広島光恵理事長、野田香菜院長の独自取材記事

マリポサビューティークリニック

(稲沢市／国府宮駅)

最終更新日：2023/01/16

国府宮駅から徒歩10分の「マリポサビューティークリニック」は、同じ稲沢市内にある「広島皮ふ科」の分院として2021年1月に誕生。皮膚科・美容皮膚科を標榜し、主に自由診療による施術を行う同院では、広島光恵理事長が信頼を置く野田香菜院長が患者の肌の悩みに丁寧に寄り添っている。年齢・性別を問わず一人ひとりの美に対する欲求を受け止め、多岐にわたる施術・治療によって悩みに対応。美容好きな野田院長と、専門知識を持つ複数の医師、さらに施術を自ら体験しているスタッフが一体となり、患者の人生までも好転させるべく日々研鑽している。そこで広島理事長と野田院長に、診療のモットーや今後の展望などについて聞いた。

（取材日2022年12月16日）

老若男女が気軽に受診できる美容皮膚科医院
先進かつ幅広い施術を「チームマリポサ」で実践
美しさや自信、楽しさを提供できるデパートになりたい

老若男女が気軽に受診できる美容皮膚科医院

まずはこちらの医院を開院した経緯を伺います。

【広島理事長】私は2013年に本院の「広島皮ふ科」を開院し、保険診療と美容皮膚科診療をご提供してきました。今ではありがたいことに多くの方にご来院いただき、施術メニューの種類もかなり増えています。そんな中、より多くの患者さんに対応したいという想いもあり、保険診療と美容分野の治療それぞれをさらに拡張するため、当院を分院として開設しました。患者さんのお悩みには保険診療で対応し切れないものもありますし、美容分野の治療を行う際は、時に難しい話を丁寧にお伝えしなければなりません。保険診療と美容分野の治療という異なる性質の診療を一つの医院で同時に行ってきたことを考えると、現在はわかりやすい受診の動線ができたと思います。ちなみに医院名の「マリポサ」とは、スペイン語で「チョウ」のこと。「チョウのようにしなやかに美しく」という思いを込めました。

上品で美しいたたずまいの医院ですね。

【野田院長】ラグジュアリーな空間でリラックスして施術が受けられるよう、広く高級感のある空間をめざしています。建物が非常に大きいので、建設時は「何ができるんだろう？」と地域の方にも注目されました。院内は個室空間が多く、カウンセリングルームが5つ、診察室が2つ、施術室が8つ、さらにシャワー設備のあるVIPルームもあります。また、施術室の中には大きな窓がある部屋もあり、豊かな田園風景が見渡せます。全体的に広いので、感染症対策にも役立っていますね。インテリアやアートには、広島理事長のセンスとこだわりが詰まっています。あと、駐車場も広くご用意していますので、お車でお越しの方でも足を運びやすいと思います。

開院から2年、患者層に変化はありましたか？

【野田院長】開院当初も技術には自信がありました。しかし、この2年の間も引き続き多くの患者さんに足を運んでいただき、皆さんの生き生きとした笑顔が、私たちにさらなる自信を与えてくださっています。多くの方に喜びや幸せをご提供できているのなら、うれしいですね。また、皆さんがご家族やご友人を新たな患者さんとしてご紹介してくださるという、良い循環が生まれていると思います。そのため患者さんの年齢層は幅広く、最近は50～60代以上の高齢の方も増えました。ご年配の方ほど「こんな年なのに、きれいになりたいなんて恥ずかしいかしら」とおっしゃいますが、いくつになってもすてきでありたいと思うのは自然なことです。どんな年代の方も気兼ねなくご来院いただけたらと考えています。

先進かつ幅広い施術を「チームマリポサ」で実践

複数の医師がチームで診療しているそうですね。

【広島理事長】当院はほぼ休診日がなく、他院に勤務している先生も多いので、必然的にそうした体制になっています。とはいえ誰でも良いわけではなく、確かな美容皮膚科の専門知識がある上で、さまざまな考えを持つ先生方に診療をお願いしています。患者さんは一つの医院で複数の医師に相談や質問ができるので、その分ご自身と相性の良い医師と出会える可能性も高まるのではないでしょうか。さらに医師の立場としても、いろいろな先生と情報交換し、切磋琢磨しながら仕事ができる環境はとても貴重です。一人で診療していたら、日々の悩みを誰かに話すこともできませんからね。各自が独立した状態で高め合う。それが「チームマリポサ」です。

