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咳の原因は喘息以外にもあった
放置せず、呼吸器内科で診察を

横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック

(横浜市港北区/綱島駅)

最終更新日:2021/10/12

横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 咳の原因は喘息以外にもあった 放置せず、呼吸器内科で診察を 横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 咳の原因は喘息以外にもあった 放置せず、呼吸器内科で診察を
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日常でも起こりがちな「咳」だが長引く場合は要注意だ。気管支喘息などのアレルギー疾患、細菌性肺炎や結核などの感染症、さらには肺がんや間質性肺炎など命に関わる病気の可能性もあるという。原因を探るにはまず呼吸器に詳しい医師を受診し、肺の状態を確認すること。さまざまな可能性の中から迅速に原因を突き止め、適切な治療を開始することが望まれる。「横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック」の森山雄介院長は大学病院や大規模病院で、喘息・感染症・肺がんといった呼吸器疾患の治療に携わってきた。その経験から「咳」を多角的・総合的に判断し、原因を突き止める。「長引く咳の裏にはさまざまな病気が潜んでいる可能性があります」と話す森山院長に、咳から考えられる病名や受診タイミングについて聞いた。

(取材日2020年12月2日)

喘息・後鼻漏・逆流性食道炎・感染症と「咳」の原因はさまざま。大切な人を守るためにも呼吸器内科の受診を

Q「咳」に気をつけなければならないのはなぜですか?
A
横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 長引く咳は要注意だと話す森山院長

▲長引く咳は要注意だと話す森山院長

「咳」は体の異常を知らせる警報器です。「なぜ咳が出ているのか」の原因を探ることが大切です。咳止めの薬は、一時的かつ軽度な症状の場合には良いのでしょうが、すべてのケースを解決することはできないんです。特に長引く咳は、いわば警報機が鳴り続けている状態。それを放っておいたままでは、その裏に潜む病気を見逃してしまうかもしれません。これが「たかが咳」と軽く見てはいけない理由です。

Q長引く咳が症状として現れる病気を教えてください。
A
横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 患者の話をしっかり聞き、要望をくみ取ることを心がけている

▲患者の話をしっかり聞き、要望をくみ取ることを心がけている

気管支喘息などのアレルギー疾患、細菌性肺炎、タバコが原因の慢性閉塞性肺疾患も挙げられますね。咳が長引く場合、命に関わる病気の可能性も否定できません。例えば肺がん。医師がエックス線検査で診ればすぐ発見できますが、咳止めで咳を抑えてもがんの症状は進行します。市販薬で抑えきれない段階になっての受診では、根治が難しくなるんです。また結核などの感染症では、患者さんご自身だけでなく周りの方にも影響を及ぼしかねません。そのほかにも「咳」から考えられる病名はたくさんあり、あらゆる角度から総合的に判断して病名を突き止めていきます。

Qどのタイミングで受診すればいいかの判断基準はありますか?
A
横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 快方に向かっていないと感じたらすぐに受診しよう

▲快方に向かっていないと感じたらすぐに受診しよう

咳の状態が変わらない、症状に波がある、むしろひどくなっている。このように「快方に向かっていない」と感じたらすぐに受診してください。胸部の痛み・息苦しさ・血痰といった咳以外の症状が出たら、非常事態だと思ってもいいでしょう。当院は週7日毎日診療を行っています。平日は夜8時まで診療していますし、予約がなくてもご来院いただけます。患者さん自身、またご家族や友人など大切な方の健康を守るためにも、一刻も早くいらしてください。

Qこちらではどのような検査が受けられるのでしょうか?
A
横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 呼気からアレルギーを鑑別することもできる

▲呼気からアレルギーを鑑別することもできる

まずはエックス線検査で肺の状態を確認します。また、咳の原因がアレルギーであるケースも多いので、当院では呼気からアレルギーを鑑別することも可能です。採血からの炎症検査も院内対応で迅速に行っていますし、CT検査についても他院と連携して対応するといったように、エックス線を検査の入り口として必要な検査を行った上で診断を進めています。間口の広い気軽に通えるクリニックでありながら、大学病院や大規模病院に準じた検査や治療を提供していると自負しています。

Q治療内容について教えてください。
A
横浜綱島フォレスト内科・呼吸器クリニック 治療プラン提案をわかりやすく説明してくれる

▲治療プラン提案をわかりやすく説明してくれる

投薬治療のほかステロイド点滴などを行っており、ネブライザーもご利用いただけます。例えば、喘息発作で吸入薬のみでは改善が難しい場合や、肺炎で高熱が出た場合などは、院内の点滴室で症状に合わせた点滴を行います。呼吸器疾患は慢性と急性どちらも起こり得ますが、そのどちらにも対応できる設備を整えています。あと、タバコを吸われる患者さんには禁煙治療もご案内しています。タバコが呼吸器に与えるデメリットを理解していただくことで、健康のためにもきちんとタバコと離れられるように導きたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

森山 雄介院長

咳の原因はさまざまで、病名を知るにはエックス線をはじめとした検査が必要です。患者さんご自身で判断することは難しいでしょう。肺がんや結核など重い病気から生じる咳、生活習慣病が原因の咳もありますが、いずれにしても早期に見つけることがとても重要です。症状に適さない治療や服薬を続けると、根本的な改善にならないばかりか、原因を突き止めることが難しくなることもあるんですよ。私は日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医の資格を持ち、専門性の高い治療を提供しています。週7日毎日診療を行っていますので、咳や呼吸器の不調でお悩みの際はいつでもいらしてください。

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