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兒玉 昌樹 院長の独自取材記事

まさき歯科クリニック

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2021/10/12

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック main

東京メトロ東西線の西葛西駅から徒歩1分、ビルの2階に構える「まさき歯科クリニック」。兒玉昌樹(こだま・まさき)院長は2004年広島大学歯学部卒業後、東京近郊の複数の歯科医院で勤務医として研鑽を積み、2013年当地に開業。明るく清潔感ある院内は北欧をイメージしたやわらかい緑と白で統一。診察室やカウンセリングルームは個室で、プライバシーにも配慮された、ゆったりとした空間。「痛みがない限り、まず検査をしっかりして治療計画を立て、きちんと説明してから治療に進みます」と兒玉院長。それは可能な限り削らない、歯を残す治療を徹底するために大切なことだからだという。今年4月に法人化して新しくスタートを切った同院。兒玉院長に歯科医療にかける思いや今後の展望などについて詳しく聞いた。

(取材日2019年6月21日)

できる限り削らない、歯を残す治療がモットー

開業までの経緯や、この6年間の変化などがありましたらお聞かせください。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック1

2004年、広島大学歯学部を卒業後、10年ほど東京近郊の数か所の歯科医院に勤務していました。勤務医時代には一般歯科からインプラントや審美歯科など幅広く現場で学び、2013年、これまでの経験を生かすべく開業を決意しました。こちらは西葛西駅から徒歩1分という便利な場所ということもあり、多くの患者さんに来院いただいております。内装は予防歯科先進国ともいわれるフィンランドにちなんで、北欧をイメージしたやわらかい緑と白に統一しています。これは開業当初から変わっていませんね。他も特に大きく変わった点はありませんが、当院の特徴はクチコミで来られる患者さんが多いことで、これはかなり定着してきているように感じています。患者さんが知り合いや家族を紹介してくださるということですから、たいへんありがたいことですね。

主な患者層や主訴についてお聞かせください。

お子さんから高齢の方まで幅広い年齢層の方を対象としています。患者さんの総数では、開業の頃に比べてすごく多くなったということはありませんが、継続してメンテナンスに通っていただいている方の割合はかなり高いと思います。ただ、患者さんもこの6年間で年齢を重ねられましたから、当院で処置させていただいた方の管理を、今後どうしていくのか、訪問診療なども含めて検討していく必要があるかなとは考えています。症状としては、きちんとケアをされている方がメンテナンスに来られるケースと、今まで忙しくて来られなかったけど、やっと時間ができたのでこれから治していこうという状態の方と、二分化していますね。

こちらの診療方針はどのようなものですか。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック2

基本的に初診では検査を優先させて、治療は2回目以降という形を開業当初から取っています。もちろん痛みがあった場合には痛みを取り除くための治療を最初に行いますが、痛みがなくなったら、そこからはまず問題の原因を探すための検査をします。やはり歯は削るともう元には戻りませんから、歯の寿命をできるだけ長く持たせるためにも、検査してしっかり治療方針を立ててから次に進むようにしています。当院の方針はできる限り削らない、歯を残す治療を行うことで、そのためにはきちんとした検査は欠かせません。ここのクリニックは丁寧な対応をしてくれると、患者さんの反応も良く、皆さんご理解くださっていますね。

スタッフとのコミュニケーションを密に

診療時、患者さんに対して心がけていることはどのようなことですか。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック3

患者さんからしっかりお話を伺うこと、そしてまず検査から始めることの意義を説明してから実際の検査に入ります。そして現在どのような状態か、治療方法についてはいくつかのプランをご提示し、メリット、デメリットも詳しくご説明し、患者さんに選択していただきます。何よりも納得した上で治療を進めることが大切だと考えていますので、説明は徹底していますね。そのため、診察の時間は患者さん1人につき30分〜1時間にさせていただいてます。基本的に同時に何人かの患者さんを診る、という方式は取らず、常に1対1で、丁寧な対応を心がけています。

スタッフの皆さんがインカムをつけていますがその理由は?

当院の診療室はすべて個室で、カウンセリングルームも個室です。これは患者さんのプライバシーに配慮しての形態で、また全体にリラックスして治療が受けられるようにとゆったりとした設計になっています。そのため、どうしても手が足りなくなった時などに応援を素早く呼ぶためにはインカムが必需品になっています。開業当初はなかったのでその度に呼びに行っていましたが、2年前くらいから取り入れて、とても役立っていますね。また、院内はすべてバリアフリー設計ですので車いすやベビーカーのままで診療室への入室もできます。受付の近くにはキッズルームも完備しています。スタッフの目が届くところで安心してお子さんを遊ばせておくことができるとお母さん方にも好評ですね。

スタッフとのコミュニケーションについて大切にしていることはありますか。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック4

日常的には朝礼と終礼は必ず行っています。そこでは一人ひとりの患者さんの治療内容や、それ以外の話題なども報告し合い、次の診療がスムーズに行えるようにしています。話題を共有することでスタッフと患者さんの距離も近くなっていますね。当院は開業当初より患者さんからのお菓子などの差し入れが多いクリニックでしたが、それは現在も続いていて、旅行先のお土産などを頂く機会が多いですね。それはスタッフと患者さんとの関係がうまくいっていることの一つの表れだと思いますので、ありがたく感じています。スタッフとは夏と冬の大掃除の後とか、4月1日の開業日の頃には食事会を行ってコミュニケーションを取るようにしています。また、当院には事務長がいますので、事務長が私とスタッフとの間に立ってくれ、日常的な細かいフォローをしてくれていますね。

めざす医療を提供するために法人化で更なる前進を

こちらは最近法人化されたそうですね。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック5

2019年4月1日から医療法人としてスタートしました。今後さらに仕事の精度を上げ、スタッフのクオリティーを高め、良い医療を提供していくためには、働きやすい職場づくりが何よりも大切だと考えています。そのためには組織体制をしっかりさせる必要がありますので、この度、医療法人という方法を取ることになりました。そもそも歯科医師の仕事はアシスタントがいないとできない仕事ですから、スタッフの存在は本当に大きいんですね。ですから、基本的に社会保険、厚生年金をつける従業員という立場で、スタッフがそれぞれ、持てる力を十分発揮できるような体制をつくる必要がありました。

今後の展望をお聞かせください。

法人としてさらに大きくしていきたいですね。最近になってからですが、非常勤で歯科医師に2人加わっていただくようになりました。ですから現在は3人体制で、やっと少しずつ大きくしていく足がかりができたところです。スケールメリットというものがあって、やはりある程度大きい組織のほうが働きやすいものだと思います。今まで培ってきた当院のクオリティーは維持しつつ、私と同じような考え方でやってくれる歯科医師やスタッフがさらに集まってくれたら良いと思います。まだまだ人手は足りませんが、徐々に増やして、法人を大きくしていきたいですね。それが良い医療を提供することにつながると考えるからです。

読者へのメッセージをお願いします。

兒玉昌樹院長 まさき歯科クリニック6

当院はかかりつけ医として、通いやすいクリニックづくりを心がけています。丁寧に検査をし、きちんと説明をし、納得いただいてから治療を進めます。その際は保険診療でも自費診療でも、しっかりしたものを提供していきたいと思います。治療後もメンテナンスを通じて、継続的に責任を持って管理してまいります。何か口の健康に関して気になることがありましたらお気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/55万円〜、マウスピース型装置を用いた矯正/22万円〜、ホワイトニング/1万7500円〜、ハイブリッドセラミックインレー/4万9500円~、成人矯正/88万円〜、自費総入れ歯片顎/44万円〜、部分入れ歯/11万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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