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専門性の高い検査と総合力でサポートする
5つのがん検診について

惠和会総合クリニック

(大東市/住道駅)

最終更新日:2021/10/12

惠和会総合クリニック 専門性の高い検査と総合力でサポートする 5つのがん検診について 惠和会総合クリニック 専門性の高い検査と総合力でサポートする 5つのがん検診について
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健康のために、検診や人間ドックを受けようと思っても、自分にはどういった検査が必要なのか、わからない人は多いのではないだろうか。悩める人に手を差し伸べ、それぞれに合わせた検査を提案し、万一疾患が見つかった場合には治療の相談まで引き受けてくれる。そんな医療機関があれば、検診はもっと身近になるかもしれない。人々の要望に受診しやすさとこだわりの環境で応え、予防医療の普及に尽力しているクリニックが「医療法人惠和会 惠和会総合クリニック」だ。クリニックでありながら、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がんの代表的な5つのがん検診を行っており、すべての検査において、各専門ドクターが対応している。同院の検診について、各科の先生に話を聞いた。

(取材日2020年10月14日)

胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がんの5つのがん検診を提供し、予防医療で地域の健康を支える

Q乳がん検診について教えてください。
A
惠和会総合クリニック 罹患率の高い乳がんの早期発見に注力する溝上里保先生

▲罹患率の高い乳がんの早期発見に注力する溝上里保先生

【溝上先生】当院では、一次検診でマンモグラフィ検査を行い、精密検査が必要となれば、その日のうちに二次検査までを行い、がんの診断につなげています。乳がん検診は女性のがんの中でも罹患率が高く、一説には9人に1人という割合で発症するともいわれ、年々患者さんの数も増加しています。ここでは治療はできませんが、近隣の病院とは日頃から連携を図っており、スムーズな橋渡しを心がけています。市の補助などを利用される場合は、40歳以上の女性の方であれば2年に1回のペースで受診いただけますが、もっとお若い人にも受診の意識を持っていただき、早期発見によって、女性を守っていきたいと思います。

Q子宮がん検診について教えてください。
A
惠和会総合クリニック 子宮がん検診の大切さを話す、浅原彩子先生

▲子宮がん検診の大切さを話す、浅原彩子先生

【浅原先生】子宮がん検診は、市の補助を使えば20歳以上の比較的若い人から受診できる検査です。子宮頸部細胞診はブラシで軽くなでて細胞を採取するだけの検査ですから、5分ほどで終了します。子宮頸がんはウイルスの感染が原因となるため、感染してから十数年たってがんを発症することもあります。妊娠出産を控えた人はもちろん、閉経後であっても検診をお勧めします。また、エコー検査を併用すれば、子宮がん以外の婦人科系疾患の早期発見にもつながります。恥ずかしさから受診をためらう方も、当院の乳がん・子宮がん検診は女性フロアになっており、医師・スタッフともに女性しか立ち入りません。安心して受診していただけると思います。

Q大腸がん検診について教えてください。
A
惠和会総合クリニック 岸田修先生は内視鏡検査のエキスパートだ

▲岸田修先生は内視鏡検査のエキスパートだ

【岸田修先生】大腸がん検診は、一次検診としては便潜血検査が行われています。毎年この検査を受けることで大腸がんの死亡が60%減ることが報告されています。しかし、大阪府では平均約15.6%と受診率が非常に低いといわれているため、一人でも多くの方に受けていただけるよう取り組んでいます。当院では、便潜血陽性の方の二次検診として大腸内視鏡検査を積極的に行っており、大腸ポリープが見つかっても25mm程度までなら同日外来で切除しています。クオリティーの高い検査、負担の少ない検査になるよう努めています。

Q胃がん検診について教えてください。
A
惠和会総合クリニック 上部・下部ともに内視鏡の設備をそろえている

▲上部・下部ともに内視鏡の設備をそろえている

【岸田修先生】胃がん検診は上部内視鏡検査を中心としています。検査自体は5~10分で終わります。大腸内視鏡検査と同様に、前処置からリカバリー時間を含めても2~3時間ほどです。細径の内視鏡を使い、鎮静剤を使って苦痛を和らげながら検査を行います。以前は細いカメラだと解像度に不安を感じることもありましたが、現在は機器の性能が上がってきていますので、細くても鮮明に患部を確認することができます。また、胃がんの多くにピロリ菌感染が関わっているということがわかってきました。検査で慢性胃炎が見つかった場合には、ピロリ菌検査を行って、当日中に除菌治療をするなど、迅速な対応で胃がんリスクの低減にも力を注いでいます。

Q肺がん検診について教えてください。
A
惠和会総合クリニック 複数のがん検診をまとめて受けられる、患者の負担に配慮した体制

▲複数のがん検診をまとめて受けられる、患者の負担に配慮した体制

【渡部晃平先生】肺がん検診はまず胸のレントゲン検査を行います。短時間でほとんど被ばくもない検査ですが、1枚のレントゲンからは多くの情報を得る事が出来ます。そこで異常が疑われた場合、胸部CTによる精密検査に進みますが、こちらも当院で検査が可能です。一般に、肺がんは初期症状がないため、症状が出た時にはすでにある程度進行しています。肺がんの治療はここ数年で劇的に進歩しましたが、完治させるにはやはり早期発見が必要で、そのために検診は必須です。この記事を読んでいる方にも、ヘビースモーカーで肺がんが心配、なんて方もいるのではないでしょうか。当院は禁煙の外来にも力を入れておりますので気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

片山 一朗理事長

当院では地域の皆さんの健康維持を第一に考え、幅広い診療はもちろんのこと、予防医療に重点をおいてきました。市の検診制度を使って5つのがん検診すべてが受診できるのは、当院の大きな特徴です。また、がん検診で大事なことは、自分にどのようなリスクがあって、そのリスクに対してどういった頻度で検査するべきか認識することです。「何から受診すればいいのかわからない」といったお悩みには、窓口やお電話、メールなどで、いつでもご相談に応じています。また、特定健診、人間ドック、各種検査にも対応し、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの検査を提案しています。まずは一度検診について考えてみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃がん検診/3万円~、大腸がん検診/3万5000円~、肺がん検診/2万1000円~、乳がん検診/1万3000円~、子宮がん検診/1万3000円~、人間ドック/2万5000円~

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