欠損した歯の代わりを担う
第2の歯とも呼ばれるインプラント治療
デンタルクリニック江戸川橋
(文京区/江戸川橋駅)
最終更新日:2023/05/17
- 自由診療
虫歯や歯周病、あるいは負傷などで歯を失ってしまった場合、どのような治療を受けるのがいいのか悩むこともあるだろう。最近ではインプラント治療について耳にすることが増えたが、果たしてどんな治療なのか、まだあまりよくわかっていないという人も多いだろう。インプラント治療に力を入れている「デンタルクリニック江戸川橋」の小川理栄院長は、「インプラントは自身の歯の感覚にかなり近く、いろいろなメリットがあります。天然歯の優秀な代替品と言えるでしょう」と話す。具体的にどんなメリットがあり、どのような人に適応するのか、小川院長に話を聞いた。
(取材日2019年12月2日)
目次
人生100年時代を歯から支えていくインプラント治療
- Qインプラント治療とはどのような治療ですか。
-
A
インプラント治療で入れた歯は第2の歯とも呼ばれ、損失した歯の部分に人工歯根を埋め込み、人工の歯を作る治療法です。損失した歯の治療法として義歯、ブリッジ、インプラントの選択肢がありますが、インプラント治療はその中でも機能性や審美性において優れていると考えられます。インプラント治療は、ブリッジのように自身の健康な歯を削ることなく、ほかの歯への負担が少なくてすみます。噛む力も義歯などに比較すると強く、食べ物の制限がなくどんな食事でも楽しめます。損失した天然歯の代替品としてとても優秀なものと言えるでしょう。最近では治療技術も進化していて、治療期間もかなり短期間で終えることができるようになってきました。
- Qどんな患者さんにお勧めしているのでしょう。
-
A
当クリニックでは、健康志向の高い方、元気で長生きしたいと思っている方にはぜひお勧めしたいと考えています。というのも、先ほどお話したようにブリッジでは両サイドの歯を削り連結した歯を入れることで健康な歯を傷つけますし、両サイドの歯に大きな負担がかかることになります。入れ歯でも引っかける歯に負担がかかるなどして、いずれさまざまなトラブルが起きやすくなります。天然の歯、自身の歯はなるべく傷つけたくない、ずっと守っていきたいと考えている方には、このインプラント治療をお勧めしたいですね。またインプラントは舌の動きに何ら影響を与えませんので、滑舌が重要な方、話すことの多い職業の方にもお勧めしたいですね。
- Q具体的なメリット、デメリットを教えてください。
-
A
これまでお話したように、ほかの健康な天然歯を傷つけることなく治療ができる点が大きいですね。また食事を自由に楽しめる点もメリットです。実は、私は東洋医学を勉強しており、薬膳にも詳しいのですが、体に良い食材としてアワビやすっぽん、黒ゴマ、コンブなどが挙げられます。硬くて噛みにくいアワビや入れ歯にはさまりやすいゴマなどもインプラントなら気にすることなく食べることができるでしょう。デメリットとしては、やはり自費診療となること。また、糖尿病など全身疾患のある方へのデメリットも言われていますが、最近ではきちんとコントロールできれば、さほどナーバスになる必要なく治療を受けられるようになってきています。
- Q患者さんが安心できるよう工夫されていることはございますか。
-
A
患者さんの気持ちをよくくみ取ってお話するようにしています。治療中は、まぶしいライトによって視界が遮られるので患者さんはより一層、不安感が募ると思います。見えない分、耳の方が敏感になっていて、器具を取り上げる時の音にもビクッとするでしょう。ですので私は治療中、「今からこんなことをします」「今、この器具を取りました、次にこんなことをしますよ」などとずっと話しかけています。治療を終えた時には、喉がカラカラになるほどです(笑)。手術が怖いという方も多いですが、そんな患者さんの不安な気持ちに寄り添いながら、当院では治療を進めるようにしています。
- Q治療後のメンテナンスについて教えてください。
-
A
インプラント治療をした後はメンテナンスが必要です。定期的にクリーニングを行い、何かトラブルが起きた時には早期に改善することが大切です。当クリニックでは30年先を見越した治療を基本としていて、30年先も良い状態を維持できること、それが健康で自信に満ちた人生につながると考えています。インプラント治療後のメンテナンスを怠るとどうなるかといいますと、例えば、どれだけ良いスーツを買ったとしても、その後メンテナンスをしなかったら、生地がダメになって、着れなくなってししまうと思います。ですので、定期的にメンテナンスに来て口腔環境をいつも整えるようにしてくださいね。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/21万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。