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社本 光央 院長の独自取材記事

しゃもとデンタルクリニック

(鹿児島市/鹿児島中央駅前駅)

最終更新日:2024/02/14

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック main

鹿児島中央駅から北西へ車で約10分。鹿児島市明和の団地内にあるスーパーや郵便局などが入るテナントの1階で、社本光央院長が2022年に開業したのが「しゃもとデンタルクリニック」だ。院内は白をベースに明るいグリーンを差し色として使っているため、清潔感があって明るい雰囲気になっている。「健康は財産である」を診療モットーに掲げる同院では、患者の将来を見据えた予防と全身を併せて診る治療を重視。歯科衛生士の竹内里奈副院長も、鹿児島大学の医学部で糖尿病を学んでいるという。子どもの歯科治療に多く携わりたいという想いから開業をした社本院長は、「口腔機能の発達不全を勉強しているので、今後は注力していきたい」と笑顔で語ってくれた。そんな社本院長に同院の強みや患者と接するときに大切にしていることなど幅広く聞いた。

(取材日2023年12月8日)

子どもの口腔機能の発達をサポートし良い歯並びへ

さまざまな店舗が入っているテナントビルで開業した理由をお聞かせください。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック1

以前務めていた歯科医院の患者さんが通えるよう、その近くで開業場所を探していた時に、現在の場所を見つけました。この周囲は住宅地なのですが、当院が入っているテナントには郵便局や大きなスーパーが入っており、隣には銀行もあるため、地域の方々の生活の基盤になっている施設です。もともとは飲食店が入っていたところなので、ゼロから歯科医院を造りました。内装は白を基調にして清潔感を持たせ、明るいグリーンがイメージカラーなので差し色として使っています。チェアは3台ありますが、1台は完全個室です。お子さん連れの患者さんも多いので、親子一緒に入れる個室はストレスなく使えるので喜んでいただけると思います。同じ施設内にあるスポーツジムの帰りに寄ったり、待ち時間にスーパーへ買い物へ行く患者さんもいますし、便利なところなのではないでしょうか。

開業はいつから考えていたのでしょうか?

私は愛知県出身で大学から鹿児島県に来たのですが、歯学部に入った時から開業したいという想いがありました。実際、歯科医師になってからは「このまま勤務医として働くのも良いかもしれない」と考えた時期もありましたが、地域の歯科医院で働いているときに自分のやりたいことが出てきたので、やはり開業しようと決めました。以前務めていた歯科医院はどちらかというと患者さんの年齢層が高かったのですが、時々来る子どもの患者さんの多くを私が担当していました。子どもの診療をしているうちに、もっと多くの子どもを診たいと思ったのが開業を決めたきっかけですね。大学でも小児歯科を専門にしていたわけではなかったのですが、子どもの診療が好きなんだと気づくことができました。

小児歯科に興味があるのですね。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック2

はい。現在は子どもの口腔機能の発達不全について学んでいるので、患者さんに還元していきたいですね。虫歯があるお子さんは少なくなっている一方で、お口周りの発育が不十分な子が増えているようです。歯並びが悪くなる原因の一つにもなっています。今まで小児の予防歯科というと虫歯予防のためにフッ素の利用などで定期的に通われていたと思います。これからはそれに加えて口腔機能の発育にも目を向けていくことで、歯並びや呼吸、発音などさまざまな点で良い影響を与えることが期待できます。歯科医院としても注力しているところであり、最近では一部保険診療でも管理ができるようになってきているので、気軽にご相談いただければと思います。

口腔内だけでなく全身も診て患者の健康を長く支えたい

診療のモットーをお聞かせください。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック3

当院の診療モットーは「健康は財産である」です。患者さんに限らず多くの方に当てはまると思うのですが、健康でいることが当たり前になっている方は、ご自身や身近な方が病気やケガをしたときに健康の大切さに気づくのではないでしょうか。当院では、口腔内だけでなく全身を診ることを重視しているので、治療や予防を行うことで、長く通っていただいた患者さんが何年かたった時に「この歯科医院に通っていて良かった」と思ってくれたらうれしいですね。健康は失くしてからでは遅いので、少しずつでも健康の大切さを継続して伝えていきます。

こちらの強みや特徴はどんなところだと思いますか?

