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野口 誠司 院長の独自取材記事

新都心デンタルクリニック

(那覇市/おもろまち駅)

最終更新日:2021/10/12

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック main

再開発が進む那覇新都心、おもろまち駅から徒歩2分という好アクセスの「新都心デンタルクリニック」。院長の野口誠司先生は、東京新宿の歯科医院で20年間研鑽を積み、以前から大好きだった沖縄の地に2014年に開業した。地域のデンタルIQ向上を目標に、予防やメンテナンスにも力を注ぐ。歯科治療のマイナスイメージを払拭し、安心して通える環境づくりにも努める。沖縄に来て6年、休日はショッピングやグルメを楽しみ、お気に入りの店もあるという。沖縄生活を満喫しながら診療にも真摯に取り組む野口先生に、開業までの経緯や診療への思い、設備や院内のこだわりなどじっくり話を聞かせてもらった。

(取材日2020年6月22日)

東京から移住し、大好きな沖縄で開業

開業するまでの経緯と開業地として沖縄を選んだ理由を教えてください。

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック1

僕は大学を卒業した後、東京新宿にある歯科医院に20年間勤めて、さまざまな症例の治療を経験させていただきました。沖縄は旅行などで何度か遊びに来たことがあり、青い空、美しい海、人の温かさなど、魅力的な場所だなと思っていました。開業を考えた時、のんびりしていて温暖な所がいいなとまず思い浮かんだのが沖縄だったんです。そこで、東京から移住し、2014年にこちらで開業しました。このエリアはいわゆる再開発地域として整備され、人口も増えていますので、開業するならここだと迷いなく決めましたね。

「デンタルIQ向上」という目標を掲げていらっしゃるそうですね。

沖縄の皆さんのデンタルIQを高めるお手伝いができたらと思っています。東京に比べるとですが、虫歯の方が多く、また、虫歯があってもそのままにしたり、治療が続かない方が多い傾向があるように感じているんです。大切な歯を守るためには予防や治療は欠かせません。患者さんにはまず歯科医院に通うことがなぜ必要なのか、どんな治療をすべきなのか、きちんとお伝えするようにしています。一方で、歯医者さんは怖い、痛いというイメージも歯科治療から遠ざかってしまう理由になっていると思うんです。僕自身、小さい頃から歯が悪くて、歯医者さんに行きたくないという気持ちはよくわかるんですよ(笑)。ですから、麻酔一つ打ち方などを工夫してなるべく痛みを抑えた治療を心がけています。安心感を持って通い続けていただき、しっかり噛めるよう口腔内の環境を整えていけたらと思っています。

予防についてはどのようなスタンスで取り組んでいらっしゃいますか?

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック2

治療だけでなく、その後のメンテナンスもとても大事だと考えています。新たな虫歯ができたとしても、早い段階で治療を始めれば短期間で、かつ歯を削る量も少なくて済みます。ですから、治療したら終わりではなく、定期的にメンテナンスや歯科検診を受けていただき、その後もきっちり診ていくというスタンスで診療しています。予防、メンテナンスに関しては、歯科衛生士が頑張ってくれていますね。歯磨きをしていてもきちんと磨けているかどうかは個人差がありますので、お一人お一人に合わせたブラッシング指導を行っています。

土日祝日も診療。県外からの移住者、転勤族も

インプラント治療を希望される方も多いようですね。

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック3

そうですね。歯を失ってしまった場合、従来だと入れ歯やブリッジが主流でした。でも、ブリッジは隣の歯を削らなければいけませんし、入れ歯は金属などのばねを隣の歯にかけなければいけません。それよりも今、時代の流れとしては、健康な歯を削る必要のないインプラントに移ってきていると感じています。僕はインプラント治療も数多く手がけていますが、奥歯がまったくなかった方のお口にインプラントを入れることができた時は、僕自身とてもうれしく感じました。インプラントに興味がある方は、ぜひご相談していただけたらと思います。ただ、保険適用外で費用が高額になりますので、きちんとご説明して納得いただいた上で治療させていただきます。

患者さんはどのような方が多いですか?

高校生ぐらいからお年寄りまで幅広いですね。平日はお近くにお住まいの方中心で、定期的に通われる方も少なくありません。新都心エリアは県外から移住された方や転勤族の方が多くおられますので、全体の3分の1は県外出身の方です。木曜は休診ですが、それ以外は土曜、日曜、祝日も含めて午前、午後とも診療しています。週末や祝日は、北谷、宜野湾など遠方から来られる方もいらっしゃいますね。休日診療は開業当初から行っていますが、休診の歯科医院が多いこともあり、多くの方に来ていただいています。「日曜日にも治療を受けられるので助かる」などのお声もいただき、このような形にしてよかったと思っています。

診療をする際、心がけているのはどんなことですか。

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック4

患者さんの立場に立って診療するということですね。そのために、患者さんのお話にじっくりと耳を傾け、症状を的確に理解し、治療方針などについては納得いただけるまで丁寧にご説明するよう努めています。先ほどもお話ししたように、歯科に対してマイナスのイメージをお持ちの方も少なくありません。説明の中で治療に対する不安を取り除き、疑問を解決して、安心して通っていただける、さらには通院が楽しみになるような、そんな歯科医院でありたいと思っています。

患者とスタッフを守るため、院内感染対策も徹底

設備や機器のこだわりについて教えてください。

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック5

歯科用CTを導入していることと衛生設備をしっかり備えていることでしょうか。清潔で安心、安全、確実な治療には、先進の設備や機器は欠かせないと考えています。三次元で撮影できる歯科用CTは、インプラント治療の診断や難しい抜歯などに活用しています。衛生設備では、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を備えていて、歯を削るタービンなど器具を患者さんごとに滅菌しています。また、歯を削るときは削りかすや細菌が飛散しますので、これらを吸引する口腔外バキュームを各診療ユニットに設置しています。口腔外バキュームは開業時から院内感染防止も兼ねて導入しているのですが、新型コロナウイルス感染症が広がる中、導入しておいてよかったなと思う設備ですね。患者さんを守るのはもちろん、僕たち医療者も感染しないように、また、感染させることがないようにこれからも努めていきたいです。

内装など院内についてもこだわりがあるそうですね。

院内はエステサロンのような感じで、濃い茶色を基調に落ち着いた雰囲気にしています。自分の頭の中でこうしたいというはっきりしたイメージがあり、それを伝えて形にしてもらいました。診察室は周りを気にせず落ち着いて治療を受けていただけるように半個室に。診療ユニットはリラックスしていただくためにふかふかのソファータイプを選びました。中には治療やメンテナンス中に寝てしまう方もいらっしゃいますよ。ちなみに、当院のロゴは、デザインが得意な後輩にお願いして作ってもらいました。歯をモチーフにしながら、新都心デンタルクリニックの頭文字「SDC」を入れています。とてもおしゃれに仕上がって気に入っていますね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

野口誠司院長 新都心デンタルクリニック6

歯とお口は顔の一部でとても大切な部分ですよね。虫歯であれ歯周病であれ、重症化する前に治したほうが、歯を削る量は少なくなりますし、治療後の見た目もきれいだと思います。歯科治療を怖がらずに早い段階で歯科医院に足を運び、適切な診断、治療を受けることをお勧めします。当院はこれからもスタッフ一同、地域の皆さんが美しく健康な歯でいられるよう精いっぱい力を尽くしていきます。歯やお口について気になることがあれば、いつでもお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/4万7000円、インプラント治療/31万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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