津田聡院長の独自取材記事

ベルクリニック川崎院

(川崎市川崎区／川崎駅)

最終更新日：2023/09/05

川崎駅・京急川崎駅から徒歩1分、新築ビルの9階にある「ベルクリニック川崎院」。2023年1月に開業された皮膚科と美容皮膚科を専門とするクリニックだ。院内はスタイリッシュで洗練された雰囲気に満ち、診療室は完全個室。待合スペースやパウダールームにも間仕切りが設けられるなど、各所でプライバシーへの配慮がなされている。同院を率いるのは、津田聡院長。大学病院などで臨床経験を積む中で、より身近な距離感で診療を行いたいという思いが芽生え、患者の生活の質の向上に直結する点に魅力を感じた皮膚科・美容皮膚科として開業を決意。保険診療はもちろん、医療脱毛をはじめとする自由診療のメニューも充実させ、幅広い肌の悩みに対応している。患者に寄り添った診療をモットーとする爽やかな津田院長に、診療にかける思いを聞いた。

（取材日2023年8月7日）

肌のことに関するかかりつけ医として幅広く診療を行う
人目を気にせずリラックスして過ごせる空間づくり
保険診療と自由診療にも対応し幅広い治療を提案

肌のことに関するかかりつけ医として幅広く診療を行う

院長が医師をめざしたきっかけを教えてください。

父が医師だったこともあり、医学に興味がありました。学問としての好奇心もありましたし、医療を用いて人助けができるところに職業としての尊さを感じて、いつからか私も医師をめざすようになりました。地元は東京で、高校卒業後は愛知にある大学の医学部に進学しました。大学卒業後は東京で研鑽を積んでいたのですが、診療科については皮膚科と形成外科、産婦人科の3つから、どこに進むか悩んでいました。その中で、現在は皮膚科を選び、都内の大学病院や川崎にある総合病院で働いていました。

それから、なぜ皮膚科と美容皮膚科での開業を考えられたのですか？

大学病院や市中病院で臨床経験を積んでいく中で、より身近な距離感で患者さんと接することができるクリニックでの診療が自分の理想とする医療だと感じ、それにより開業を考え始めました。特に皮膚科の診療は、患者さんのQOL（生活の質）の向上に直結すると思います。お肌のトラブルやコンプレックスは、日々の生活の中で悩みの種になりますよね。それを解消することで、患者さんの豊かな生活を実現することができるところに魅力を感じました。そういった自分のやりたい医療ができるようなクリニックをつくるため、皮膚科や美容皮膚科についていくつかの病院で勉強させてもらい、開業に向けて必要なスキルを学んでいきました。

開業なさってから、どんなところにやりがいを感じられますか？

病院に所属していると、その施設のガイドラインやマニュアルに沿った医療を中心に行うので、自分のやりたい医療が行えないこともありました。そういった点で、今は制約なくできているところに一番のやりがいを感じています。皮膚の治療においては保険診療、自費診療と便宜上分かれていますが、患者さんの立場からすると、あまりそういったすみ分けは関係ないのではないかと思います。保険診療の延長で自費診療をご提案したり、その逆も然りです。当院では、さまざまな選択肢のある、包括的な治療を患者さんに提供していきたいと思っています。

人目を気にせずリラックスして過ごせる空間づくり

川崎駅や京急川崎駅から徒歩1分と、便利で通いやすいクリニックですね。

この場所を選んだ理由は、私が開業前に働いていた病院が近くにあり縁があったことと、立地の良さからでした。川崎駅は利用者数が非常に多い駅ですが、皮膚科や美容皮膚科を専門とするクリニックが少ないので、需要にお応えできるのではないかと考えたことも決め手となりました。ビル自体も当院の開業と同時にオープンした新しい物件なので、きれいで女性も入りやすいと思います。川崎という土地柄は銀座などの都心と違って、美容皮膚科の受診経験がない方も多い地域ではないでしょうか。そういった方々にハードルの高さを感じさせないような、お肌のことでお悩みを抱えている時に気軽に相談していただけるようなクリニックをめざしています。

どのような患者さんが多く来られていますか？

幅広い世代でさまざまなお悩みがある患者さんに来ていただいていますが、その中でも30〜40代の女性が特に多いように感じます。若い方だとニキビや生まれ持ったあざの治療に来られる方や、30〜40代以降の方だと、しみやしわのお悩みがある方、医療脱毛を希望される方も多く来ていただいています。働いている方や学生さんなども多いので、どんな方でも来られやすいよう土日も診療していますし、診療日は夜7時まで対応しています。

院内はどんなことにこだわっているのでしょうか？

患者さんが周りを気にせず過ごせるように、診療室を完全個室にしています。また、待ち合いスペースやパウダールームには間仕切りを設けたところにもこだわりました。お肌の悩みに関してナイーブになっている方や、コンプレックスのある方もいらっしゃるので、なるべく人目を気にせず、リラックスして過ごしていただけるような造りにしています。

院長から見たクリニックやスタッフの方々の雰囲気はいかがですか？

すごくアットホームなクリニックだと思います。今は私と女性の医師が1人、看護師が3人と事務が1人の計6人が働いています。全員で勉強会を行ったり、普段から肌や皮膚、美容に関する情報共有を互いにし合っているので、スタッフ同士の距離も近いように感じますね。患者さんの気持ちを第一に考えた、ホスピタリティーにあふれた接遇を全員で心がけています。

保険診療と自由診療にも対応し幅広い治療を提案

クリニックの特徴を教えてください。

患者さんのさまざまなお肌の悩みを解決すべく、保険診療だけでなく、自由診療での治療を含めてさまざまな選択肢をご提案しています。ニキビなどのお悩みからしみ・しわ・医療脱毛などまで幅広く対応し、医師の管理のもと治療を行っています。また、副院長は麻酔科の経験がある医師ですので、なるべく痛みの少ない治療のご提案も可能です。これまで美容皮膚科に興味はあったけれど、敷居が高く感じて受診に踏み出せなかったという方にとって、保険診療を提供している当院は相談しやすく感じていただけるのではないでしょうか。より多くの方に、美容皮膚科も身近に感じていただきたいですね。

患者さんと接する上で、院長が大切にされていることはどんなことですか？

お肌の悩みは一人一人違うので、その悩みにしっかり耳を傾けることや、より満足度の高い治療を提供することを心がけています。満足度という点で、私はコストパフォーマンスも大切だと考えています。患者さんが無理なく治療を続けられることが結果にもつながるので、可能な範囲での通院頻度を提案したり、無理なく支払いができる治療を勧めるようにしています。例えばニキビ治療だと、月1回の来院がやっとというお忙しい方であれば、ご自宅でもできるケアや内服薬をご紹介します。一方で、毎週通えるからベストな治療がしたいという方には違った治療をお勧めするなど、その方に合った治療方法をご提案して、患者さんに満足していただければうれしいです。

お忙しいかと思いますが、休日はどのように過ごしてリフレッシュされていますか？

ゴルフやドライブをしたり、野球観戦をしに行ったりもします。お酒も好きなので、飲みに行ってリフレッシュすることもありますね。川崎の街も楽しくて大好きです。

読者の方々へメッセージをお願いします。

開業したばかりですが、地域の皆さんに愛されるクリニックになっていけるよう、スタッフ一同頑張っていきたいです。鏡をのぞいた時やご友人と会う時など、肌や皮膚のことで気になる箇所はどなたにも何かしらあると思います。どんな些細なお悩みでもお力になれたらと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。これからもご来院いただける皆さまのお声を聞きながら、求められる治療を提供し続けていきたいです。