多角的な視点を生かした診療と
多種多様な検査で病気の早期発見を

多角的な視点を生かした診療と多種多様な検査を行える充実した環境で、地域の健康寿命延伸をめざす

Q適切な診断のため豊富な検査機器を導入されているそうですね。

A

▲充実した環境で、患者の意思を尊重しながら治療を進めていく

CT検査、超音波（エコー）検査、心電図、エックス線、胃・大腸カメラ、呼吸機能検査、血液検査装置などの医療機器を導入し、適切な検査かつ迅速な診断につなげています。早期発見できれば、時間をかけずに完治をめざすことも望めると思うので、そのためにさまざまな機器を導入しています。早く健康を取り戻せるのが一番ですからね。幅広い検査が受けられる環境は、病気の早期発見をめざせるのはもちろん、各診療科に通わずに済みますので、患者さんのご負担軽減にもつながると思います。医師も患者さんの全身状況を把握しやすく、多角的に診た上で治療を進めることができます。そのため双方が安心して治療に臨めるよう環境を整えました。

Q内視鏡検査について詳しく教えていただけますか？

A

▲先進の内視鏡検査装置を導入。健康に関することは何でも相談を

まず胃の内視鏡検査は、胃がん、胃潰瘍、ピロリ菌、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、食道がん、胃のポリープなどを見つけるために有用です。すでに、胃痛、胸やけ、腹痛、食欲不振などの症状がある方はそのままにせず、早めにご受診ください。症状がなくても40代になったら2～3年に1回の検査を呼びかけています。一方、大腸の内視鏡検査については、大腸がん、大腸ポリープ、腸炎、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室炎などの疾患を見つけるために有用です。便潜血、腹痛、下痢、便秘の症状がある方は要注意。症状が出てからでは遅い場合も多々ありますので、症状がなくとも40歳になったら定期的な受診を心がけましょう。

QCT検査や血液検査にも注力されていると伺いました。

A

▲先進のCT検査装置を完備。血液検査の結果はその場で説明

CT検査の適用は幅広いため、さまざまな疾患の発見に有用です。例えば、脳出血、脳梗塞、肺がん、肺炎、肺気腫、胸水、大動脈解離、肝臓腫瘍、胆嚢炎、胆石、膵臓がん、腎臓腫瘍など、多岐にわたる疾患を見つけるために有用です。当院でも各部位の痛みや違和感などの症状がある場合、もしくは疑わしい病気がある場合など、さまざまな場面で活用するようにしています。また、血液検査もなくてはならない検査で、さまざまな主訴に対する原因を探る際など非常に役立ちます。例えば、発熱や咳、全身倦怠感などの急性疾患、糖尿病など生活習慣病などの慢性疾患の場合も血液検査を実施。各項目の数値を調べることで、把握できる病気が数多くあります。

Q健康診断や各種検診にも取り組まれているそうですね。

A

▲治療が必要な病気を早期発見するために、定期的に受診しよう

生活習慣病に関する健康診断とがん検診は特に力を入れて取り組んでいます。糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、悪化するとさらなる疾患を招いてしまう恐れがありますので、そうならないための手立てを講じることが重要。早期発見という意味では、胃と大腸の内視鏡検査もそうですし、がんに限らず早い段階で病変を見つけることに努めています。予防に関しては、患者さん自身に日常生活で取り組んでいただきたいことも多々ありますので、提携している病院での栄養相談も実施。食事や運動など、生活を見直すことで予防が望める病気はたくさんあります。健康寿命延伸のためにも生活習慣改善と定期的な受診を呼びかけています。

Q小児科診療も行っているので親子での受診もできて便利ですね。

A

▲明るく開放感あふれる院内。幅広い世代が安心して受診できる環境

私自身、小さな子どもが3人いますので、子育て世代の大変さはリアルタイムで実感中です。子どもは特にさまざまな病気にかかりますから、そのたびにきょうだいにうつったり、時には親が感染することも。仕事をしながら子どもの世話にご自身の体調管理まで……。時間は限られていますので、やりくりが大変です。そのため、親子一緒にという受診のしやすさを重視。予防接種も行っていますので、お子さんの予防接種の際にご自身の診察を希望することも可能です。できるだけ親御さんのご負担を軽減できるよう、柔軟な対応をいたしますので、ご要望等ございましたら、遠慮なくご相談ください。できる限り寄り添った対応に努めます。