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青山 剛三 院長の独自取材記事

青山歯科・矯正歯科

(大阪市北区/天神橋筋六丁目駅)

最終更新日:2023/11/17

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科 main

天神橋筋六丁目駅を出てすぐ、活気ある商店街でにぎわうエリアにある「青山歯科・矯正歯科」。明るく落ち着いた院内には、矯正用の機器が並ぶ。「矯正は、見た目の改善をめざせるだけでなく、将来にわたって虫歯や歯周病のリスクを減らすための基盤づくりも期待できます。歯を守るためのものでもありますし、そしてその後の人生も変わります!」と青山剛三院長。小児歯科はもちろん、大人の矯正やマウスピース型装置を用いた矯正にも力を入れる。1本でも多く歯を残し、より明るく笑顔で暮らすために、矯正を検討してほしいと熱を込めて語る院長に、歯科医師としての経験や開業への思い、またクリニックの特徴や今後の展望について、幅広く聞いた。

(取材日2023年9月14日)

親しみやすいエリアで、幅広い世代を優しく迎える

歯科医師を志したきっかけは何ですか。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科1

もともと食べることが好きで、食物について学びたいと思い農学部に入学したんです。しかし、入学後に将来の進路を考えた時、直接感謝される仕事がしたいと思いました。医療系の道に進む友人が多かったので話を聞いてみると、歯科医師がいいのではないかと感じ、歯学部に入り直しました。“食べること”に関わるという意味でも、関心が持てたんです。しかし、実際に歯科医師として働き始めると、虫歯などの悪くなった部分を治すために「口の中を壊して治しての繰り返しだな」と、残念に思うこともありました。ところが、矯正は違ったんです。もともとの歯並びを整えることができれば、虫歯などのリスクを減らすことができて、さらにその人の外見や生活まで変えることができるかもしれない。素晴らしい分野だと感銘を受け、矯正歯科を専門としました。

なぜここで開業したのですか。

新型コロナウイルス感染症の流行で受診控えなどが続いていた2年前から、開業に向けて準備をしていました。マスクをしているので矯正装置が目立たず、逆に矯正する人が増えているという話もあったので、開業に悲観的ではありませんでしたね。ようやく見つけたこちらのエリアは、大きい商店街と住宅街があり、地域の方にもおでかけでいらっしゃる方にも、通いやすい場所です。私の出身は鶴橋なのですが、それに似た下町っぽさ、親しみやすさを感じました。開業後、近所にお住まいの方が早速来てくださっているのですが、穏やかで気さくな患者さんが多いです。駅近なので、今後は通勤・通学やお出かけの方にも、空き時間に足を運んでいただきたいですね。

クリニックのこだわりを教えてください。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科2

一般歯科はもちろん、矯正歯科のさまざまな治療に必要な機器をそろえました。歯科CT、3Dの口腔内スキャナー、顔の骨格を調べるための機器などを導入し、患者さんに適切な方法で矯正を行えるよう尽力しています。矯正では、計画や進捗についてじっくりと話をする場面も多いので、カウンセリングルームも設けました。また、歯の着色汚れにも対応するためにエアフローもありますよ。各々の診療スペースは半個室にしており、お子さんがいらっしゃる方のためにキッズスペースも設けています。明るく落ち着いた雰囲気で、老若男女、どのような症状の方でも立ち寄りやすいような場所をつくったつもりです。

予防歯科としての矯正に注力

小児矯正について教えてください。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科3

矯正歯科というと、子どものための診療というイメージもあるかもしれません。確かに子どものうちに矯正を始めるメリットは大きいのですよね。成長や発育を利用して歯並びを整えることがめざせるので、抜歯などのリスクも抑えることにつながるんです。しかし、いつから始めれば良いのか、本当に矯正をしたほうが良いのかと迷う方も多いでしょう。私は前歯が生え替わり6歳臼歯が出てくる、7〜9歳から矯正を始めるのをお勧めしています。子どもの歯並びが気になる場合、その年代になったらまずは相談してみて、納得した上で矯正を始めてほしいです。歯並びが整うことによってだんだんと大きく笑えるようになったり、性格まで明るくなっていったりするとうれしいですよね。患者さんの人生にとって本当に価値の大きいものだと思うので、歯並びが気になっている方は、一度ご相談いただきたいですね。

