれる

銀歯の場合、唾液によって錆びてしまうことがあります。セラミックは陶器なので錆びることはありませんが、欠けてしまう可能性はあるため、噛み合わせる際の力のバランスを考慮しながら、作る必要があります。角の尖ったお皿が割れやすいように、円になるようにデザインすることが重要なんです。また、セラミックは保険診療の銀歯などに比べ経済的な負担はかかりますが、患者さんそれぞれの天然歯に合わせた色合いに合わせられることや、継ぎ目がわかりづらいことで審美面でのメリットもあります。

Qセラミック治療において大切にしていることを教えてください。
A
ひろたまさき歯科 細部までこだわり、マイクロスコープを使い精度の高い治療を行う

▲細部までこだわり、マイクロスコープを使い精度の高い治療を行う

もちろん口腔内全体のバランスや噛み合わせも大事なので、重視しています。また、マイクロスコープやレントゲン、歯科用CTを活用し歯を1本単位で精密に把握した上で、防湿や切削、コーティングなど、一つ一つの工程を慎重に行うことが重要。極力、削る部分を最小限にするためにも、追加で削ることにならないよう基本を着実に積み重ねていくことを常に意識しています。そのため処置を行う前にしっかりと治療デザインを描いておく必要があります。そうすることで、精密なセラミック等を入れることができ、患者さんの中長期の口腔内を維持することや、自然歯に極力近づけることができます。

Q費用面で保険診療の補綴材を選ぶケースもありますよね。
A
ひろたまさき歯科 カウンセリングルームでは患者要望を聞き、適切な方法を提示

▲カウンセリングルームでは患者要望を聞き、適切な方法を提示

通常の歯科クリニックにおいて、自費診療の割合は5〜10%といわれていますので約10人に1人くらいといわれています。当院では、こちらからセラミックを用いた接着治療をお勧めすることはありません。当院が大切にしているのは、患者さんのライフスタイルに寄り添うこと。ベテランの歯科衛生士がカウンセリングを行った上で、患者さんにとって一番良い方法を探していくスタイルです。ゆえに保険診療の範囲内で行う銀歯や白い補綴材、そして自費診療のセラミックのそれぞれのメリットデメリットを提示して、患者さん自身に選んでもらうようにしています。

Qセラミック治療後のメンテナンスについて教えてください。
A
ひろたまさき歯科 予防にも力を入れているので、中長期的にサポートしてくれる

▲予防にも力を入れているので、中長期的にサポートしてくれる

いくら防湿を施して再感染を防ぎながら接着していったとしても、口腔環境が悪いままでは虫歯のリスクはなくなりません。温かいものも食べれば、冷たいものも食べる。酸性、アルカリ性の飲み物を飲むなど常に変化する口腔環境の中で、歯の健康を保つためにはメンテナンスが重要。セラミックを使った場合にどれだけ保つのかとの質問もよくありますが、実際はご本人のセルフケア次第なんですよ。例えば10本虫歯になっていれば、そのうち1〜2本は費用をかけてセラミックで治療し、ほかは丁寧にケアをしながら進行を防ぎ、タイミングを見て必要になったら治療するという方法もあります。歯を長く残すためには検討すべき事項がたくさんあるのです。

ドクターからのメッセージ

廣田 正毅院長

当院は自費診療率が高く、セラミックを使った接着治療やインプラント治療などを日常的に行っています。多くの治療経験やノウハウの積み重ねがあることが強みだと思っていますので、審美面と歯の健康を両立させたいという方はまずはご相談ください。また、保険診療においても、自費診療で培った技術を活用しています。セラミックとプラスチック素材を使ったCAD/CAM冠システムによる接着治療にも対応していますので、一人ひとりの患者さんに応じた治療方法を一緒に見つけることができるはず。お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック/かぶせ物:7万円~、詰め物:4万円~ インプラント/(1歯)40万円~

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