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各分野に特化したリハビリテーションで
生活の質向上や機能回復を

黒田整形外科医院

(福岡市早良区/次郎丸駅)

最終更新日:2023/06/28

黒田整形外科医院 各分野に特化したリハビリテーションで 生活の質向上や機能回復を 黒田整形外科医院 各分野に特化したリハビリテーションで 生活の質向上や機能回復を
  • 保険診療

骨折や椎間板ヘルニア、関節リウマチ、変形性膝関節症、脳梗塞など、各疾患で身体に障害が生じた場合、リハビリによって運動機能や動作能力の回復を図る。その在宅生活や仕事・スポーツ活動への復帰をめざすアプローチは、患者の状態によってさまざまだ。痛みやしびれなどで日常生活に支障を来している患者の来院が多い「黒田整形外科」では、医師と看護師、そして総勢約30人に及ぶ言語聴覚士、理学療法士、作業療法士によるチーム医療を実施。関節リウマチが専門の黒田大輔院長は、痛みが強くリハビリが困難な関節リウマチの患者でも薬物療法を併用することで、リハビリが可能になるケースも少なくないと話す。また、無料送迎を行うなど、患者が通いやすい環境も構築。そんな同院で受けられるリハビリの特徴について詳しく聞いた。

(取材日2023年4月17日)

医師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士によるチーム医療を実施。通院が困難な患者には無料送迎も

Q治療は患者さんと二人三脚で楽しみながら行っているそうですね。
A
黒田整形外科医院 患者の気持ちに寄り添った、地域に密着したクリニック

▲患者の気持ちに寄り添った、地域に密着したクリニック

治療というと、どうしてもネガティブな印象を持たれがちですよね。リハビリに関しても痛みへの不安がある方も多いのではないでしょうか。たしかに、術後に各部位を動かしていくこともありますので、痛みがまったくないわけではありませんが、動かさなければ筋肉が落ち、望まれる改善のゴールが遠のいてしまいますので、適した時期に開始することが大事です。そしてリハビリは根気強く続けることが重要。となると、楽しくなければ続きませんよね。当院は父の代から地域に根差し、かかりつけとしてご利用くださる方も多いので、スタッフと顔見知りだったり、気軽に来院いただけることも継続して来てくださっている要因の一つではないかと思います。

Qそもそもリハビリの目的は何でしょうか?
A
黒田整形外科医院 適切なリハビリを行うことで、患者の生活の改善をめざす

▲適切なリハビリを行うことで、患者の生活の改善をめざす

部活動中の骨折、靭帯損傷、外傷などを負った学生の方、高齢の患者さんも骨粗しょう症が原因で骨折しやすくなっている方、膝・肩・腰の痛みを訴えられる方など、さまざまな痛みに関する悩みを持って皆さん来院されます。医師はまずその痛みの原因となっている箇所を修復するために、手術、ギブスなどの固定装置、注射などでアプローチします。その後、リハビリも取り入れ、生活の質や運動機能を回復させることをめざす段階へ移行。このように通常の診療と組み合わせることで相乗効果を期待するケースや、術後の次なるステップとしてリハビリに進む場合もあります。つまり、本来の状態に戻すためにリハビリがあると言えるでしょう。

Q来院される患者さんの年齢層と主訴について教えてください。
A
黒田整形外科医院 充実したリハビリ空間で熟練したスタッフたちがサポート

▲充実したリハビリ空間で熟練したスタッフたちがサポート

午前は高齢の方、夕方は学生の方から徐々にお仕事帰りの方というように、時間帯で年代が変わりますが、皆さん共通している主訴は「痛み」。それ以外にも体のバランスを崩して転倒しやすいといった方もいらっしゃいます。このような不調に関するアプローチとして、やはりリハビリは重要です。骨粗しょう症の方であれば骨に刺激を与えることで骨密度アップを図るために、足や手の可動域を広げる必要があれば、硬い筋肉をほぐすために、リハビリは欠かせません。そして持続できる意欲。当院にはスタッフとの会話を楽しみに通ってくださる患者さんが多く、それが継続する力にもなっているように感じます。何事も楽しくないと続きませんからね。

Q無料送迎など継続して通える環境づくりにも注力されていますね。
A
黒田整形外科医院 患者の通いやすさを大事にしている

▲患者の通いやすさを大事にしている

ええ。リハビリに行きたくても足がないから通えないという方が多かったものですから、そのニーズにお応えすべく無料送迎を始めたのがきっかけでした。想像以上にご利用を希望される方が多く、開始当初は2台だったのですが、今では12台に増え、早良区、西区、城南区をメインに送迎可能範囲もかなり広がりましたね。この辺りにお住まいの方は当院の送迎車を見かける機会が多いことから、無料送迎サービスを実施していることをご存知の方もかなりいらっしゃいます。そういった方々のクチコミで来院される方もいるようです。患者さんのほうから来院時に「送迎お願いします」とおっしゃることが多いので、周知されていることを実感します。

Qリハビリはチーム医療で患者さんを支えているとお聞きしました。
A
黒田整形外科医院 密に情報共有を行い、チーム医療を体現している

▲密に情報共有を行い、チーム医療を体現している

医師と看護師に加え、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士が約30人いますので、チームで連携しながら各患者さんのサポートに努めています。2階フロアはすべてリハビリで使用。かなり広いスペースです。外来はさらに医療リハビリと介護リハビリというように、患者さんの状態によってリハビリの内容も異なりますので、各部門ごとにまとめ役を配置し、情報共有しながらチーム医療を行っています。また、個別の相談にも直接私が受けて指示を出します。このように、各分野に長けたスタッフが集結していることや、医師とスタッフ、そしてスタッフ間の風通しの良さも、安心して来院いただける当院ならではの特徴ではないかなと思います。

ドクターからのメッセージ

黒田 大輔院長

人の体は動かさないと筋肉は痩せ細り、最終的には歩行できなくなる恐れもあります。動かしていても予期せぬけがや、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、関節リウマチのように、痛みで動けなくなることもあるでしょう。医師が直接的な原因に適切な処置をし、その後リハビリを取り入れるというのが当院の基本的な流れです。現在、リハビリの保険の仕組みも医療と介護保険で分かれており、戸惑う方も多いのではないでしょうか。当院は相談窓口としても対応可能ですし、診断、手術、入院、リハビリと包括的な医療の提供と、無料送迎などストレスなく通院できる環境を整えています。些細なことでも構いません。お困りの方はお気軽にご相談ください。

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