矯正は虫歯の予防にも役立つと聞きました。

矯正は見た目を良くするためのものだと思っているかもしれません。もちろんそうした側面もあるのですが、一方で矯正によって歯が磨きやすくなれば、虫歯や歯周病のリスクを下げるための予防歯科としての役割も期待できるのです。歯並びが良ければそもそも歯石もできづらいですし、かぶせ物も長持ちすることにつながります。お口のトラブルを減らすことも望めるでしょう。そのため、大人になってからでも、ぜひ矯正を検討してほしいですね。見た目だけでなく、生涯自分の歯を失わず、健康に過ごすための基盤を整えると考えて、必要な人には少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです。

マウスピース型装置を用いた矯正なども選べますか。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科4

昨今ではマウスピース型装置を用いた矯正の需要が高まっていますね。当院でも症状や要望に応じて、マウスピース型装置での矯正も行っています。矯正中も目立ちにくく、痛みや負担も少ないので、患者さんのメリットは大きい方法だと思います。しかも取り外しができるので、歯磨きもしやすく、矯正中も虫歯になりにくいと思います。マウスピース型装置を用いた矯正を含めて、基本的に矯正は自由診療なのですが、当院では顎変形症に伴う矯正なども行っており、これは保険診療になります。提携病院での外科手術に合わせて、治療を進めていくもので、一口に矯正といってもいろいろあるのですよね。年齢や症状を問わずに、患者さんにとって適切な治療の提供に努めていますので、高齢の方でも、症状が軽い方でも、気になさらずお困り事を話してほしいです。

患者と二人三脚で、一緒に治療を進めたい

歯科医師としてのモットーを教えてください。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科5

高齢の患者さんや、状態が悪くなってから来院された患者さんとお話しすると、「もっと昔から歯のことを考えれば良かった」「早いうちから歯科医院に通えば良かった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。年を重ねてもきれいな歯を維持するのは、簡単なことではありません。だからこそ、より多くの方に予防歯科の考え方をお伝えし、歯磨き習慣と同時に、定期的に歯科医院でケアを受ける習慣もつけてほしいと思っています。一般歯科に加えて、矯正歯科に力を入れているのも、予防歯科を徹底したいという思いがあるからです。患者さんに理解してもらうためにも、時には「治療やケアをしなかった場合の最悪の状態」について話すこともあります。歯があって口腔内が良い状態のときには、予防歯科の重要性を実感できないもの。なんとかしてその重要性を伝えられたらと、いつも考えています。

患者さんとはどのようにコミュニケーションを取っていますか。

当たり前かもしれませんが、突然指導するとか、しかったりとか、そういうことはしないですね。まずは患者さんとの信頼関係をつくることを意識しています。治療は二人三脚で進めるものだと思っているので「一緒に頑張っていこう」と伝えています。3つ褒めて、1つお願いするという感じでしょうか(笑)。幸い当院は開業したばかりで、スタッフも若いので、患者さんと一緒にクリニック全体で成長していきたいと思っています。みんなで一歩一歩進んで行けたら良いな、と。もちろん私も地道に学び続けて、常により良い治療を探していきたいですね。

クリニックのこれからが楽しみですね。

青山剛三院長 青山歯科・矯正歯科6

ええ。とにかくどのような方でも気軽に来院できる場所をめざしています。女性の歯科医師も在籍しているので、同性に治療してほしいという声にもお応えできます。スタッフはまだまだ未熟ではありますが、意欲的です。私自身は一児の父として奮闘中で、毎日バタバタしていますが、昔よりは子どもを持つ親御さんの気持ちに寄り添えるようになったのではないかと思っています。子どもは1歳で歯も生えてきて、歯磨きに苦戦しているので(笑)。日々勉強を続けながら、地域にお住まいの方や、このエリアにお出かけされる方に親しみを持っていただけるようなクリニックにしていきたいと思っています。駅からも近いので、お口の困り事があれば、気楽に来院してほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/22万円〜、マウスピース型装置を用いた矯正/38万5000円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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