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松永 祐貴 院長、松永 瑛里奈 先生の独自取材記事

松永クリニック歯科

(名古屋市名東区/藤が丘駅)

最終更新日:2023/02/14

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科 main

名古屋市名東区の緑豊かで閑静な住宅地にある「松永クリニック歯科」。2016年に院長の実家である「松永クリニック」の隣地に開業した。外装は全面ガラス張りで、白を基調にした院内も明るく開放的。診療室は全室個室だが、装飾ガラスで仕切られているので閉塞感がなく、ソファーが置かれていて、付き添いがいる患者にはうれしい。松永祐貴院長と松永瑛里奈先生は大学の同期で、現在は夫婦2人で主に診療を担当している。医療には真剣だが、気取りがなく、冗談好きな祐貴院長。育児をしながら、しっかりと院長を支える瑛里奈先生。どちらも患者とのコミュニケーションを大切に、幅広い患者層に、幅広い歯科診療を提供し、近隣住民に信頼されている歯科医師だ。今回は夫婦の連携、患者に対する思い、力を入れている滅菌作業などについて聞いてみた。

(取材日2022年6月17日)

地元に信頼され、幅広い診療科目と訪問診療をカバー

開業して6年たちますが、どのような患者さんがいらっしゃいますか?

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科1

【祐貴院長】ほとんどが半径1~2キロの近隣にお住まいの方で、お子さん、主婦の方、高齢者の方が多いです。ただし夕方の診療には、お勤めの方も来院されます。患者層が幅広いので、歯の欠損を埋める補綴治療から、義歯、審美面に配慮した診療、歯並びを整えていく歯列矯正まで、幅広く対応しています。矯正は僕も担当しますが、矯正専門の先生にも来ていただいています。患者さんはほとんど顔見知りの方ばかりですし、もし患者さんがお財布を忘れても「後で、持ってきてくださいね」というくらいの感覚で仕事をしていますね。新型コロナウイルスの流行中も患者さんが診療を控えられることはなく、いつもと変わらず診療を続けてきました。

感染症流行下でも患者さんが来院されたのは、滅菌への取り組みに安心されたからでは?

【祐貴院長】そうかもしれません。当クリニックでは、新型コロナウイルスが感染拡大する前の開業当初から安心安全を第一に、感染症を広げないようにと徹底して滅菌に力を入れてきました。ドリルやバキュームなどの機械の先端部だけではなく、ホース類も滅菌していますし、スイッチボタンにも保護シールを使用して、使い捨てにしています。使用済みの資材は、下処理をしてから滅菌室に持ち込むようにし、患者さんのお口に使用する水も消毒した水です。ほかに検査機器や治療機器にもこだわり、歯科用顕微鏡、口腔内スキャナー、治療用レーザーなどの新しい技術や設備を取り入れながら診療をしています。

現在は、ご夫婦2人で診療されているのですね。

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科2

【瑛里奈先生】私は違う歯科医院に勤務していたのですが、結婚・出産を経て、今年の4月からこちらに勤務しています。ちょうど副院長が産休に入って、入れ替わるかたちになりました。2人の子どもはまだ幼ないので、急に休んだり、早めに診療を終えたりすることもありますが、そんな時は主人が支えてくれます。
【祐貴院長】当クリニックでは訪問診療も行っていますが、僕と一緒に訪問診療を担当していた副院長が休んでいるので忙しくなりました。僕は、義歯製作などの細かな作業が好きで、高齢者の歯科医療に取り組みたいと思い、卒業後すぐに在宅医療専門の歯科医院で経験を積ませていただきました。訪問診療は、患者さんのペースで診療できますし、普段の様子を見たり、世間話をしたりするのは楽しいですね。これからも続けていくつもりです。

2人で助け合い、医科歯科連携や歯科連携に取り組む

お二人が歯科医師をめざされたきっかけを教えてください。

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科3

【瑛里奈先生】私は父が歯科医院を経営していたので、最初は歯科医院を継いでいきたいという希望がありました。その後、歯科医療についていろいろと勉強がしたくて外部の歯科医院に勤務していた時、大学の同期だった主人と再会して結婚したんです。その頃には、実家を継ぐという考えはなくなってしまいました。
【祐貴院長】僕の実家もクリニックを経営してますが、それとは別に、僕は手先の器用さに自信があって、器用さや集中力、芸術的な感覚を生かせる仕事に就きたいと考えていたことが大きかったと思います。それに歯科医療は計画性が大切です。患者さんのお話を伺いながら、その希望を実現するために治療計画を立てて遂行していくこの仕事に魅力を感じて、歯科医師になりました。

隣にはご実家の医院がありますが、医科歯科連携はありますか?

