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地域に根差したかかりつけ医をめざし
予防やメインテナンスに注力

JR平野駅前歯科

(大阪市平野区/平野駅)

最終更新日:2023/05/15

JR平野駅前歯科 地域に根差したかかりつけ医をめざし 予防やメインテナンスに注力 JR平野駅前歯科 地域に根差したかかりつけ医をめざし 予防やメインテナンスに注力
  • 保険診療

高齢になっても「自分の歯を維持したい」と考えている人はたくさんいるだろう。そのためのケア方法やグッズはたくさんある。ブラッシング、フロス、マウスウォッシュ、そして歯科医院でのメインテナンス。「むし歯や歯周病の予防で大切なことは、自宅でのケアに加えてプロによる定期的なメインテナンスを途切れさせないことです」と話すのは「JR平野駅前歯科」の小川丈夫院長。長年勤めていた歯科医院の訪問診療での経験を通して、患者の口腔状態により全身疾患の進み方や病気の回復に大きな差があることを改めて実感したという。それらの経験を通し、現在は歯科衛生士をはじめとするスタッフとのチーム医療でさまざまなアプローチを用いて患者に予防歯科の大切さを伝えている。今回は、自宅でのケアや通院の大切さについて話を聞いた。

(取材日2023年4月17日)

口のトラブル予防には、自宅と歯科医院と両方でのケアが大切。予防歯科を促進し、全身の健康につなげる

Q痛み・自覚症状がなくとも、受診していいのでしょうか?
A
JR平野駅前歯科 早期発見・早期治療のため、定期的な通院が大切

▲早期発見・早期治療のため、定期的な通院が大切

もちろんです。そもそもむし歯や歯周病は初期には痛みがないまま進行する歯の病気。痛みや自覚症状がなくとも日頃から歯科医院に通院し、むし歯や歯周病になっていないかチェックを受けることが大切です。また、定期的に通院する習慣があれば、むし歯や歯周病などを初期の状態で発見し、早い段階で治療につなぐことができます。その分リスクや通院にかかる手間も費用も少なくて済むことは、大きなメリットだといえます。今はどこの歯科医院でも、定期的なメインテナンスを実施しています。特に小さなお子さんがいる場合は、幼い時から楽しく歯科医院に通うようにしておくと、大人になっても通院する習慣がついてとても良いでしょう。

Q自宅でのお口のケアは、どのようなことに注意すればいいですか?
A
JR平野駅前歯科 歯科衛生士によるブラッシング指導を積極的に行っている

▲歯科衛生士によるブラッシング指導を積極的に行っている

まずは、歯ブラシによるブラッシングを見つめ直すことをお勧めします。昨今はケアグッズがたくさん売られていますね。歯ブラシ1つとっても、さまざまな種類の商品が並んでいます。例えば歯ブラシのヘッドの大きさが違ったり、電動歯ブラシであったり。ほかにも歯間ブラシやフロス、マウスウォッシュ、舌用ブラシなど目的や機能に応じて多種多様な商品がそろっています。ですが、あれもこれもと使うには時間もかかりますし、面倒になって続かないかもしれません。ご自宅でのケアは毎日のことなので、効率良く済ませられるかも選ぶ際のポイントです。鏡の前でお口の中をチェックしながら磨くだけでも、いつもと違って丁寧に磨けると思います。

Q歯科医院で定期的なメインテナンスを受けるメリットは何ですか?
A
JR平野駅前歯科 定期的なメインテナンスでブラッシングで磨き切れない場所をケア

▲定期的なメインテナンスでブラッシングで磨き切れない場所をケア

どんなにきれいに磨いているつもりでも、ブラッシングだけでは磨き切れていない場所もあります。そこで重要なのがプロによる定期的なメインテナンスです。ブラッシングでも十分に食事の食べかすや汚れは取れるのですが、厄介なのは歯垢(プラーク)です。歯垢には細菌が数多く潜んでいて、これらの細菌が口臭や糖尿病、心臓疾患、脳血管疾患などの全身疾患のリスクを高める原因になっているともいわれています。歯垢はネバネバとして歯に強く付着しやすいという特徴があり、放っておくと固まり歯石になります。そうなるとブラッシングだけで除去するのは難しくなるため、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアで除去していく必要があるのです。

Q定期的なメインテナンスでは、どのようなことを行いますか?
A
JR平野駅前歯科 3ヵ月に1回を目安に通院することを勧めている

▲3ヵ月に1回を目安に通院することを勧めている

定期的なメインテナンスでは、歯科衛生士が歯周病が進行していないかどうか歯周ポケットの深さを測る検査を行い、スケーラーと呼ばれる機械を使って歯石を取っていきます。その後、TBIというブラッシング指導を行います。歯磨きをしない人はほとんどいませんが、正しく磨けている人も意外に少ないものです。どのような癖があり、磨き残しが出やすい場所はどこかを確認しながら自分に合った指導を受けることが大切です。またお口のサイズに合った歯ブラシや歯間ブラシなどもアドバイスします。通院は患者さんのお口の状態によって異なりますが、大体3ヵ月に1回を目安に通うことをお勧めしています。

Q定期メインテナンスや歯周病治療は保険診療で受けられますか?
A
JR平野駅前歯科 自宅でのケアもプロによるケアもどちらも大切な予防歯科

▲自宅でのケアもプロによるケアもどちらも大切な予防歯科

はい、保険診療で受けられます。ほかの病気や診療科と違って保険診療内で予防を目的に通院できるのは歯科ならでは。 一度削ってしまうと歯が元に戻ることはありませんから、それだけ予防やメインテナンスが重要ということです。歯周病治療に関しては、不安定な状態の時には月1回くらいのペースでの通院が必要です。ですが、続けることが大切なので諦めずに根気強く頑張りましょう。予防歯科には、ご自宅でのケアもプロによるケアもどちらも同じくらいに大切です。お口の中を清潔にして歯だけでなく体全体の健康を保ち、いつまでも元気に過ごしていただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

小川 丈夫院長

今まではコロナ禍におけるマスク生活でお口の健康を後回しにしていた人が多いのではないでしょうか。徐々にマスクを外すことのできる生活を迎えるにあたり、ぜひ一度、歯科医院での診療をお勧めしたいです。働き盛り世代、育児や介護をしている人、妊婦さんなど今は忙しくて歯科医院に行く暇がないという時もむし歯や歯周病のリスクはあります。また、ご高齢で歯がない人も定期的なケアは肺炎予防などの面で大切です。当院は小さいお子さまからお年寄りの方まで、すべての年代の方々にとって通いやすく愛着を持っていただける歯科医院をめざしております。気軽にご来院いただき、どんなことでもご相談ください。

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