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乳がん検診受診の目安
少しでも気になることがあれば受診を

リボーンレディースクリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2022/08/10

リボーンレディースクリニック 乳がん検診受診の目安 少しでも気になることがあれば受診を リボーンレディースクリニック 乳がん検診受診の目安 少しでも気になることがあれば受診を
  • 自由診療

立川駅から徒歩で約5分、ビルの4階に位置する「リボーンレディースクリニック」。あらゆる年代の女性の心と体のケアに取り組み、地域の女性患者に対し熱い思いを抱く「女性のための総合診療科」をモットーとするクリニックである。2019年6月から院長を務める竹田奈保子先生は、産婦人科医師には少ないともいわれる日本乳癌学会乳腺専門医の資格を取得。乳房の専門家として、乳がん検査をはじめ、女性の症状を総合的に診断する。3Dマンモグラフィ、乳腺超音波装置など各種検査機器を導入し、「10年先、20年先のご自身のために、1年に1回は、検診などで健康状態をチェックしましょう」と話す。丁寧で親身な診療を続ける竹田院長に、乳がんの動向や、同院で受けられる検診について詳しく聞いた。

(取材日2019年7月8日/更新日2022年8月9日)

3Dマンモグラフィ、乳腺超音波装置を導入。乳腺専門医が、一人ひとりの患者に即した検診メニューを提案

Q乳がんの主な症状について教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 乳腺専門医として、わかりやすく解説してくれる竹田院長

▲乳腺専門医として、わかりやすく解説してくれる竹田院長

ライフスタイルの変化、食生活の欧米化、出産年齢の高齢化なども関係しているといわれ、乳がんは、ここ30年で急激に増えています。近年、国内では女性の9人に1人が、生涯の間にかかるともいわれています。乳がんの症状としてあげられるのは、乳房のしこりやひきつれ、分泌物が出る、痛みなどですが、これらの症状が、すべて乳がんに結びつくわけではありません。乳がんは、罹患率は上がっていますが、早期発見をすることで、回復もめざせます。普段から自分の乳房の状態を知り、上記の症状以外にも「何かおかしい」「いつもと違う」などと感じたら、迷わず乳腺外科など、乳房の病気の専門クリニックを受診することをお勧めします。

Q乳がんを判別するにはどんな検査がありますか?
A
リボーンレディースクリニック がんの早期発見のため個人に適した検査を行う

▲がんの早期発見のため個人に適した検査を行う

触診、マンモグラフィ、乳房超音波検査などがあります。乳房専用のエックス線検査であるマンモグラフィは、乳がんの早期発見に有用な画像診断装置の一つとして知られています。しかし、日本人の女性は、マンモグラフィだけではがんの有無を判別しづらい、乳腺の密度が濃い「高濃度乳房」の方が多いのです。がんの発見率をより向上させるために、マンモグラフィに加え、乳腺に超音波をあてて診断する超音波検査を併用して行うケースも増えてきています。当院では、より詳しい検査が図れる3Dマンモグラフィ、超音波検査器を導入し、患者さんと相談しながら、その方に適した検査を行います。

Qこちらのクリニックならではの特徴について教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 患者一人ひとりに合わせた治療計画を提案する

▲患者一人ひとりに合わせた治療計画を提案する

私は産婦人科医師でありながら、日本麻酔科学会麻酔科専門医に加え、このたび産婦人科医師には少ないという乳腺専門医の資格を取得しました。乳腺専門医は、乳がんにおける薬物療法、手術療法、乳房再建、放射線、病理など、多岐にわたって幅広い知識が必要です。これらの知識を踏まえた上で、診察や検診でがんをより小さい段階で見つけることに努め、がんが発見された場合、治療にはどのような選択肢があるのか、治療中に必要な婦人科検診や妊孕性の相談などについて、患者さん一人ひとりに対して総合的な診療を図れるところが大きな特徴だと思っています。

Qこの地域では、自治体などの補助もあるそうですね。
A
リボーンレディースクリニック 豊富な検査メニューを取りそろえる同院

▲豊富な検査メニューを取りそろえる同院

当院では、立川市の乳がん・子宮がん検診、国立市の乳がん検診を受診していただくことができます。40歳以上の方を対象に、クーポン券配布による補助もありますのでご利用ください。立川市、国立市以外の方も、お誕生日をきっかけに検診を受けていただきたいと考え、「お誕生日検診コース」や、ママ友を誘って受けていただく「ママとも検診」、金曜日限定の託児つきの検診など、当院独自の取り組みも行っています。乳がんに特化したものから子宮がん検診とセットになったものまで、さまざまな内容を組み合わせた幅広い選択肢をそろえていますので、生涯お付き合いができるかかりつけ医としてご相談ください。

Q受診の目安と、注意すべき年代層について教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 診療室や院内の随所にピンクリボンのモチーフが

▲診療室や院内の随所にピンクリボンのモチーフが

乳がんの検診は、一般的には「40歳を過ぎたら」といわれていますが、これまでの患者さんの中には、20代で発症した方もいます。「まだ○歳だから」などと年齢にこだわることなく、ご自身の体や乳房のことをきちんと知りたいと思った時が、受診のタイミングなのではないでしょうか。年齢階級別罹患率でみた女性の乳がんは、30代から増加をはじめ、40代から50代でピークを迎え、その後は次第に減少します。しかし、60代後半でまた増え始めますので、注意が必要です。人生100年時代といわれる今、10年先、20年先も元気で輝く自分自身のために、1年に1回、ご自身の健康状態を知ってほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

竹田 奈保子院長

先ほども申し上げましたが、乳がんは、早期発見すれば「病気と縁がなくなった」というところまで回復をめざせる場合もある疾患です。だからこそ、検診を受けていただき、「早く見つける」ことがとても大切です。乳房の状態が、「いつもと違う」と感じた方はもちろん、「家系内に乳がん患者がいるので自分もかかるかもしれない」と心配な方など、少しでも気になることがあれば、お気軽に足をお運びください。患者さんがどんな言葉を求めているのか常にアンテナを立て、しっかりと話を聞き、どんな検査をしてどのようにフォローアップしていくかを一緒に考えていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診(マンモグラフィ)/8800円~、乳がん検診(超音波検査)/7700円~、乳がん検診+子宮がん検診/2万5300円~、詳細はクリニックへお問い合わせください。

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