瀬川透院長の独自取材記事

モアナ歯科クリニック　東長崎医院

(豊島区／東長崎駅)

最終更新日：2024/03/06

西武池袋線東長崎駅から徒歩1分の通いやすい場所にある「モアナ歯科クリニック　東長崎医院」。医療法人佑健会に所属する「医療法人奉優会　モアナグループ」の系列院として、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科まで幅広く対応し、審美歯科やインプラント治療といった専門的なニーズにも対応している。院長の瀬川透先生がモットーにするのが、患者との親身なコミュニケーションを大切にした治療の提供だ。子どもには無理に治療するより、希望により時間をかけて環境に慣れることを優先することもある。ホスピタリティーを重視し、まるでホテルのような空間でリラックスして過ごせるような環境作りに力を入れ、地域住民の歯に対する意識向上もめざす。フランクで優しい人柄の瀬川院長に、同院のこだわりや診療で心がけていることを語ってもらった。

（取材日2024年2月1日）

ホテルライクな空間でホスピタリティーの高い診療を
患者とのコミュニケーションを大切にした治療を提供
地域住民の歯に対する意識向上をめざす

ホテルライクな空間でホスピタリティーの高い診療を

歯科医院と感じさせないような、とてもすてきな院内ですね。

ありがとうございます。モアナ歯科クリニックはグループ全体でホテルライクなサービスや診療をめざしており、受付からホテルのフロントのような雰囲気を意識しています。お子さまも通いやすいようにキッズルームを設けており、絵本やおもちゃを置き、子ども向けのDVDも流していますので、待ち時間も退屈せず過ごしてもらえるのではないかと思います。親御さんからも特に喜んでいただいているところですね。治療の励みになるよう、カプセルトイのプレゼントも用意しています。モアナ歯科クリニックでとりわけ大切にするのが、おもてなしの心を持って患者さんを迎え入れるホスピタリティーです。院内の空間だけでなく、患者さんに心地良く過ごしていただけるような、親切でしっかりとした対応を心がけています。こうした、患者さんに接する際のグループとしての方針は、私がこれまで歯科医師として働く中で、最も大切にしてきたことでもあります。

こちらの歯科医院では、どのような診療を行っていただけるのでしょうか？

一般歯科、小児歯科をはじめ、口腔外科や矯正歯科、審美歯科、インプラント治療、義歯治療など、幅広く対応しています。グループ内には現在40人ほどの歯科医師が在籍しており、私一人ですべてに対応するのではなく、患者さんが必要とする診療内容によって、その分野を得意とする歯科医師が担当する体制です。例えば難しい抜歯を行う場合には口腔外科専門の歯科医師が担当します。患者さんは近隣にお住まいの方が多いですね。中には美意識が高く、審美歯科を求めて来られる方も少なくありません。ですから、虫歯治療では天然歯のようにきれいな見た目をめざすセラミックを使った治療や、ホワイトニング、歯のマニキュアなどさまざまなメニューを取りそろえています。口元の美しさを追求するだけではなく、噛み合わせといった機能面も考慮した治療のご提案も行っています。今後、審美歯科についてはさらに注力していきたいですね。

患者さんと接する際には、どんなことを大切にされていますか？

患者さんとフランクに接するようにすることです。そうしてコミュニケーションをしっかり取ることで、患者さん自身に関する情報を得ることもできますし、こちらからも患者さんがご自分で歯を守るために必要な情報をお伝えしやすくなると思っています。特にお子さまは、「歯科医院は怖い場所」というマイナスイメージを持っていることも多いですよね。それを払拭して、できるだけ抵抗なく通っていただけるように、よほどの緊急性がない限り、いきなり無理やり治療することはしません。少しずつ機材に慣れていってもらい、その日の状態によっては治療せず遊んで帰ってもらうようにすることがあっても良いと思っています。まずは場所に慣れてもらうことを一番大切にして、お子さまのペースに合わせた丁寧な診療を心がけています。

