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乳幼児期から始める歯科検診
抱っこや授乳、離乳食のアドバイスも

とうごうみらい歯科・矯正歯科

(愛知郡東郷町/日進駅)

最終更新日:2024/02/20

とうごうみらい歯科・矯正歯科 乳幼児期から始める歯科検診 抱っこや授乳、離乳食のアドバイスも とうごうみらい歯科・矯正歯科 乳幼児期から始める歯科検診 抱っこや授乳、離乳食のアドバイスも
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歯を診療するだけでなく、口はもちろん体も含めた全身の健康を願う「とうごうみらい歯科・矯正歯科」。トラブルが起こる前の予防にも重点を置き、成人だけでなく、乳幼児期からの歯科検診や食育、「歯育て」などにも力を入れている。自身も子育て中の徳田菜帆副院長は、「歯科医師である母親として、お口の健康や食育についてしっかり学んできました。顎も含め、お口周りの正しい成長のため、抱っこや授乳の仕方、離乳食、呼吸、姿勢のことなどをお伝えしていきたいと思います」とにこやかに話す。管理栄養士の川崎さんと濱口さん、保育士の聖山さんも歯科診療のサポートをしつつ、それぞれの専門知識を生かして患者に向き合い、はつらつと働いている。明るく親しみやすいメンバーがそろう同院での乳幼児期のケアについて、詳しく話を聞いてみた。

(取材日2023年8月25日)

歯だけでなく抱っこや離乳食、呼吸、姿勢についても相談できる歯科医院。管理栄養士、保育士もサポート

Qこちらでは乳幼児期のケアに注力されているそうですね。
A
とうごうみらい歯科・矯正歯科 乳幼児期のケアや食育にも力を入れる徳田副院長

▲乳幼児期のケアや食育にも力を入れる徳田副院長

【徳田副院長】はい。歯が生えていない赤ちゃんでも将来のお口の健康につながるためケアはとても大事です。授乳時の舌や唇の動かし方、顎の使い方を観察して、抱っこの仕方に気をつけることで正しい発育に導くことができると考えています。離乳食を始める時期になれば「赤ちゃん主導の離乳食」という考えのもと、やわらかい物を与えるだけでなく、手づかみなども含め、口周りの筋肉の発達を促す与え方をお勧めしています。今後は月1回程度離乳食教室を開き、いずれはおやつや食事について話す食育教室も行っていきたいですね。歯の相談会や「歯育て教室」を近くの保育園で行ったこともあり、当院でも患者さん一人ひとりのご相談に乗っています。

Qなぜ歯科医院でこうした取り組みをされているのですか?
A
とうごうみらい歯科・矯正歯科 取り組みのためにさまざまなツールも用意

▲取り組みのためにさまざまなツールも用意

【徳田副院長】虫歯や歯周病、歯並びの問題は、生まれてからの生活習慣も影響していると考えられるからです。小さい頃から歯科医院でケアやチェックをして、食生活や癖などに意識を向ければお口の環境は良い方向に発育するでしょう。そのため早い時期から歯科医院に慣れてもらうことが大切なのです。当院では広いキッズルームがあり、赤ちゃんも過ごしやすいと思います。歯磨き教室もここに親子で集まってもらい、お友達と楽しく正しい磨き方を学んでほしいですね。実は私自身、子どもが赤ちゃんの頃、抱っこや授乳の仕方をどこで学べばいいか迷った時期がありました。当院では、歯以外のこともお気軽に相談していただければと思います。

Q食育ではどのようなことをされていますか?
A
とうごうみらい歯科・矯正歯科 実際に畑で野菜を育て、食育にも力を入れる

▲実際に畑で野菜を育て、食育にも力を入れる

【管理栄養士・川崎真緒さん】当院の敷地内には畑があり、みんなで作物の世話をしています。地域の方々がボランティアで手助けしてくださり、ありがたい限りです。先だっては初めての収穫祭を行い、患者さん親子とともに、ナス、トマト、オクラ、キュウリ、大葉などを収穫しました。私たち管理栄養士は皆さんに向けて、体を丈夫にし咀嚼を促し、さらにおなかの調子を整えるなど、野菜の魅力をお伝えして、野菜を使った簡単レシピを紹介しました。野菜がどんなふうに育つのか、それをどんなふうに食べることができるのか、お子さんに学んでもらうことも食育の一つだと思います。今は今後の収穫祭に向けてどんな野菜を植えるか思索中です。

Q歯科医院に在籍する管理栄養士としてメッセージをお願いします。
A
とうごうみらい歯科・矯正歯科 歯科だからこその視点で健康についてサポートする

▲歯科だからこその視点で健康についてサポートする

【管理栄養士・濱口温茄さん】子育て中の食事については「好き嫌いがある」というお悩みが多いのですが、小さい頃からの食習慣は成長してからの食習慣に大きく関わってくると思います。ですから小さいうちに、いろいろな種類の食材に触れたり食べたりする経験をさせてあげてほしいですね。私たちの体は食べる物でできており、バランスの良い食事はバランスの良い体づくりにつながると思います。また歯科医院は、病気になってから行く病院と違って、トラブルが起こる前の予防から患者さんに関わることができます。管理栄養士の知識を生かし、患者さんのお口だけでなく、全身も健康になっていただくためのサポートをしたいと思っています。

Q保育士としてどのように子どもと接しておられますか?
A
とうごうみらい歯科・矯正歯科 乳幼児との通院も安心

▲乳幼児との通院も安心

【保育士・聖山愛貴さん】私は以前、保育園に勤務していましたが、もともと大勢のお子さんと接するより一人ひとりのお子さんとじっくり向き合いたいという希望があり当院に入職しました。現在は診療のサポートのほか、季節ごとの飾りつけを担当しています。保育をする中で心がけているのは、お子さんの目線に立つことと笑顔でいること。副院長のアドバイスもあり、遊ぶときの姿勢や、お口が開いたままになっていないかどうか、舌の動きや発音はどうかなども気をつけて、気づいたことがあれば副院長や院長と共有しています。今は歯やお口の健康について多くのことを勉強中で、いずれはそれらを私が親御さんに伝えられるようになりたいと思います。

ドクターからのメッセージ

徳田 菜帆副院長

一般的には、歯が生えていない赤ちゃんを歯科医院に連れていく必要はないと考えられている方が多いと思います。しかしその大切さに気づいていただける機会が妊産婦歯科検診です。妊娠期は女性ホルモンの関係で歯周病になりやすいので、ご自身のケアはもちろん、生まれくる赤ちゃんのお口のケアも大切なことをお伝えしています。当院では赤ちゃんや小さなお子さん向けの問診表を用意しており、普段の生活の様子や癖、好きな食べ物などを記入してもらい、一人ひとりの個性や成長に適したケアをするよう配慮しています。歯科医院で歯のこと以外は聞きにくいと思われるかもしれませんが、当院では何でもお気軽に相談してくださいね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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