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食事から見直すことが大切
生活習慣病の対策を目的に行う栄養相談

新宿NSビルスカイクリニック

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2023/04/14

新宿NSビルスカイクリニック 食事から見直すことが大切 生活習慣病の対策を目的に行う栄養相談 新宿NSビルスカイクリニック 食事から見直すことが大切 生活習慣病の対策を目的に行う栄養相談

普段からさまざまな体調の悩みや不具合を気軽に相談できるクリニックとして、新宿界隈のビジネスパーソンのニーズに応えることに尽力する「新宿NSビルスカイクリニック」。生活習慣病の対策を目的に取り組む「栄養相談」は、患者一人ひとりの状態に合わせたこまやかなサポートが特徴だ。理事長の辻和彦先生は「日々の食事を中心とする乱れた生活習慣が、肥満やメタボリックシンドロームを引き起こし、ひいてはそこから高血圧症や糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を発症する可能性があります。一度体を大きく壊してしまうと簡単には元に戻りません」と警鐘を鳴らす。「内から整える健康な体づくり」をコンセプトに行っている「栄養相談」とは、一体どんな取り組みなのかを知るべく、具体的に話を聞いていった。

(取材日2023年4月1日)

医師自身の体験に基づき、個々人に応じた栄養指導に注力

Q先生は栄養相談にも積極的に取り組んでいるそうですね。
A
新宿NSビルスカイクリニック 栄養相談では、辻理事長の経験をもとに栄養に関する指導を行う

▲栄養相談では、辻理事長の経験をもとに栄養に関する指導を行う

私は今からおよそ7年前、自ら栄養管理に取り組んだことがあります。私はジャンクフードが好きで、当時、暴飲暴食もしていて食生活が乱れていました。その結果、加齢とともに体重が増加して、健診でも黄色信号な状態でした。しかし食事を意識し変えることで体質が変わり、体重も13kg減り、体が軽くなり疲れにくくなりました。その時に「人間の体は変わるんだ」と強く実感しました。私たちは食物を見直し継続的にいい食事を取ることによって、体質や体格を変え日々のパフォーマンスを向上させることも望めると思います。ですから、栄養相談を行い、患者さんの健康な体づくりに貢献していきたいと思っています。

Qどのような方にお勧めしているのでしょうか。
A
新宿NSビルスカイクリニック 患者一人ひとりの状況に合わせてこまやかなサポートを行う

▲患者一人ひとりの状況に合わせてこまやかなサポートを行う

栄養相談の上、食事内容を見直すことを強くお勧めしたいのは、肥満症やメタボリックシンドロームがある方、またそれが原因となって起きる脂肪肝や糖尿病、高脂血症や高血圧症といった生活習慣病のある患者さんですね。そういった患者さんは適切に栄養管理を行うことで、内服薬を減らすことも期待できる場合があります。そしてその結果、慢性腎臓病や脳卒中、心筋梗塞など怖い病気の発症リスクの軽減につながることも期待できます。栄養管理は、生活習慣病への根本的な対策の一つとして有用なアプローチであり、ぜひとも取り組んでいただきたいと希望しています。

Qどのようなタイミングで始めるべきでしょうか。
A
新宿NSビルスカイクリニック 生活習慣病の対策に注力していきたいと話す辻理事長

▲生活習慣病の対策に注力していきたいと話す辻理事長

健康診断でいつも引っかかる、常に生活習慣病の薬を飲んでいる、明らかに肥満で体が重い、いつもだるくて眠いなど日々体調の不具合を感じている方は一度、栄養指導を受けていただき、誤った食事習慣があれば見直し、変えていくことをお勧めします。最終的には生活習慣を変え、習慣化する必要があるのですが、その一方で自分の生活を変え、それを継続して実行することは容易なことではありません。その理由はその人が悪いわけではなく、生物の特性として人はその環境の中で今ある姿を維持しようと活動する性質があるからです。自分の体を安全に変えていくためには医師の指導のもと、自分の体の状態をよく理解して、取り組むことが大切です。

Q栄養相談を利用するメリットを教えてください。
A
新宿NSビルスカイクリニック 生活習慣病の対策としてまずは栄養相談へ

▲生活習慣病の対策としてまずは栄養相談へ

糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の治療を行う際、栄養相談は重要です。その人の体質を改善せずに薬だけに頼っていては根本的に良くなりません。私は内科専門の医師ではありませんが、今まで外科の診療を通して消化器をはじめとする内臓臓器の働きや栄養学を学び、生活習慣病によって引き起こされる病気を多く診てきたので「そういった食事をしていたら将来病気になって体を壊してしまう」といった逆からの見方ができます。その経験を生かして患者さんに「ご自身が変わらないと病気は良くならないですよ」といつもお伝えしています。必要な方には検査や投薬治療を受けていただき、栄養管理にも積極的に取り組んでいただきたいと思っています。

ドクターからのメッセージ

辻 和彦理事長

患者さんの病気や体質や状態は人によって千差万別、それらをしっかりと把握し、一人ひとりに応じた栄養指導を心がけています。しっかりとした栄養管理に取り組むことで、生活習慣病の対策につながると考えています。しかしまた無理をしてしまうと健康を損ねてしまう危険性もありますので、医師の指導のもと、安全な栄養管理に取り組んでいただきたいと思います。肥満症や生活習慣病でお悩みの方や心配なことがある方がいましたらお気軽にご相談ください。

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