患者とのコミュニケーションを大切にした治療を提供

先生が歯科医師を志した経緯を教えてください。

父が歯科医師だったこともあり、子どもの頃からずっと「歯医者になれ」と言われ続けて、気がついたら私もめざしていました（笑）。父が仕事をしているところを見に行ったこともあり、患者さんへの丁寧な接し方や治療を行う姿に「すごいな」と幼心に尊敬の思いを抱いたことを覚えています。生まれ育ったのは秋田ですが、神奈川歯科大学を卒業した後は東京都内や神奈川県内のクリニックで研鑽してきました。その中で、患者さんとのコミュニケーションを第一に、来院してくださった方に気持ち良く帰ってもらいたいという強い思いを持って治療にあたってきました。

どのようなきっかけでこちらに入職されたのですか？

以前の歯科医院には7年ほど勤めたこともあり、そろそろ新しい環境で働きたいと考え、当時私の大学の後輩が勤めていた当院へ見学に来させてもらったのです。その際に持参した履歴書が、当グループの理事長である吉田元先生の手元に渡り、お会いする機会を得たことがきっかけとなりました。吉田先生の経営理念や、ホスピタリティーを大切にして患者さんと接する気持ちが、私が考える理想の歯科医療と一致していて、すぐにここに勤めたいと感じたことを覚えています。初めの頃は週に1回、土曜日だけ非常勤として来ていたのですが、2019年11月から常勤として勤め、3年後の2022年11月に院長に就任しました。当院にはいろいろな得意分野を持った先生がいらっしゃいますので、ホスピタリティーの高い治療をグループ全体で連携しながら提供していきたいと思っています。

東長崎医院には、どのような患者さんが来院されていますか？

お子さまから高齢の方まで幅広く来院していただいています。年齢は30代から40代の方が一番多いのではないでしょうか。休診日の金曜日以外は、土日や祝日も朝10時から夜8時30分まで診療しておりますので、働かれている方でも仕事終わりや週末に立ち寄りやすいのではないかと思います。

地域住民の歯に対する意識向上をめざす

地域の方々に対してお伝えしたいことがあれば教えてください。

これまでいくつかの町の歯科医院に勤めましたが、地域によって患者さんの口元への健康意識が違うように感じます。東長崎地域の方々の歯に対する意識を向上させるために、かかりつけ歯科として、当院が役目を果たしていきたいです。歯科医院への来院は何らかの主訴がきっかけになると思いますが、その治療が終わった後も、クリーニングなどメンテナンスで通っていただきたいですね。その際に正しい歯磨きの方法など、歯の健康を保つための生活の指導も行い、意識を高めていくことが大切だと考えています。患者さんの口腔内の状態に合った予防プログラムをご提案し、定期的に受診していただくことで、生涯にわたり歯を健やかに保つためのお手伝いができればと思っています。

お忙しい毎日かと思いますが、何か趣味はありますか？

ゴルフでしょうか。ただ、以前はよくコースに出ていましたが、最近はなかなか時間が取れず、行けていないんです。あとはお酒が好きなので、飲みに行くこともリフレッシュ方法の一つですね。

最後に、今後の展望と、読者や地域の方々に向けてメッセージをいただけますか？

ホテルライクなホスピタリティーのある診療を、スタッフ全員と協力しながら実現し、治療はもちろん患者さんへの対応の質も高めていきたいです。歯科医院は「痛い」「怖い」というイメージを持たれがちで、好きな方はあまりいないと思います。ですから、当院に来ていただいたら、そのような恐怖心がなくなるように一生懸命対応させていただきます。ぜひ、できるだけ歯が痛くなる前にお越しください。違和感のない状態でも「ちょっとサロンに行く」といった気軽な気持ちで検診に来ていただき、皆さんの歯の状態を見せてもらえたらうれしいですね。ちょっと行ってみようと思っていただけるような雰囲気づくりにも努めていきたいです。皆さまのご来院をお待ちしております。