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あざやほくろから傷痕まで
気軽に形成外科を受診しよう

なんばふみもとクリニック

(大阪市浪速区/難波駅)

最終更新日:2024/02/09

なんばふみもとクリニック あざやほくろから傷痕まで 気軽に形成外科を受診しよう なんばふみもとクリニック あざやほくろから傷痕まで 気軽に形成外科を受診しよう
  • 保険診療
  • 自由診療

ケガをしたときの傷痕が残っていたり、ほくろやあざなどが気になっていたり……。たとえ、毎日の生活に支障はなくても、長く自身のコンプレックスとして抱えている人は少なくない。しかし、いざ医療機関を受診しようにも、「どこに相談したらいいのだろう?」と疑問に思っている人も多いのではないだろうか。難波駅近くにある「なんばふみもとクリニック」の文元裕道院長は、日本形成外科学会形成外科専門医の資格を有し、救命救急の現場で形成外科的治療に携わってきたエキスパート。現在は、傷痕やできもの、ほくろやあざなどの診療から、繊細さが必要とされる眼瞼下垂症の手術まで形成外科領域に幅広く対応している。今回、文元院長に形成外科の診療について詳しく話を聞いた。

(取材日2024年1月16日)

あざやほくろ、イボ、傷痕など、さまざまな悩みに外科的な処置でアプローチする形成外科

Q形成外科ではどんな症状に対応しているのでしょうか。
A
なんばふみもとクリニック 患者の気持ちに寄り添った、地域に密着したクリニック

▲患者の気持ちに寄り添った、地域に密着したクリニック

一般の方は形成外科を整形外科や皮膚科と混同してしまうこともありますが、形成外科を一口にいうと「皮膚の外科」だと思います。基本的には、内科的な診療をするのが皮膚科で、手術など外科的な処置が必要な際に受診していただくのが形成外科です。一般的に多いのは、イボなど皮膚のできものの処置、ケガの処置、あざや傷痕、ほくろの診療などです。また巻き爪の処置も形成外科にお越しください。例えばできものが化膿して痛いという場合、痛みに対する内科的処置よりも、できものを取り除くための外科的処置のほうが、根本的な治療法といえます。また加齢によりまぶたが重たく感じる眼瞼下垂症に対しても、当院では日帰りの手術を行っています。

Q形成外科は自由診療というイメージがあるのですが。
A
なんばふみもとクリニック 専門性の高い治療から一般的な形成外科の治療まで幅広く対応する

▲専門性の高い治療から一般的な形成外科の治療まで幅広く対応する

形成外科は美容医療というイメージからか自由診療と認識している方も多いですが、基本的に主訴が疾患と診断できるかどうかで、保険診療か自由診療かが判断されます。この基準で考えると、例えば、やけどやケガ、できものは保険診療となります。一方、眼瞼下垂症に関しては、加齢が原因でまぶたが下がり、見えづらさや肩凝り・頭痛といった体の不調につながっている場合は、健康保険が適用になります。ところが眼瞼下垂の症状の程度によって、疾患との診断に至らない場合は自由診療となります。症状の状況や年齢により、保険診療と自由診療のどちらになるか異なるケースもあるので、そこは患者さんの話を聞いた上で判断、説明させていただきます。

Q先生が診療の際、大切にされていることはございますか?
A
なんばふみもとクリニック 患者の要望を大切にする治療を心がける

▲患者の要望を大切にする治療を心がける

患者さんにとって都合のいいことばかりをお伝えするのではなく、メリット・デメリットを含めてすべてお話をすることですね。例えばほくろの切除術を行う場合、傷痕が残らない手術というものはありません。特に若い世代の方は、形成外科の治療を魔法のように思っている方も少なくないのですが、100%傷痕は残るものですので、必ず残るということはお伝えした上で、治療を進めていくことを大切にしています。また患者さんの協力も大切。毎日通院する必要はありませんが、最低限の通院頻度は守っていただきたいことも患者さんにきちんとお伝えします。

Q先生は手術の経験が豊富だとお聞きしました。
A
なんばふみもとクリニック 診察室。検査機器が充実

▲診察室。検査機器が充実

大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)卒業後、同大学病院での勤務を経て、西宮協立脳神経外科病院や大阪府三島救命救急センターのほか、地域のクリニックなどで、形成外科を中心に外科・消化器外科・脳神経外科・救急科・美容外科で幅広く研鑽を積みました。特に救急科では、交通事故で運ばれてきた患者さんの顔の骨折の処置を数多く行っていました。事故の状況によりケガのパターンはさまざまですので、どんなことにも対応できるような技術と、迅速性が要求される現場でしたね。また生まれながらに頭や顔の形にゆがみがある先天異常の子どもに対する、機能回復や形状を整えることなどを目的とした手術も数多く執刀してきました。

Q受診してから治療までの流れを教えていただきたいです。
A
なんばふみもとクリニック 一緒に治療をしていくという姿勢で診療をしている

▲一緒に治療をしていくという姿勢で診療をしている

問診表をもとに診察を行います。その後、例えばできものの化膿、ケガややけどといった迅速な処置が必要な症状があれば、すぐに対応します。一方ほくろの切除術や眼瞼下垂症の手術など、時間を置いても問題がない主訴に対しては、患者さんに治療のメリット・デメリットをきちんとお伝えした上で治療方針を決定します。例えばほくろの切除術による傷痕や、眼瞼下垂症手術によるまぶたの仕上がりなどについてお伝えした上で、患者さんに一度考えていただき、ご納得を得た上で治療に進みます。その後、定期的な受診で経過観察を行うというのが基本的な流れです。

ドクターからのメッセージ

文元 裕道院長

できものに対して薬を処方しても、原因を取り除かなければ解決が見込めないことも。また近年は巻き爪で悩む方も多いと思いますが、我慢して痛みが強くなってしまっているケースも多いですよね。これまで患者さんを診てきて、痛みやかゆみなどに対して、ここまでよく我慢していたなと感じることがたくさんありました。形成外科は、さまざまな皮膚の悩みに対して、外科的な処置で原因にアプローチできる診療科です。当院は形成外科と併せて、皮膚科も標榜していますので、内科的処置から外科的処置まで幅広く治療の選択肢があります。必要があれば外科的な処置を選択できる当院の受診をご検討ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

眼瞼下垂症手術/2万2000円~

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