【祐貴院長】隣の「松永クリニック」は、耳鼻咽喉科・皮膚科・アレルギー科を標榜しています。耳鼻咽喉科では、睡眠時無呼吸症候群の治療に取り組んでいますので、治療用のマウスピース型器具をこちらで作製することもあります。また、歯の根の病気だと思っていた症状の原因が副鼻腔炎だったり、反対に副鼻腔炎だったと思っていた症状の原因が歯の中の細菌だったりすることもあります。そして、歯の詰め物やかぶせ物の金属でアレルギーが起きることもあり、皮膚科の疾患とも関わりがあります。歯科と医科が連携するメリットは大きいですね。もちろん、歯科の医療機関同士の連携もあり、腫瘍など重症例の疑いがある場合は大学病院や基幹病院にご紹介します。そのように一次医療機関の役割を担えたらと思っています。

クリニック内での、お二人の連携はいかがですか?

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科4

【祐貴院長】最初は僕一人で診療していましたが、その後に副院長が加わり、現在は妻がいてくれます。誰かがいてくれると、患者さんにとってもいいことですし、僕以外のスタッフが働きやすくなるのではないかと思っています。
【瑛里奈先生】うちは子どもが小さくて、まだ手がかかるので、私が働きやすくなるんだったら、好きなようにしていいよと主人は言ってくれます。主人は本当に真剣に歯科医療に取り組む人ですし、やはりクリニックの主軸は主人だと思うので、診療でも患者さんへの対応でも、主人が働きやすいように連携して、助け合っていければと思っています。

コミュニケーションを大切に、親子で通える歯科へ

診療する上で心がけていることを教えてください。

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科5

【瑛里奈先生】私は患者さんがネガティブな気持ちではなく、「この先生に診ていただきたい」と思っていただけるような診療を心がけています。そのために大切にしているのがコミュニケーションです。私が歯科医師になりたての頃、できるだけ患者さんに安心していただきたいという思いで診療していて、それを今もずっと心がけています。
【祐貴院長】僕も診療時間を多めに取り、患者さんとしっかりコミュニケーションをとるように心がけています。子どもの患者さんだと「今日は何をしていたの」と聞くと、「お花を育てていました」とかわいい答えが返ってきたり。大人の患者さんなら、治療の話から、おいしい食べ物や旅行の話題になることもあります。そんなたわいない話をしながら少しずつ関係性を深めていき、患者さんの満足いく治療につなげていきたいと思います。

これから取り組んでいきたいことはありますか?

【瑛里奈先生】私は2児の母親ですし、以前に小児専門の歯科医院に勤務していたこともあるので、小児歯科に力を入れていきたいと思っています。母であることを強みに、お子さんの診療はもちろんですが、お母さんのサポートもしていきたいですね。私は、小さなお子さんを持つお母さん方がどんな生活を送っているかわかっているので、お子さん連れの方には「お子さん泣いちゃっても大丈夫ですよ」とお声がけしたり、「これはしょうがないから、こうしませんか」というご提案ができると思います。お子さんは、診療着をはずしたスタッフがお預かりしますから、お母さんも安心して、1人でゆったりと治療や定期検診を受けていただけると思います。

では、読者へのメッセージをお願いします。

松永祐貴院長、松永瑛里奈先生 松永クリニック歯科6

【瑛里奈先生】クリニックにはお子さんからご高齢の方まで幅広い患者さんがみえますので、男女の歯科医師がいるということで、安心して来ていただけると思います。お子さん連れの方には私でよければお話を伺いますので、何かお困りのこと、不安なことがありましたら、お気軽にご相談いただきたいですね。
【祐貴院長】歯科医院は足が遠のきがちな場所ですが、定期的な検診や通院を続けていくことで、ずっと自分の歯で食べたい物を食べ、美しく自信の持てる口元を維持していってほしいと思います。患者さんが豊かで幸せな人生をサポートするため、誰もが気軽に来て、気軽に帰れて、お会計の時に頭を抱えなくていいような歯科クリニックでありたいと思います(笑)。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/60万円、インプラント治療/32万円、セラミックインレー/4万円~5万

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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