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澤口 悠 副院長の独自取材記事

豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2024/01/18

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック main

江東区豊洲、東京メトロ有楽町線、ゆりかもめの各豊洲駅からすぐのクリニックビル5階にある「豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック」。2023年4月開院の同院で、形成外科、皮膚科、美容皮膚科の診療を担うのが、日本形成外科学会形成外科専門医の澤口悠副院長だ。大規模な手術を含む豊富な症例経験を持つ澤口副院長は、美の観点からの地域の健康維持への貢献をめざし、外見から皮膚疾患、エイジングケアの悩みまで幅広い相談に対応している。「聞く姿勢を大切に、それぞれの方が本当に必要としている医療を提供できるよう心がけています。お子さんのけがやニキビの悩みはもちろん、どんなお悩みでもお気軽にご相談いただきたいですね」と笑顔で話す澤口副院長に、同院での診療について詳しく聞いた。

(取材日2023年10月6日)

外見の美しさの観点から地域の健康維持に貢献を

診療を行うにあたりコンセプトはありますか。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック1

糖尿病を中心とする内科と形成外科・皮膚科を診療する当院のコンセプトは、診療科を問わず「豊洲の健康を守る地域のかかりつけ医」。中でも形成外科・皮膚科を担当する私は、見た目の美しさの観点から地域の健康に貢献していきたいと考えています。美容医療では自由診療も提供していますが、保険診療・自由診療の枠に捉われず、幅広い選択肢をご用意して提案しています。その方にとって本当に必要な医療をお選びいただけるよう、選択肢を一つ一つご説明して理解を促し、患者さんのベストな選択をサポートするのが役割と考えます。

これまで、どのような相談を受けられましたか。

形成外科ではほくろやイボなどの皮膚腫瘍や粉瘤から眼瞼下垂、腋臭症まで幅広いご相談に対応しており、皮膚科ではニキビや湿疹、水虫などが多いでしょうか。いずれも難症例は適切な大学病院などにご紹介するケースもあります。この辺りは小さなお子さん連れのファミリーが多く、不意のけがや傷、傷痕のご相談も少なくありません。「形成外科って何を診る科なの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるようですが、「体の外面に関わる気がかりならなんでも相談できる」とご理解いただければと思います。

内科と併設されていることで、メリットを感じる点があれば教えてください。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック2

内科目的を受診された方で「そういえば実は」と形成外科・皮膚科診療を希望される方、あるいは逆に形成外科・皮膚科から内科診療へと移行を希望される方もいらっしゃると思うので、そうした場合にもスムーズに対応できる点が、複数科を診療していることのメリットでしょうか。当院で院長が専門的に診ている糖尿病では、神経障害や血行障害により足潰瘍が進行しやすくなります。そうした方への対応でも、今後は連携していけると考えています。

保険・自費の枠にこだわらず、きれいへの思いに応える

診療の際に心がけていらっしゃることはありますか。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック3

「聞く姿勢」を何より大切にしています。初めてのクリニックを受診する際は、どなたでも多少緊張してしまうものと思います。そんな中でも、気がかりや疑問などをお話ししていただけるよう、初診時には特に自己紹介の段階から話しやすい雰囲気づくりを心がけています。ドクターが一方的に話すのではなく、主訴に関わらず患者さん主体で診療を進められるよう、意識してお声がけするようにしているのです。具体的には、身近な話題を提示して雑談することで少しリラックスしていただくなど、アイスブレイクの時間を大切にしています。

美容医療の分野でもご活躍と伺いました。

はい。当院の開院前には池袋や新宿にある美容クリニックにて、分院長を務めておりました。現在は、別母体の銀座にある美容クリニックにも勤務しており診療も一部担当しています。いわゆる美容クリニックに来られる患者さんは何らかのコンプレックスを抱えておられ、さらなる美を求めていらっしゃいます。そうした思いに応えるためには、日々の研鑽や知識のアップデートは欠かせません。当院では、全身麻酔にも対応できるオペ室を備えているほか、レーザー治療器なども複数導入しています。

美容専門クリニックと貴院で受診される方に違いを感じることはありますか。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック4

診療や機器の知識量などで違いを感じることは確かにありますが、「きれいになりたい」という思いでは何ら変わることはないと感じています。美容意識や知識の有無に関わらず、皆さんの求めていることは同じなのです。これまで、美容医療にふれてこられなかった方で、「美容医療は怖い」と感じていらっしゃる方も多いようですが、当院では極力、見込まれるリスクの少ない方法を提案しています。近年では、ダウンタイムや副作用の軽減を意識した治療でも、十分な効果が期待できるものが少なくありません。一つの症状にもさまざまなアプローチが可能で、患者さんご自身でお選びいただけます。当院ではカウンセラーを置かずドクターである私が一からお話しする形ですし、高額な施術を勧めることもありません。自由診療を求めていらっしゃった方に、より負担を抑えて対応できる保険での治療をお勧めすることもあります。初めての方も安心なのではないでしょうか。

マイナスの思いをプラスに引き上げ、エリアの拠点に

医師を志されたきっかけと、形成外科を専門に選ばれた理由を教えてください。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック5

父が歯科医師で、医療を身近に感じながら育ってきました。実際に進路を考えるにあたり、せっかくなら口の中だけでなく全身を診たいと思うようになり、医学部を志しました。将来的に親の病気も診られれば、親孝行になるのではないかと考えたこともあります。専門を選ぶにあたっては、昔から手先は器用な方で、物作りに近い形成外科の診療に心惹かれました。形成外科では見た目の問題を治療するので、治療後の状態を目で見て確認できるというのも魅力です。保険診療に限らない自由診療を含む美容医療も多く手がけてきましたが、求められるレベルがより高い美容医療では難易度が増すように感じています。ハイレベルなニーズに応えるためには、経験に基づく技術が欠かせないのです。

お忙しい毎日とは存じますが、休日はどのようにお過ごしでしょうか?

3歳の息子と1歳の娘の育児に追われ、「仕事のほうが断然楽!」といった休日です(笑)。子どもを産む前は筋力トレーニングを趣味としていたのですが、今は残念ながらそうした時間も取れず、生活自体がトレーニングといった感じに。もう少し落ち着けば、改めて時間をとってトレーニングにも取り組みたいですね。実は息子も入院する機会があったりしたので、医師の仕事にも興味を持っているかもしれません。私自身は子を持つ親として医療を受ける立場を経験できたことも糧となっています。

今後の展望を教えてください。

澤口悠副院長 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック6

まずは地域の皆さんの健康を、見た目の観点から支えること。エリアのニーズに応えていきたいと考えています。小さな気がかりでも構いませんので、身近な疾患でも気軽にご受診いただきたいですね。まだまだスタートしたばかりのクリニックですが、今後患者さんの数が増えるようなら、分院などの展開も考えていければと思っています。

読者に向けて一言メッセージをお願いします。

開院したばかりで地域に十分に浸透しているとはいえないと思いますが、受付や看護師など、私たちドクター以外のスタッフも素晴らしいメンバーがそろっています。丁寧な対応と接遇で「まるでホテルのよう」と高い評価をいただくこともあり、とても頼もしく思っています。マイナスな思いを抱えていらっしゃる方がほとんどの場所であるからこそ、プラスへと引き上げられる拠点でありたいと考えています。予約が基本ですが、当日でもお電話いただければ対応可能です。急なけがややけどなどでも、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ほくろ除去/9800円~

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