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歯が痛くなる前のアプローチ
笑顔と口元の健康を守る予防歯科

津田デンタルクリニック

(千代田区/麹町駅)

最終更新日:2023/04/21

津田デンタルクリニック 歯が痛くなる前のアプローチ 笑顔と口元の健康を守る予防歯科 津田デンタルクリニック 歯が痛くなる前のアプローチ 笑顔と口元の健康を守る予防歯科
  • 保険診療

麹町駅近くの「津田デンタルクリニック」は、子どもから高齢者まで幅広い年代の患者が通院する歯科医院。近隣に職場のある働き世代の患者も多く、虫歯や歯周病の治療をはじめ、治療後のメンテナンスや予防にも力を入れているのが特徴だ。津田宏尚院長は「食べる喜びは生きる喜び」をしっかり感じてほしいとの考えから、歯と口腔の健康を守り、健康寿命に結びつけていくことをめざしている。マスク生活が変化する中で、歯の健康や口元のきれいさが、改めて気になる人も多いことだろう。そこで、「お口をきれいにすっきりさせるために、美容院に通うように気軽に歯科医院に通ってほしい」と語る津田院長に、知っておきたい予防歯科のポイントについて聞いた。

(取材日2023年3月9日)

しっかり噛んで食べることは充実した人生につながる。 歯科医師や歯科衛生士とチームで守る口の健康

Qこちらではメンテナンスを大切にしているそうですね。
A
津田デンタルクリニック 患者の歯を守りたいと笑顔で話す院長

▲患者の歯を守りたいと笑顔で話す院長

自分の歯でしっかりと噛むことができれば、高齢になっても食事を楽しむことができ、体の健康を維持することにつながります。そして、お口には食べる、飲む、話すとさまざまな機能があり、口全体でその機能を果たしています。ですから一本の歯だけを診ていても、問題は解決しないことが多いのです。個々の歯を丁寧に調べて治療するのはもちろんですが、その上でお口がきちんと機能を果たせるように、全体のバランスを診ることが大切です。そのためには、やはり予防が大切になってきますが、ご自分で歯磨きするだけではどうしても不十分なところがあり、そこから歯が悪くなります。ですから、歯科医院でのメンテナンスが重要と考えています。

Qこちらの予防歯科の特徴について教えてください。
A
津田デンタルクリニック 多忙な患者のニーズにも応えるために機器を充実させている

▲多忙な患者のニーズにも応えるために機器を充実させている

当院ではまず染め出しを行い、お口の中の磨き残しや汚れを可視化します。次に専用の機器を活用し、歯の表面を磨きます。可視化することで、患者さんの磨き方の癖などを歯科衛生士が把握でき、適切な指導をすることができるのです。その後、歯石の除去を図ります。基本的に、1回に30分から1時間かけて丁寧に清掃や歯石除去、家庭での歯磨きやケアの指導を行います。当院の衛生士は、患者さんのお口の状態や磨き方の癖などをよく把握して、弱点を克服できるようにお手伝いしています。また患者さんとよくお話をして、生活習慣や環境に応じた無理のないケアを提案することや、予防への意欲を高めることも心がけています。

Q院内ではどのように連携しているのですか。
A
津田デンタルクリニック 患者からは見えない衛生管理にもこだわりを持っている

▲患者からは見えない衛生管理にもこだわりを持っている

私は、お口の健康を守るために、患者さんと私たちは一つのチームだと考えています。予防の中心となるのは歯科衛生士ですが、受付スタッフも患者さんのお口の中をいい状況に持っていくという意識を持ち、クリニック全体で患者さんを診るという姿勢を大切にしています。そのために患者さんの情報を治療記録やメモ、あるいは伝言でも共有することを心がけています。歯科医師に言いにくいこともスタッフには話しやすい場合もありますし、治療内容を受付スタッフが把握していれば「今日は大変でしたね」という一言がかけられます。歯科技工士とも患者さんの特徴やニーズを共有し、かぶせ物や義歯の作製を依頼する際も綿密に連携していますね。

Qホームケアで気をつけるべきポイントを教えてください。
A
津田デンタルクリニック ケアの仕方を知ることで、患者自身の知識向上にもつながる

▲ケアの仕方を知ることで、患者自身の知識向上にもつながる

奥歯の内側や歯の重なり合っているところ、カーブになっている部分などは自分では磨きにくいものです。また舌で触ってざらざらする、ブラッシングすると血が出る、歯の変色などは汚れのサインです。小さい虫歯や歯周病、噛み合わせの不具合など、ご本人の気づかない問題が起きていることもあります。100%きれいにすることは無理でも、定期的に歯科医院で清掃やメンテナンスを受け、指導されたホームケアを実践すれば、どなたでもある程度はきれいにできるものです。磨き残しなどの弱点は長い間の習慣となっているものなので、すぐに克服することは難しいですが、ここが弱点だと意識すると少しずつ改善していくと思います。

Q予防はいつから始めたら良いのでしょうか。
A
津田デンタルクリニック 「患者さんと当院に関わるスタッフは一つのチーム」と語る院長

▲「患者さんと当院に関わるスタッフは一つのチーム」と語る院長

歯を守るためには、できれば若いうちから定期的に歯科医院を受診していただきたいですね。特に小学校高学年から中高校生の時期は、間食も増え、親御さんの目も行き届かなくなるため、歯が悪くなりやすい時期です。ご家庭で予防について話をするなど、健康意識を高める環境づくりをしてください。また予防にはできるだけ早くから取り組んでいただきたいですが、手遅れということはありません。今日からでも始めれば、それだけお口の健康を良くすることができるものです。若い方も働き世代の方も、ホームケアの指導を受けて予防に取り組み、できれば3、4ヵ月に1度、最低でも半年に1度は歯科医院に通い、清掃やメンテナンスを受けてくださいね。

ドクターからのメッセージ

津田 宏尚院長

当院は、お口の中をすっきりときれいにするために、美容院のように気軽に通える歯科医院をめざしています。長く予防歯科に通われている患者さんは、高齢になってもお元気で、食事をおいしく召し上がっている方が多い印象があります。歯科医院は苦手という方も少なくないと思いますが、痛い治療を受けたくない方にこそ、痛くなる前に歯科医院に通い、予防をしっかりと受けてください。マスク生活が終わってくると、会食や交流の機会も増え、口元が目立つようになることでしょう。自信を持ってマスクを外せるように、歯科医院をうまく利用して適切な予防に取り組み、健康なお口で充実した人生を過ごしていただきたいと思います。

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