診療で心がけていることは何ですか？

【野田院長】当院では「その人の持っている本来の美しさ」を損なわず、引き出すようなサポートを心がけています。美容皮膚科の施術では、患者さんの希望と肌質に合った施術を行うことが大切です。まずはカウンセリングで患者さんのお話をじっくり聞き、患者さんがすぐに施術を希望される場合には、その日のうちに施術できるよう心がけています。もちろん、いったん持ち帰って後日結論を出していただいても構いません。あとは施術を受ける、受けないに関わらず、「どんなことでも聞いてください」という姿勢は大切にしていますね。特に施術のリスクやダウンタイム、料金については、私に相談しづらいという方もいらっしゃいますから、どのスタッフに相談いただいてもいいようにお伝えしています。

実際の施術内容や、注力している治療も教えてください。

【野田院長】ニキビ、赤み、しみ、しわなどの肌のお悩みの改善をめざす施術のほか、脱毛や薄毛の相談もお受けしています。多岐にわたるご要望にお応えするため、ここ1年だけでも新たなメニューをかなり充実させました。もちろん新しいだけでなく、理事長と効果や安全性も十分に検討し、自信を持ってご提供できるもののみ取り入れています。また、当院の施術は自由診療がメインですが、保険診療の対応も可能です。患者さんにとって自由診療と保険診療の区別は難しいと思いますので、丁寧にご説明し、その都度お勧めの治療や施術を提案していけたら。例えば、ニキビにも状態によって自由診療をお勧めしたいもの、保険診療をお勧めしたいものがあり、それぞれケア方法も変わります。状況によっては本院と連携して治療することもありますが、本院とはカルテや予約システム、患者さんの施術や治療の内容も共有していますのでご安心ください。

美しさや自信、楽しさを提供できるデパートになりたい

スタッフさんへの教育で大切にしていることはありますか？

【広島理事長】スタッフも施術内容や使用する機器・薬剤の特性を理解している必要がありますし、実際に施術を受けた経験があって初めて説明に深みが出ると思うんです。それには美容への興味が大前提ですので、当院では月に1回「スタッフ美容デー」を設けています。この日は新しい施術を体験したり、メーカーの説明を受けたりと、みんながやりたいことを行います。それが患者さんの立場に立つ機会になり、気づきにつながるのでは、と。
【野田院長】この仕事は、たくさんの人に喜んでいただける誇らしい仕事だと思います。医師の力も不可欠ですが、患者さんが院内にいる間、スタッフたちは常にゼロから価値を生み出しているんです。そのため「みんなはすごいことをやっているんだよ」と伝えています。また、自身の知識や経験を「患者さんにもきれいになっていただきたい」という思いにつなげてほしいですね。

今後の展望をお聞かせください。

【広島理事長】立ち上げから2年で診療内容が大幅に拡大し、患者さんの層も広がって、高齢の方にも積極的にお越しいただいています。ですので、今後はどんな年齢・お悩みであっても期待を裏切らずに対応し、昨日より今日、今日より明日というふうに医院を成長させ続けていくビジョンを掲げています。時には勉強が大変で、現場で考えることも増えますが、これまでもそうして前進してきましたからね。私は当院を「毎月足を運び、楽しんでもらえるデパート」にしたいと思っています。良い意味で医院らしくなく、大切な人を紹介したくなる、テーマパークのような存在が理想です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

【広島理事長】当院は型にはまった医院ではなく、いかなるお悩みも解決に導く術を持っていると自負しています。保険診療で満足できるのかというご不安や、「ここが気になる」「自身を高めたい」などのご要望にも寄り添えると思いますので、些細なことでもぜひご相談ください。
【野田院長】見た目を整えることは、自信を持って生きられることにつながると思います。ファッションが変わったり姿勢が良くなったりして、毎日を堂々と生きられることにつなげられるよう、私たちは施術や治療だけでなく「生き方そのものに対する自信」もご提供していきます。美しくなりたいという気持ちを決して恥ずかしがらず、当院の門をたたいてくださいね。