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審美面だけではなく機能改善も図る
長持ちをめざした矯正治療

三宅歯科医院

(中間市/通谷駅)

最終更新日:2023/09/12

三宅歯科医院 審美面だけではなく機能改善も図る 長持ちをめざした矯正治療 三宅歯科医院 審美面だけではなく機能改善も図る 長持ちをめざした矯正治療
  • 自由診療

歯並びを整え、笑顔をすてきにすることをめざす矯正治療。見た目を改善する目的で治療を希望する人が多いものの、実際には噛み合わせを整えて清掃性を向上させ、歯の寿命を延ばすことをめざし、機能面を改善させることが重要なポイントだ。また子どものうちから歯列を管理することができれば不正咬合の予防につながり、大人になってからの矯正治療を回避することもめざせるのだという。「三宅歯科医院」の三宅佑宜先生は「矯正治療は口腔の機能面を改善することがベース。長く自分の歯で噛み続けるためにも欠かせない治療」だと強調する。そんな三宅先生に、矯正治療のメリットや治療のポイントなどについて詳しく話を聞いた。

(取材日2023年8月5日)

口腔機能を改善し見た目も向上を図る矯正治療。モチベーションを維持させるためゴール設定を明確に

Qこちらでの矯正治療にはどんな種類のものがあるのでしょうか?
A
三宅歯科医院 患者に寄り添った治療を提供する三宅佑宜先生

▲患者に寄り添った治療を提供する三宅佑宜先生

当院では子どもから大人まで、幅広い世代の矯正治療に対応しています。大人の方に関してはマルチブラケットを使った外科手術を伴わない矯正治療を適応しています。基本的に表側矯正のみに対応していますが、裏側にブラケットをつける舌側矯正は患者さんの違和感が強いので、今後はマウスピース型の装置を用いた矯正の導入を検討しているところです。また子どもの矯正については顎の成長のコントロールを主体としながら、一人ひとりの状態に合わせた治療を実施しています。場合によっては顎内矯正装置、顎外矯正装置を使って歯列を改善していくのですが、装置はほぼオーダーメイドのような状態で作製していくので、細かな調整も可能です。

Q矯正を行う目的や期待できるメリットについて教えてください。
A
三宅歯科医院 矯正治療は、歯並びだけでなく口腔機能の改善にも役立つ

▲矯正治療は、歯並びだけでなく口腔機能の改善にも役立つ

不正咬合の改善につながれば、歯の寿命を延ばすことも望める点が大きなメリットだと思います。歯並びの乱れが大きいと歯磨きが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高まりますからね。出っ歯や受け口などにコンプレックスを感じ、思い切り口を開けて笑うことができないという方もいらっしゃると思いますが、そういった審美面の改善も望めます。確かに矯正治療というと見た目を整えるための治療というイメージが強いのですが、口腔の機能面の改善を図ることが前提です。一見歯並びが整っているように見えても、調べてみると顎のバランスが悪かったり、咬合に問題があったりするので、長く自分の歯で噛み続けるためにも欠かせない治療だと考えています。

Q治療を行う際に心がけていることをお聞かせください。
A
三宅歯科医院 十分な説明と、しっかりとした計画の上で治療がスタート

▲十分な説明と、しっかりとした計画の上で治療がスタート

矯正治療は虫歯や歯周病の治療のように、痛みなどの症状があるからと歯科にかかるわけではありません。ですが治療が始まると、歯を動かすことに伴って痛みが出てくるもの。しかも年単位で長期間の治療になりますから、患者さんのモチベーションが続くように最終的なゴール設定をしっかりと行うことを心がけています。治療中にはこまめに状況を伝え、安心してもらうことも重要だと考えています。私たちは1ヵ月に1度チェックしていくので変化もわかるのですが、患者さんは自分の歯を毎日見ているのでなかなか実感できないんです。ですから口腔内の写真を撮って実際に見ていただくことも大切にしています。

Q子どものうちから矯正を始めるメリットは何でしょうか?
A
三宅歯科医院 子どもには将来を見据えた矯正が重要

▲子どもには将来を見据えた矯正が重要

小さなうちから顎の成長のコントロールを図ることで、大人になった時に矯正治療をせずに済むようにすることもめざせますし、矯正が必要だとしても治療期間が短く済んだり、負担を軽減したりすることにつながります。矯正装置に頼らず、舌の位置や食事の仕方など悪習を直せば歯並び改善につながることも。ですから、まずは顎や歯の成長具合、噛み合わせや歯並びに問題がないかをチェックすることが重要です。受け口の場合は早めの受診が良いのですが、一般的には上下の前歯4本ずつが永久歯に生え変わったタイミングが矯正治療のスタート時期。上手に椅子に座れるのであれば、乳歯が生え始めた頃から専門家に管理してもらったほうが良いでしょう。

Q治療の流れや治療期間について教えてください。
A
三宅歯科医院 矯正終了後も定期的なメンテナンスが必要

▲矯正終了後も定期的なメンテナンスが必要

まずはレントゲンや歯型の採取、口腔内写真などで検査を行い、現状の歯並び、噛み合わせの問題点を抽出して診断を行います。お子さんの場合、必要に応じて顎の成長コントロールを図り永久歯の観察などを行っていきます。顎や歯の成長が終わった大人であれば、検査結果に基づいて抜歯の有無を確認し実際の矯正治療に入っていきます。治療期間に関しては子どもの場合は経過観察の時間などを含むため一概に言えませんが、大人では抜歯をしない矯正治療で1年から2年、抜歯を伴うと2年半から3年ほど。歯並びを矯正したからといって虫歯や歯周病になったり、後戻りしたりしては元も子もありませんから、治療後も定期的なメンテナンスが必要です。

ドクターからのメッセージ

三宅 佑宜先生

矯正治療は自由診療になるため治療費も高額ですが、歯がガタガタで清掃性が悪く虫歯ができやすかったり、不正咬合によってものが食べにくかったり、リスクを回避するために必要な治療と考えています。歯がなくなってしまうと噛むことができず、結果、全身の健康にも関わります。当院は矯正の専門家と一般歯科の専門家がいるので、矯正治療だけではなく、虫歯や歯周病、インプラント治療など、幅広く対応できるのが強み。さまざまなお口のトラブルを一つのクリニックで完結することが可能です。顎の歪みなど外科手術が必要な矯正に関しては大学病院を紹介することもできますので、まずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正/65万円~、小児矯正/5万円~、インプラント治療/38万円~

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