私が口腔外科での経験が長いので、抜歯やケガの治療が得意なことと、医科との連携が密に取れるところでしょうか。高齢の方は何かしらの病気を患っている方も多いので、全身を診ながらの治療になる場合が多いです。特に糖尿病は歯周病と相関関係にあるとされています。そのため、内科と歯科の両面から治療しなければならないため連携が必須です。当院の副院長は歯科衛生士で、現在、糖尿病の方のリスクをしっかり把握するために、糖尿病のケアを鹿児島大学の大学院で学んで知識を身につけているところです。もちろんリスクの高い方の場合は、専門的な病院で診てもらうのが患者さんのためなので、安心して受診できるようにサポートしながら適切に紹介します。あとは歯科医院だからこそできる、お口の中を診た上での食事管理のアドバイスも強みといえるでしょう。

優秀なスタッフさんがそろっているのですね。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック4

そうですね。私が治療に専念できるよう、スタッフは全員自ら率先して仕事を探してくれます。歯科衛生士は副院長の他に2名、歯科助手兼受付スタッフが1名、歯科助手のパートが1名と少数精鋭ですが、優秀な方ばかりなので助かっています。スタッフは皆、立場も個性もあるので、それぞれの良いところを生かせる職場環境をつくってあげたいですね。

リラックスできる雰囲気をつくり患者の悩みに寄り添う

先生が歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック5

私の両親が歯科材料を取り扱う会社を営んでいたので、歯科医院と関わる機会が多くありました。親からよく「歯科医師は良い仕事だ」と勧められていたのが、歯科医師を意識したきっかけです。記憶では中学生くらいだったと思います。私も細かい作業が好きだったので、何となく歯科医師が希望の職種になっていきました。きっかけは親に勧められたことでしたが、自分の言葉を患者さんにしっかりと伝えることのできる歯科医師は私に合った仕事だと思っています。あと、患者さんからダイレクトに感謝を伝えてもらえるところもやりがいになりますね。

患者さんを診療するとき、どんなことを大切にしていますか?

医療従事者として基本だと思いますが、患者さんが困っていることや、してほしいことを最初にしっかり聞くことです。まず初診では、長めに時間を設けてスタッフがカウンセリングで悩みや要望をお聞きします。続いて、スタッフに伝えた内容について私が患者さんに確認しながら治療に入ります。治療前後にも患者さんが「言い出せなかった」とならないよう積極的に話しかけています。その上で、患者さんが今困っていることやお悩みの解決に努めています。メンテナンスだけの方でも、時間がたつとお悩みが出てきている場合もあるので、何か変わったことはなかったか尋ねるようにしています。あとリラックスできる雰囲気づくりも大切ですね。やはり歯科医院は「怖い」というイメージを持っている方も少なくないので、治療前に少し世間話をして場を和ませるようにしています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

社本光央院長 しゃもとデンタルクリニック6

先ほどふれた歯周病と糖尿病の関連もありますし、お口の健康は体の健康につながっていますので、定期的に歯科医院へ行くのが健康の秘訣です。「もう年だから歯科医院に行かなくてもいい」とは思わずに、些細なことでも気になることや不安があれば相談してほしいです。歯のことだけではなく、いびきや睡眠時無呼吸症候群のことでも、さまざまな情報をお伝えできますよ。歯科医院に行こうと思うタイミングは人それぞれだと思います。しかし、口腔環境の悪化は全身に影響していきます。当院は、買い物などのついでに立ち寄っていただける場所にあるので、気軽に来院してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正(検査+装置)/9万9000円〜 ※対象年齢は小学校の低学年〜

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